行動の先取りは潜在意識にどのような影響を及ぼすのか?
今回は「先取り」についてのお話です。
よく引き寄せでは、
「すでに夢が叶ったかのような行動を先取りでしましょう」
と言います。
こうした先取り行動をすると潜在意識はどのように変化するのか?
なぜ先取りによって本当に望むものが引き寄せられるのか?についてです。
潜在意識は「不協和」が嫌い
まずは行動の先取りについてお話する前に、「認知的不協和」についてお話しますね。
認知的不協和ってなに?というと、
「自分の中で矛盾するものを同時に抱えた状態。また、そのときに覚える不快感」
のことです。
ちょっとこれだけだとわかりにくいですね(;^ω^)
たとえばですがあなたが、道を歩いていてなんだか困っている様子の人を見つけたとします。
「あの人、困ってるみたいだから手伝おうかな?」
と思ったけど、なんとなくそのまま通り過ぎてしまった…ということがあったとして、
こういうのって、なんか自分が通り過ぎちゃったことにちょっとモヤッとくる感覚がありませんか?
なんでモヤッとくるかというと、このとき、
○あなたの抱いている思考→手伝いたい
○あなたが現実で実際に取った行動→手伝わない
と、思考と行動が矛盾していますね。
自分の考えていることと取った行動が矛盾したことに不快感を感じ、モヤッ…とくるんです。
自分の取った行動に思考を合わせて矛盾を解消する
そうすると人はモヤモヤを解消したいがために、
「いや、だって私はいまちょっと急いでるし…手伝えないもん…」
というふうに思いはじめたりします。
自分の取った行動「手伝わなかった」に合わせて、
「手伝いたい」という思考を「急いでるので手伝えない」にあとから変更する。
すでに取ってしまった行動「手伝わない」はどうしても取り消すことはできませんよね。
取ってしまった行動をいまさら変えられない以上、「思考」を変えるしかないです。
それによって、
あなたの思考→私は急いでいるので手伝えない
あなたの現実での行動→手伝わない
これで考えと行動が一致しましたね。
こうして人は、自分の中に矛盾が生まれたときにそれを埋めます。
こういうことは意識して、
「ハッ、私の中に矛盾が!よし、この矛盾を埋めるぞ!」
とか思ってやっているわけではなく、無意識にやってしまうことです。
無意識にやってしまうこと…つまり、潜在意識があなたも知らないうちにあなたにさせてくること。
潜在意識は、矛盾が嫌いで埋めようとする。
潜在意識の力はすごく強いからあなたはそれに逆らえない、ということ。
行動の先取りでわざと潜在意識に矛盾を感じさせる
「あなたはそれに逆らえない」
なーんて言うとなんだか怖い感じがするかもしれませんが、
これを良い方向に利用しよう!というのが、引き寄せの「行動の先取り」です。
「行動の先取りをすることによって先に自分から矛盾を作ってしまえば、
潜在意識はそれを埋めようとするよね?そうしてもらおうぜ!」
ということ。
たとえばあなたが彼氏がほしいけどできない…というとき。
あなたの思考→彼氏なんてできない…。
あなたの現実→彼氏ができない
と、思考と現実は一致していて矛盾がない状態です。
潜在意識は嫌いな矛盾が起きていないので安心している状態。
でもここで、すでに彼氏ができたかのような行動を先取りで取ります。
なんでもいいのですが、「お揃いのマグカップを買う」など、
もう彼氏ができているかのような行動を先取りで取ってみる。
すると、
あなたの思考→彼氏なんてできない
あなたの現実→彼氏がいておそろいのマグカップまである
と、矛盾が生じますね。
潜在意識は「え、矛盾だ。やだやだ!」と思い始めます。
先ほど言いましたが、取った行動はあとから取り消すことができません。
なので、潜在意識はこの矛盾を埋めたいなら、思考を行動に合わせて変えるしかなくなります。
つまり、「彼氏なんてできない」から「彼氏ができる、いる」という考えに変えるしかない。
そうすることで、
あなたの思考→彼氏がいる
あなたの現実→彼氏がいておそろいのマグカップまである
これで思考と行動が一致しますね。
潜在意識はその矛盾を埋めるため思考を変える
引き寄せでは思考が現実になります。
①彼氏なんてできないと思考している
↓
②潜在意識はその思考を実現しようとする
↓
③彼氏ができない
という流れです。
この流れを変えるために、まずそもそも彼氏がいないという現実を作っている思考、
「彼氏なんてできない」を「彼氏がいる」に変更すれば、その思考に合わせて、
①私には彼氏がいる
↓
②潜在意識はその思考を実現しようとする
↓
③彼氏ができる
という流れに潜在意識が変えてくれますよ!というのが引き寄せですよね。
ただここで、
「いや、その流れは頭ではわかってるんだよ!
だけど、思考を『彼なんてできない』から『彼がいる』に変えるってのが難しいんだってば!」
となりますよね。
そこで、先取り行動で「彼氏がいない」という思考とは矛盾したことをしてしまう。
通常、潜在意識は変化を嫌うので簡単にこれまでとは違う考え方を受け入れようとはしてくれません。
しかしこういう矛盾が起きると焦って「新しい考え方をしなきゃ!」となるんです。
なのであなたの思考は「彼がいる」へと非常に変化しやすくなります。
①私には彼氏がいる…と思おうとしてもできない!
↓
②そこで、先取りでマグカップを買うという行動を取り矛盾を起こしてしまう
↓
③潜在意識が「いやー!矛盾!矛盾を埋めるためには思考を変えないと!」となる
↓
④私には彼氏がいる!と思いやすくなる
↓
⑤しばらく先取り行動を続けることで「彼氏がいる」としっかり思考できるようになる
↓
⑥潜在意識は思考を実現しようとするので「彼がいる」を現実化しようとしだす
↓
⑦本当に彼氏ができる
こうして、先取りで取った行動は本当に実現してしまうということです。
引き寄せで、
「結果の先取り!行動の先取り!そうすれば引き寄せの力で、潜在意識の力で叶います!」
とだけ言われても、なんでやねんと思っていた方もいるかもしれませんが、その理由は、
「わざと矛盾を起こすことで潜在意識下の信念(この場合は彼氏ができない)を崩すため」
です。
先取りのあとに、再び一致してしまっていないか気をつけて
ちょっと注意してほしいのが、一回マグカップを買うという先取り行動をしたあとに、
「さぁ、先取りしたぞ!これで彼氏できるんだよね!?」
とピリピリ・イライラしていては効果は薄い、という点です。
ピリピリは「彼氏なんていない」と考えているからすること。
買ったマグカップを見て「彼がいない!いつできるの!?いない!」と思っているようでは、
あなたの思考→彼がいない
あなたの現実→彼がいない!とイライラする
で、思考と現実が一致しちゃってます。
大切なのは「思っていることとやっていることを一致させないこと」ですから、
一回先取りしただけでやめずに、どんどん先取りで矛盾を起こしてください。
マグカップを見て、
「わぁ、週末に彼が家に来るからこのカップを使うのが楽しみ~!」
とか言ってみたり、週末に着る服を選んでみたり。
多くの方が、
「彼もいないのにそんなことをするのはバカバカしい、なんの意味があるの…」
とやらないために矛盾が起きません。
最初はバカみたいに思えても、矛盾を起こし続けてください。
いずれ取った行動は本当に現実になりますよ、そしたら本当にそのマグカップ使ってくださいね(*´ω`*)
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瞑想で潜在意識は本当に活性化するのか?
今回は瞑想に関してのお話です。
引き寄せについて本やサイトを読んだことのある方なら、
「潜在意識の力で願望を実現させたいなら瞑想をするとよい」
というお話を聞いたことがあるかもしれません。
では、どうして瞑想が潜在意識にとって良いものなのか?について解説していきます。
潜在意識は願望を実現させたくない意識
ではたとえばあなたが、
「よし、私は年収1億円になるぞ!」
という願望を実現したいとします。
(実際にはお金に関する願望ではなくてもなんでもOKです)
だけどこのときあなたは心の中で、
「だけどなあ、どうせそんなことできないんじゃないかな…」
といった不安を感じますよね。
これは、
○顕在意識→年収1億円になるぞ!
○潜在意識→そんなの無理
と、2つの意識が対立している状態です。
潜在意識の特徴として、「とにかく変化するのが大嫌い」というものがあります。
新しいこと(願望実現)を始めようとすると、
「でも今までそんなのやってなかったし、やらなくても生きてこられたじゃん。
わざわざ生きるのに必要ないことしなくていいじゃん」
という感じで、これまでの考え方や行動の仕方を守ろう、願望実現を阻もうとします。
潜在意識はどうやって願望実現を阻む?
潜在意識がこれまでどおりでいるための手段として使うのが、
「その人本人に不安や恐怖を感じさせる」
というもの。
人間、不安だったり恐怖を感じることは当然やりたくないものですよね。
なので、あなたに不安を感じさせればあなたは、
「でもそんなの実現できるか不安だし…怖いし…やっぱりやめた…」
と、願望を実現しようとするのをやめてくれるかもしれない。
つまり、今までどおり変化せずにいられる。
だから不安を感じさせてストップをかけてやろう、というのが潜在意識のやり方です。
引き寄せでは、
「願望を実現させたいときはアファメーションをしましょう!」
とよく言いますが、アファメーションの言葉を唱えると、
「どうせできないんじゃ…」
という不安がぶわーっと湧いて出てくるのは、
こうして潜在意識が願望実現にストップをかけようとするから起こることです。
ただ、この潜在意識のやり口に乗せられてしまっては、
願望実現を諦めて今までどおり生きることになってしまいますよね。
瞑想は願望実現への不安を抑えてくれる
ではどうすればいいの?というと、ここで瞑想が出てきます。
瞑想をすると、脳の「前頭葉」と呼ばれる部分が強くなるのですが、
この前頭葉はなにをしている部分なのかというと、潜在意識の発してくる不安や恐怖を抑える大切な部分です。
つまり、瞑想をすることによって不安を感じにくくなるということ。
願望に対して「できない、不安、怖い」と感じることがなくなってくるんです。
瞑想の効果は他にもさまざまなものがある
瞑想の効果は他にもいろいろありますが、代表的なものだと、
○行動力が上がる
○発想力がつく
○痩せやすくなる
○病気にかかりにくくなる
○他人を思いやる気持ちが上がる
…などなどです。
(他人を思いやる気持ちまで上がるというのはちょっと面白いですよね)
「私に願望実現なんてできるか不安だよ~…」
と感じることがなくなるだけではなく、実現へ向けての行動力や発想力まで上がるのですから、ますます実現しやすくなりますね。
痩せやすくなるのですから、スリムになりたいという願望実現をしたい人にもおすすめだし、
思いやりの気持ちも上がるのですから、人間関係でのトラブルをなくしたいという願望実現をしたい人にもおすすめ。
そして何を実現するにも体が資本なのですから、病気にかかりにくくしてもらえるのもいいですね~(*´ω`*)
これが「願望実現したいなら瞑想をするとよい」と言われる理由です。
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潜在意識が変わると好転反応が起き風邪を引く?
今回は、好転反応についてです。
引き寄せでは、
「潜在意識が良い方向に変わってくると、風邪を引く・熱が出るなどする」
と、一時的に体調が悪くなると言われることがあります。
本当に潜在意識が変わると、好転反応のせいで風邪引いちゃったりするのかな…?
と思っている方へむけてのお話です。
まず、
「潜在意識が変わってくると、絶対にみんな好転反応が起きて風邪ひいちゃうよ!」
とかいうことはありません。
みんな例外なく風邪引くとか怖すぎるね、さすがにそんなことはないです(;^ω^)
どっちかっていうと風邪の症状は出ない方のほうが多いと思います。
私はサイトを運営してたりメルマガ書いてたりしますので、
読んでくださっている方からメールをいただいてお話を聞くこともよくありますが、
潜在意識が変わってきたころに好転反応で風邪を引いた・熱が出たという方は非常に少数です。
でも、少数とはいえ好転反応を起こして風邪を引いたりする方はどうしてそうなるんでしょうか?
私が思うに、風邪を引く原因は主に3つです。
潜在意識が「風邪を引く」という思考を実現
潜在意識の好転反応として風邪を引く理由のひとつめ、それは、
「本人が『私は風邪を引く』と強く信じ込んでいたから」
です。
プラシーボ効果、というのは聞いたことがあるかもしれません。
別に薬でもなんでもないものを、
「とってもよく効くお薬ですよ!」
と伝えて飲んでもらうと、実際は薬じゃないんだから治るはずないのになぜか本当に治っちゃう、というもの。
潜在意識下で「私は治る」と信じ込んでいるので、その思い込みが実現して治っちゃうということですね。
これとは逆に、
「この薬を飲むと、強い副作用があります!」
と伝えて飲んでもらうと、実際には薬ではないものを飲んでいるにもかかわらず体調を崩すこともあります。
こちらは「私には不調が起きる」と信じ込んでいるためにそれが実現してますね。
こちらのことを「ノシーボ効果」と言うのですが、
風邪を引く方の一部は、このノシーボ効果で風邪を引いてるんじゃないか?と思います。
書籍やサイトなどで、
「潜在意識が変わると好転反応がある、風邪を引いたりする」
という文章を読んで、
「きっと私もそうなるのでは…そうなるに違いない」
と強く信じたり、
「そうなったらどうしよう…嫌だ嫌だ…」
と強く怯えて風邪についてずーっと考えちゃってる状態だったりとかだと、これって、
「私はこれから風邪を引く・好転反応が起きる」
と自分に暗示をかけてしまっているようなものですので、その自己暗示が潜在意識によって実現されてしまうパターンです。
実は潜在意識の好転反応ではないパターン
風邪を引く理由の2つめは「錯誤相関」です。
錯誤相関ってなあに?というとこれは、
「関係のない2つの事柄を、関係があると思い込んでしまうこと」
を言います。
実は風邪を引いたのは単に体調管理をおそろかにしていただけで潜在意識とは関係がないのに、
「こ、こ、これは潜在意識の…!?好転反応だ!そうに違いない!」
と2つを関連付けて、そうに決まっている!と思い込んでしまう状態ですね。
これは潜在意識の好転反応というよりは、ただの風邪をあとから好転反応だということにした、
ということなので、好転反応とは言えないんじゃないかな?というふうに感じます。
ただ、
「そう信じている方にとってはそうなんだから、他人がどう思おうがその本人にとっては好転反応による風邪でしょ?」
と言われるとそうとも言えます。
潜在意識の変化により、ストレス性高体温症に
3つめの風邪を引く理由は心因性のものと思います。
よく「頭を使ったら知恵熱が出た」とか言いますよね、
こうして、普段しないことをするとそのストレスとかで発熱、倦怠感など風邪と似た症状が出ることがあります。
引き寄せを実践し潜在意識が変化してくると、
今までにない考え方をしたり、今までにない行動を取るようになったり、
人間関係など周りの環境が変わったりするようにもなります。
それに対して本人も無自覚のうちにストレスがかかってしまっていて、風邪と似た症状が出ているのでは?と思います。
これもまた、
「そのストレスを感じるようになったきっかけは引き寄せの実践なんだし、
それなら引き寄せの好転反応による風邪だね」
とも言えますし、
「心因性のストレスがかかったら風邪と似てる症状が出るというのは、
引き寄せを実践していない・潜在意識が変わっていない人にもあることだし、引き寄せの好転反応ではない」
と言うこともできます。
好転反応による風邪は、引くと信じない限りは引かない
この3つの理由の中で2つめと3つめは、
「解釈によって好転反応と言うこともできるし、言わないこともできる」
みたいな感じですね。
唯一1つ目が、
「風邪を引くと思考したのでそれが現実になった」
わけなので…思考が現実になるという潜在意識の力によって起きた風邪と言えるかなーと思います。
ただこれって裏を返せば、
「私は別に、好転反応で風邪を引いたりしない」
と思考している人は、その思考が潜在意識によって現実になるので風邪を引くことはないということでもあります。
風邪などの好転反応が起きてほしくないという場合には、
「そんなの、私には起きないもんね!」
と思考することで回避できると思いますよ(*´ω`*)
好転反応により風邪を引く理由。
①風邪を引くという強い思い込みが現実になる
②風邪と潜在意識に関連はないがあると関連づけて考えている
③気づかないうちにストレスがかかり風邪と似た症状が起きる
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引き寄せで最も大切なのは根拠のない自信
今回は、引き寄せの法則で何よりも大切なものはなにか?についてです。
それは間違いなく、
根拠のない自信
です。
引き寄せは思考が現実になる法則ですので、
できると思考すれば、それが現実になって本当にできるし、
できないと思考すれば、それが現実になって本当にできない。
のであれば、できるようになりたいなら「できると思考する」ことが必要ですよね。
できると思考する…、つまり自分を信じろ、自信を持てということ。
この自信がない限り「できる」は現実化しえないのですから、
引き寄せで絶対に必要なもの、なによりも大切なのは自信です。
「根拠もないのに自信は持てない」は嘘
けれどここまで読んだあなたの心の中には、
きっとこんな気持ちがあるのではないでしょうか?
「まぁ、引き寄せの『思考が現実化する』っていう理屈から言うとそうなのはわかるけど…。
でも、根拠のない自信なんて持てないよ。
何の根拠もなしに、どうやって『自分はできる!』なんて自信を持てるの?」
という気持ちが。
そう、たとえばすごく才能があるとか、頭がいいとか、めちゃ美人とか運動神経が抜群にいいとか、
なんかそういうふうに「自分はすごいんだ」と思えるような根拠となるようなものがあるならともかく、そういうもの一切ナシでいきなり、
「自信を持て!」
って…。
そんな根拠のない自信が持てるなら、ハナっから苦労してないよー…って感じるんじゃないかと思います。
「自信がないこと」に根拠のない自信がある
だけど、
「根拠もないのに自信は持てません」
という方も、ひとつだけ絶対的な根拠のない自信を持っていると私は思うんです。
「自分は自信がない」ということに、絶対の自信を持っています。
なんの根拠もないのに「自分はできない」と固く信じているんです。
これを聞くと、
「いや、できないってことになら根拠はある!
たとえば、私は学歴もないし、給料も安いし、スタイルも良くないし、
スポーツもできないし…これってみんな、できないという根拠でしょ?」
と思ったかもしれませんが、よーく考えてみてください。
確かに一見、まるで「根拠っぽいもの」のようには思えますが、
実際にはできないという根拠でもなーーんでもないです。
では、高学歴の人しか自信はないのか?
給料の高い人しか自信がないのか?
スタイルの良い人しか自信がないのか?
顔の良い人はみんなすべて自信があるの?
運動神経の良い人はみんなすべて自信があるの?
というと、そうではないですよね。
実は、自信がない・私はできないということに根拠なんてない。
しかし根拠もないのに、できないと信じている。
それは、「私はできない」ということに根拠のない自信を持っているということ。
その自信が現実化するからできないんです。
引き寄せは必ず「思考→現実」の順である
人はつい、
「私は学歴がない、学歴がないという現実(根拠)があるから自信が持てない」
と考えますが、これだと、
「学歴がないという現実がある→自信がないと思考する」
だから「現実→思考」の順になっています。
でも、引き寄せって「思考→現実」の順ですよね。
本当は、
「私は学歴がないから、自信がない」
ではなく、
「私は自信がないから、学歴がないことが気になる」
なんです。
まず最初に「自信がない」という根拠のない自信(思考)があり、
その自信を裏付ける根拠として、あとから根拠っぽい感じがするもの(学歴がない)をくっつけてるんです。
①私にはできない、という根拠のない自信がある。
↓
②潜在意識はその強い自信(強い思考)を現実のものとするために、
「できない根拠だと思えそうなもの」
「自信がないままでいられそうなもの」
をあなたの目に留まらせて、あなたを気に病ませる。
↓
③気に病んだあなたは自信を持てずできないまま。
つまり「できない」という思考が現実になっている。
です。
「できない自分」に自信があると、どんなものでも「できない根拠」に見える
この状態ですと、仮に学歴があるとかすっごくスタイルが良いとか…、
一般に「すごい!」と言われるようなものを自分が持っていたとしても、自信を持つことはできません。
たとえば人から、
「頭がいいんだ、才能あるんだ、すごい!」
「ほんとうにモデルみたい!きれいだね!」
と言われても、
「みんながすごいと思ってるのは私そのものじゃなくて私の学歴にすぎない…。
学歴がなければ誰も私なんかに見向きもしてくれないに違いない」
「みんな、私の見てくれを褒めてるだけ…。
実際には私が大した人間じゃないって知ったら、きっとみんな私を見捨てるんだ」
というふうにしか思考できない。
学歴があってもスタイルが良くても、それを「自信が持てる根拠」とは思わず、
むしろ、
「みんな私の学歴でしか私を判断してくれないから、自信がない」
「みんなが私の見た目しか見てくれないせいで、自信がない」
というふうに、高学歴・スタイルの良さを「自信が持てない根拠」としてあげるようになります。
自信がなければ、どんなものでも自信がない根拠にしか思えなくなります。
どんなものでも根拠として持ち出してきて、
「だから私は自信がないのだ」
と、自信のなさへの自信を持ち続けようとします。
できないという信念…「私はできない人間だという根拠なき自信」を、人はそうして貫き通そうとします。
そうして必ず、自分の信念(根拠なき自信)は現実になる。
それが引き寄せの法則。
人は必ず根拠のない自信を持つことができる
「根拠のない自信なんて持てない」ということは、本当はありません。
だって、あなたはすでに自分に自信がないということに、絶対の根拠のない自信を持てています。
根拠などなくても、「ただそうだと信じる」ということができているんです。
「私は既に、『根拠なき自信』というものを持つことができているんだ」
「その根拠のない自信が現実化して、私は自信がないままなのだ」
この2つの事実に気づいてください。
とっても多くの方が、
「○○という根拠があるから→自信がない」
と考えますが、さきほども言ったとおり、これだと引き寄せとは真逆の「現実→思考」です。
引き寄せはあくまでも「思考→現実」ですから、
「自信がないことに自信があるから→○○が根拠のように思えるのだ」
と意識してください。
この2点についてじっくりと考えてみて
急にこう言われてもいきなりは腑に落ちないかもしれませんが、
①私は既に根拠のない自信を持てているのだ
②自信が先で根拠は後なんだ
この2点について、よーく考えてみてほしいなって思います。
この2つが「そうだな」と腑に落ちれば、
「では、次は同じように『できる』とただ信じればいいんだ」
「その自信があれば、自信を裏付ける根拠となるものが見えてくるんだな」
ということも腑に落ちますよ(*´ω`*)
「できるという根拠があるから自信が持てる」わけではなく、
「自信を持つと決めるとできるという根拠が見えてくる」です。
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ありがとう5万回で奇跡が起きる理由
今日は、昨日に引き続き「ありがとうの奇跡」についてです。
ありがとうと2万5千回唱えると涙があふれてくる。
そして、もうあと2万5千回唱えると奇跡が起きるという、小林正観さんのありがとうの奇跡。
奇跡が起きるまでの流れを説明すると、
①潜在意識に不平不満がある
↓
②ありがとうという言葉を繰り返して潜在意識に変化を与える
↓
③変わりはじめた潜在意識は不平不満ではなく、
「ありがとうと思えそうなこと」
に注目しはじめる。
「ありがとうと言うことができそうな発言・行動」
もその人に取らせ始める
↓
④日常に感謝するような出来事が増える
↓
⑤本人は自分の潜在意識が③を行っていると自覚できないため、
「自分ではなにもしていないのにありがとうと唱えたら事態好転した、まるで奇跡だ!」
と感じる
というものでした。
奇跡、といっても実際には自分で事態が良くなるような行動を取っている。
しかしそれはあくまで潜在的に取ってしまう行動なので、本人には意識することができない。
自覚のない本人にとってはまるで奇跡であるかのように感じるというのが昨日のお話でした。
では今回は、
①計5万回の途中で不平不満を口にすると、それまで唱えたありがとうがリセットされて奇跡が起きなくなるって本当?
②一気にぶっつづけでありがとうを唱えた人が、本当に途中で涙が出てくる理由
についてです。
潜在意識はすぐに元の状態に戻りたがる
まず、
①計5万回の途中で不平不満を口にすると、それまで唱えたありがとうがリセットされて奇跡が起きなくなるって本当?
についてのお話ですが、これに関しては、
「本当だと言っても過言じゃないだろうな」
と思います。
たった一度の「つい」が潜在意識をもとに戻す
確か正観さんは著書の中で、
「途中で愚痴や悪口を言うと、それまでカウントされていたありがとうが『チーン!』と音を立ててゼロに戻る」
という表現を使ってましたが、さすがにこれはものの例えで実際にそんな摩訶不思議な奇跡のカウンターがあるわけではないと思います(;^ω^)
そうではなくて、
「たった1回愚痴を口にしてしまっただけでも、潜在意識は元の状態に戻る」
ということ。
もともと潜在意識には「現状を維持しよう」というものすごく強い働きがあります。
そのため、その人の潜在意識下に強い不平不満がある状態ですと、潜在意識はその状態を保とうとします。
そんな状態を保たれては困るってんで「ありがとう」という言葉を使い潜在意識を変化させようということですが、
この現状維持の働きはかなり強烈なので、ありがとうと連呼して潜在意識を変えようとしていても、
途中で言ってしまった1回の愚痴などで一気にもとの状態に引き戻されることはありえます。
そうだな、よく禁酒や禁煙をしている人が、
「一杯だけ…一本だけ…!」
と言ってたった一度のつもりで酒や煙草に手を出すことがありますが、
そういうのって本当に一杯だけ・一本だけでやめる人ってそうそういないですよね、
大概はそのたった一度を皮切りに、一気にまた元の状態へと戻り飲酒や喫煙を再開してしまいます。
なので、そんなたった一度はやらないほうがいい。それと同じです。
潜在意識は不平不満の中毒になってるような状態ですから、
そこから脱しようとしているときには、中毒状態に引き戻されるような言葉は口にしないほうがいいよ、ということですね。
そうして一気に潜在意識が元の状態に戻るというのは、
「カウンターがチーン!と音を立ててリセットされてしまう」
と表現しても良いかもしれません。
「ありがとうがリセットされて奇跡が起きなくなる」
というのは、
「潜在意識が元の状態に引き戻されますよ」
ということだととらえてみてください。
ありがとうで起きる奇跡体験の正体は?
では次に、
②一気にぶっつづけでありがとうを唱えた人が、本当に途中で涙が出てくる理由
についてです。
ネットなどを見ていると、「一気にやるぞ!」とぶっつづけで唱えた、
そうすると本当に途中から不思議な気持ちになったり、
喜びがあふれてきて涙が出てきた、といった体験談もあります。
これは、
「本当にありがとうの言霊の力で奇跡が…!?」
と思うような体験ですね。
で、これに関してなんですが、たぶんトランス状態に入ってるんじゃないかと思います。
わりと簡単にトランス状態は起きる
「トランス状態」なんて言葉を聞くと、覚せい剤とか使って頭がおかしくなってるような状態を想像するかもしれないですが、
トランス状態ってわりと幅広くいろいろな状態のことを言うんですね、
別に覚せい剤とか使用しなくても自分でその状態になることはできますし、
自分でやった場合は、危険を伴うようなことはありません。
せいぜいちょっとふわふわして気分がいいとか、そんなものです。
おそらくはありがとうの連呼によって一種の催眠がかかったような状態に入り込み、
それでちょっと恍惚とするような感覚や涙が出るといったことが起きるのかなーと思います。
一度こういう体験をすると「すごい!」と思い、
その後の「ありがとう」には熱が入りますよね、きっと。
そうすると不平不満の中毒でいるような潜在意識は、熱のこもったありがとうにより変化しやすくなる。
これが、
「2万5千回言ったくらいで涙が出て、その後もありがとうを唱え続けると奇跡が起きる」
ってことかなと思います。
奇跡と思える体験をしてもあまりのめりこまないで
トランス状態に入ると恍惚としたり、ときおり幻覚を見ることもあります。
(幻覚といっても体に悪影響はないです、ホルモンの影響とかで一時的にそうなるだけなので)
これ、トランス状態に入ることがあるってことを事前に知らずにそういう体験をすると、
「奇跡体験をした!」
「神からお告げが来た、宇宙からのインスピレーションが降りてきた!」
と思う方もいます。
そうして、自分は未知なる世界とつながれたのだと思い込み、
そこからどっぷりと宗教の世界に入り込む方とかもいますが、
個人的にはここまでいくとちょっと、うーん?と思いますね(;´・ω・)
なんだろ、幽霊をなんとなく信じてて、怪談話でキャー怖い!とか盛り上がるのはいいと思いますけど、
本気で心霊の世界に入れ込んで何をするにも霊媒師や占い師に高額のお金を払って聞いて…、
とかになるとちょっといき過ぎてる感じがして怖いってのと似てるかな。
別に幽霊信じててもいいけど、ほどほどにいい感じに信じていればいいものだと思うのと同様、
ありがとうの奇跡や神様に対しても、
「ほんとにそういう神様がいて、奇跡が起きたら素敵だね♪」
程度に楽しく信じてありがとうを唱えているぶんにはいいですが、
目の色変えて「私に奇跡を!奇跡を!!」とかはまりこむようなことはないほうがいいかなって思います。
そういう人を「ありがとう教の信者」と揶揄する言葉もありますが、言い得て妙だと思う…(;^ω^)
「ありがとう」で起きたトランスに悪影響はない
ありがとうの連呼によって一種のトランス状態に入っても、体に危険はありません。
なので、自分からトランス状態を作ってありがとうを唱えたり、アファメーションをするのはアリだと思います。
実際私は、
「どうせアファメーションするなら普通の状態でやるよりも、
トランス状態でやるほうが潜在意識が書き換わりやすいから」
という理由で、早くトランス状態に入るための誘導音声を作ってるくらいですので、
自分の人生に有効活用できるのであればすればいいとは思うんですね。
ただ、あくまでもこれは、
○潜在意識は繰り返しによる刷り込み学習をする
○潜在意識はトランス状態のときのほうが学習が早い
という特性を利用したひとつの方法である、ということを理解してやってほしいなーと思います。
不満を一度口にするとありがとうがリセットされるというのは、
潜在意識が一気に元の状態に引き戻されるということ。
ありがとうを唱え続けて涙が出る体験は、ある種のトランス体験。
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ありがとうをひたすら唱えるだけで、奇跡?
今回は「ありがとうの奇跡」についてのお話です。
ありがとうの奇跡…これは小林正観さんがお話したことです。
具体的には、
「ありがとうを2万5000回ひたすら唱えると涙があふれだす。
さらにあと2万5000回唱えて、合計で5万回になったあたりで奇跡が起きる」
というもの。
あるいは、
「年齢×1万回のありがとうを唱えると奇跡が起きる」
ともお話されています。
このありがとうと唱えるということに関しては他にも、
1000回唱えると良いとか、1万回とか5万回とか、
10万回とかいろいろな説がありますけれど、まぁ要は、
とにかくめっちゃ多くありがとうをひたすら唱える
ということですね。
ではこれは本当に効果あるのか?について解説していこうと思います。
「ひたすら唱える」は潜在意識を変える王道のやり方
この「ありがとうをひたすら唱える」というのは確かに効果があると思います。
既に何度かサイトでお話したことがあるので、
前から読んでくださっている方はもう知っていることかもしれませんが、
人間の潜在意識は「繰り返しによる刷り込み」でしか物事を学習できない意識です。
なので、自分の潜在意識を変えたいのであれば繰り返すしかない。
ということで繰り返しましょうや!というのがアファメーションですね。
自分のなりたい姿になれるとか、夢を叶えられる!とひたすら唱えることで、
「なれる・叶えられる」ということを潜在意識に学習させるという方法です。
最初は人生に不平不満がある状態でも、
ありがとうという言葉をひたすらに唱えることで、
潜在意識は徐々に「ありがとうと感謝すること」を学習します。
潜在意識が「ありがとう」を学習するとどうなる?
ひたすらの反復によって潜在意識に「ありがとう」が刷り込まれて変化すると、
人は日常の中で無意識的に、
「ありがとうを言えるようなもの・感謝するようなこと」
にフォーカスして行動するようになります。
よって、日常にはありがとうと言いたくなるようなこと・感謝するような出来事が増えだします。
ただ、このような変化はあくまでも潜在意識からのもの…、
つまり自分では意識できないものです。
そのため、
「私はいま、ありがとうに関連することに注目している!」
「ありがとうと言うことができるような出来事を起こすために発言・行動しているッ!!」
というような自覚は持つことができません。
(あとから注意深く自分の行動を思い返せば気づける場合もありますが、通常はいちいちそこまで自分の行動って気にしないものです)
本人には「ありがとうと思えるような出来事を自分で起こした」という自覚ができないんです。
すると、その本人はどう思うでしょうか。
「私はなにもしてないのに、ありがとうとひたすら唱えるだけで事態が良くなった!
まるで奇跡だ!」
って感じますよね。
①潜在意識下に不平不満がある状態。
↓
②ありがとうをひたすら唱える。
↓
③潜在意識は刷り込み学習により「ありがとう(感謝すること)」を覚える。
↓
④日常で不平不満よりも感謝する出来事に無意識的に注目するようになる。
感謝するような出来事を起こすような行動を無意識的に取りはじめる。
↓
⑤事態が良い方向へいき、不平不満を言いたくなるようなことがなくなる。
↓
⑥しかし本人は④の部分を意識できないために、
「自分では何もしていないのにありがとうをひたすら唱えただけで事態が好転した、ありがとうの奇跡だ」
と感じる。
というのが、
「ありがとうをひたすら唱えると奇跡が起きる」
ということの実際の流れかと思います。
前にホ・オポノポノに関しての話をしたときにも言ったのですが、
ホ・オポノポノも、ありがとうをひたすら唱えると奇跡が、というのも、
潜在意識を変えるためのアファメーションの一種だと思います。
ありがとうをひたすら唱えるときは心はこめなくていい?
小林正観さんのありがとうの奇跡も、イハレアカラ・ヒューレン博士のホ・オポノポノも、どちらにも共通しているのが、
「ありがとうと唱える際、心はこめなくていい」
という点です。
次はこれの点についてお話してみます。
最初から無理をしなくていい、という趣旨の言葉である
えーと、これはですね…。
私も、最初は心をこめなくてもいいと思います。
ただこれって、
「最初は心がこもってない状態から始めてもいいよ」
「突然『心からの感謝の気持ちを持ってやろう!』とか気負わなくていいよ」
というだけであって、決して、
「心をこめないことを推奨している」
「いつまでもいつまでも心をこめないままでただひたすら唱え続けるのが正しい」
とかそういうわけではないです。
正観さんは、
「心をこめなくてもいいので2万5000回言うと涙が出てきて、
あとの2万5000回は本当に心をこめて言えるようになる」
というふうにも話していますが、つまりは最初の心をこめてない2万5000回のほうって、
本当に気持ちをこめて言えるようになるための前段階みたいなものだと思います。
最終的には心がこもってるほうに持っていきたいわけですよね。
やはり、心が伴わないのと伴っているのを天秤にかければ、そりゃ伴ってるほうが良いです。
とは言っても、潜在意識下に強烈な不平不満を抱えた人間には感謝は感じられない。
感じられない人に対して本物の感謝を感じろ、心をこめなさいと言っても難しいので、
いきなり難しいことをやろうとするのではなく、
とりあえずは心はこめなくていいからとにかくありがとうと唱え始めて、
潜在意識に揺さぶりをかけていく。
潜在意識が揺さぶられて変化していくと自然と心はこもるようになるよ、ということ。
ときおり、
「ずーっとひたすら唱え続けているけど効果がない」
という方もいますが、こういう方はえんえんずーっと数をこなすことのほうに意識が向いてしまっていて、
感謝することへの意識が希薄なために効果が出ないんだと思います。
やり方は「ひたすら唱える」というものではありますが、
あまりにも額面通りに受け止めて本当にただひたすら数をこなすだけ…になると、
潜在意識は「ありがとう」ではなく「数をこなすこと」に注目してしまうため、変化が訪れなくなります。
なので、心をこめなくてもいいっていうのはあくまでも、
「最初から、心からありがとうと言わなきゃ!なんて無理をしなくてもいいんだよ」
という意味合いであって、あまり本気で、
「ずーっと心こめなくていいんだ!ひたすら数だけこなしときゃ奇跡がやってきてくれるんだ!」
という解釈はしないほうがいいと思います。
では次は、このありがとうをひたすら唱える「ありがとうの奇跡」でよく言われる、
○唱えている最中で不平不満を口にすると、それまでひたすら唱えたありがとうがリセットされてしまうというのは本当か?
○一気に5万回唱えようとぶっつづけでひたすら唱えた人が、本当に途中で涙が出てくる理由
についてお話しようと思います。
ありがとうの奇跡について、続きを読む方はこちらから。
あ、あと最後に小林正観さんの著書をご紹介します。
数ある著書の中でもこれはかなり有名なものだと思います、
興味のある方はどうぞ、画像クリックで詳細に飛びます。
潜在意識は繰り返しによる刷り込みでしか変化しないため、
「ありがとう」をひたすら唱えるのは潜在意識を変えるために良い方法。
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叶わない理由は、潜在意識の「叶うのが怖い」という思い
今回は、願いが叶わない理由についてです。
顕在意識上では、
「願いを叶えたい、思い通りになってほしい」
と思っていても、実は潜在意識下で、
「願いが叶うのが怖い、思い通りになるのが怖い」
と思っている…ということがあります。
こうして叶うのが怖いと思っていると潜在意識は、
「では、怖いことは避けて通ろう」
となりますので、なかなかその願いが叶わなくなります。
でも、叶えたいのに叶うのが怖いなんて矛盾してますよね。
これって一体どういうことなの?
どうして叶うのが怖いなんて感じちゃうの?
についてのお話です。
叶うのが怖い理由1:未知への本能的な恐怖
人が願望に対し「叶うのが怖い」と感じる理由は主に2つです。
1つめはすごく単純な理由です。
それは、
「まだ体験したことがないから怖い」
というもの。
人ってまだ経験したことのないことをするとき、
大なり小なり怖いな、とか、緊張するな、不安だな、と感じますよね。
これは潜在意識が、
「まだ未知のものには危険が潜んでいるかもしれない、警戒しておこう」
と危険シグナルを発しているからです。
これは一概に悪いものではありません。
人は事前に、こういう危ないことがあるかもしれないなぁと危険を予測し、
怖いな…と感じることができるからこそ、
「では、その危険を回避するためにはどうすればいいんだろう?」
と考え行動し、安全を確保します。
怖いと感じることができなくなったら、危険を避けられなくなるのでそれこそ怖いですね(;´・ω・)
潜在意識は知性を持たない、という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、
これはそのとおりで、潜在意識は細かい判断をする知性はありません。
「未知の洞窟に入るのは危ないな」
「でも、夢を叶えるのは怖いことじゃないな」
といった判断・区別は、知能を持っている顕在意識のほうがやっています。
判断できない潜在意識のほうは、
「とにかく初めてのことをするときにはなんでもかんでもに危険シグナル送っておこうっと~」
という、なんとも大雑把なやり方しかしない(;^ω^)
そのため人間は、
「(夢を叶えるのは)頭では安全だと分かっているはずなのに、
叶うのが(未知の体験なので、潜在意識が危険シグナルを発してきて)怖いと感じる」
となります。
この怖さは、消そうとするより受け入れるほうが早い
これは、危険を避けて安全に生きたいという生き物の本能です。
この叶うのが怖いという思いをどうすればいいのか?というのは、すなわち、
「生き物としての本能を失うにはどうすればいいですか?」
ということ。
うう~ん、生き物としての本能を失おう!だなんて、さすがにそりゃ難しいです。
怖さを消す、なんてことはすごく難しいので、
解決策としては「怖いという思いを受け入れる」しかありません。
夢が叶うのが怖い…そう感じたときに、
「なぜ怖いなんて思ってしまうんだ!私は臆病者だ…!」
とか、
「どうしよう、どうしよう怖いよ怖いよ…」
と思うのではなく、
「この怖さは、潜在意識がバカだからとりあえずなんでもかんでもに危険だよ~ってシグナル発してるからなんだな~。
いやはや、夢が叶うのに危険なんてないのに、そんなこともわからない潜在意識はほんとバカね~(笑)」
程度に思っておく。
叶えるのが怖いんだけどどうしよう?ではなくて、
叶うのが怖いのは当たり前のことなんだ、
怖いと感じている私は、なにひとつ間違ってなどいないんだ。
と、そう自分を肯定することで怖さはやわらぐと思います。
そして、危険への具体的な対処法についても考えてみてください。
「こういう失敗をしたらどうしよう?」
そう感じたら、ただやたらめったら「怖くない、怖くない!」と思うのではなく、
「そうだな、そういう失敗をする可能性も確かにあるな。
では、その失敗を避けるために私にいまできることはなんだろう?」
と考える。
こうして具体的にリスクに対処する方法を考えれば、
そのぶん叶うのが怖いという恐怖も減ります。
1つめの「叶うのが怖い」という理由は、初めてのことに挑むのが怖いという本能。
そして対処法は、その怖いという思いを受け入れ、
実際に失敗を避ける方法について具体的に考え対処すること、です。
叶うのが怖い理由2:叶うと認めてもらえないという恐怖
では、叶うのが怖いと感じる2つめの理由についてです。
それは「自分の発した思いが自分に返ってくるのが怖い」というもの。
人は潜在的に「自分がすることは他人もする」と感じる
たとえば、お金持ちを見たときに人はこんなふうに思うことがあります。
「ふん、金持ちなんて…どうせ汚いことやってるんだろ!」
「金なんて持ったら友達がいなくなる、金だけあってもしょうがないさ!」
なんて。
お金を持っている人のことが羨ましいと、
つい僻む気持ちからこうしてお金持ちのことを悪く思ってしまうことがあります。
お金に限らず、友達が多い人が羨ましいとか、恋人がいる人が羨ましいとかいうときにも、
「ふん、アイツみんなにいい顔してるけど、本当は○○なところがダメだもんね」
「なによ、調子に乗って…さっさと彼氏と別れて不幸になっちゃえばいいんだ」
なんてつい思っちゃうことがありますよね。
こうして他人に妬みや僻みを抱いていると自然と、
「自分が他人に対してこうして黒い感情を抱いているのだから、
他人だって自分に対してこういう黒い感情を抱くはずである」
というふうに潜在意識下で感じるようになります。
すると、
「願いが叶ってお金持ちになったら…人から『どうせ汚いことやってる』と思われるのが怖い」
「きっと願いが叶えば、友達はいなくなるんだ…友達を失うのが怖い」
「友達がたくさんできても、陰で『本当はあいつはここがダメだ』と言う人が出るのが怖い」
「恋人ができても、きっと誰かに『さっさと不幸になれ』と思われちゃうのが怖い」
という思いが潜在意識下に生まれ始めます。
「願いが叶う=自分が他人に抱いた悪意が自分に返ってくる・自分が孤立する・助けてもらえない・認めてもらえない」
という方程式を潜在意識に抱いている状態です。
意識の上では叶えたいとは思っているけれど、潜在意識下では、
「でも、叶うと私は孤立する。悪意を向けられることになる」
という恐怖が刺激され、叶うのが怖いと感じてしまいます。
悪意から逃れるためには、夢を叶えるわけにはいかない…。
そんな思いが働き、願いを叶えられずにいる人もいます。
潜在意識下の恐怖は自分に素直になることで消える
こちらの恐怖は、消すことが可能です。
どうやるの?というと、まずは、
「あぁ、叶うのが怖いのは、私が他人に悪意を持っているからなのか…。
自分の発したものが返ってくるのが怖いという恐怖なのだな」
ということを認め、そして今後は他者への妬み嫉みを感じたとき、
素直に「すごいね、羨ましいな」と自分の気持ちを表現するようにしてみてください。
すごいとか羨ましいとか素直に言うのは癪だ!と思うかもしれませんが、
ここはひとつ、言われる側の立場に立ってみてください。
もしあなたが誰かに、
「ふん、あいつなんてどうせ…」
ではなくて、
「すごいね、羨ましいな」
と言われたとしたら、そう言ってくれた相手に対してどう感じるでしょうか?
普通は褒められたことに嬉しいと感じて、言ってくれた相手に好意的になりますよね。
良くしたいとか助けたいと思うのも、こう言ってくれる相手ではないでしょうか。
人はこうして、自分を認めてくれた人・良くしてくれた人に自分も良くしたいと思うものです。
なので、あなたが思い切って素直に自分の気持ちを言うことで、相手との関係が良くなります。
そうして人間関係が改善されると、
「なんだ、嫉妬なんて抱かないほうがいいんだ~!」
ということが、理屈ではなくて心でわかるようになります。
「抱くべきではないから抱くのをやめなければ」
と理屈で考えてやめようとしている状態ではなく、
「本当に抱かないほうがうまくいくんだ!じゃあ、うまくいかないことなんてやーめた!」
と、心が納得できる。
潜在意識にまで「嫉妬など必要ないのだ」という事実がストンと落ちます。
そうすると、妬み嫉みは自然と自分から離れていきます。
他者へ悪意を抱かなくなればなるほど、
「自分が他人に対してこうして黒い感情を抱いている。
だから他人だって自分に対してこういう黒い感情を抱くはずである」
という思いが消えていきます。
この思いが消えていくほどに、
「願いが叶うと私は孤立する。悪意を向けられることになる」
という恐怖も消えていきます。
そうして叶うのが怖いという気持ちから解放されていきます。
2つめの「叶うのが怖い」と感じる理由は、自分が他者に向けた悪意が返ってくるのが怖いというもの。
そして対処法は「自分に素直になること」です。
羨ましいという気持ちを、妬み・嫉み・悪口として表現するのではなく、
素直にそのまま「羨ましい」と認めてください。
それができたぶんだけ、叶うのが怖いという潜在意識下の恐怖は消え、
ちゃんと願いを叶えられるようになりますよ。
自分に素直になるとうまくいくってのは、本当のこと(*´ω`*)
願いが叶うのが怖い理由は大きく分けて2つ。
ひとつめは「未知のものへの本能的な恐怖」
ふたつめは「自分に素直にならないことで生まれる恐怖」
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潜在意識に明確なビジョンを伝えるビジョンボード
本日はビジョンボードについてのお話です。
ビジョンボードとは、自分の叶えたい夢に関する写真やイラストをボードに貼ったもののこと。
これを作るとその夢が叶う!とよく言われますが、これは本当に効果あるのか?というと、確かに効果あるだろうなと思います。
ボードに写真やイラストを張り付けるということは、
「夢を視覚化する」
ということですね。
頭の中で漠然と思い描いているよりも明確に、具体的にビジョンをイメージできるようになりますし、
人間の潜在意識は、ビジョン(イメージ)が明確であるほどにその影響を受けて書き換わりやすいです。
なので引き寄せではよく、
「願望が叶ったところをありありとイメージしましょう」
と言われます。
でも、ただ「イメージしてね!」だとイメージが苦手な方も多いもの。
そういうときにうんうん唸って頑張ってイメージしようとするよりも、
ビジョンボードに自分の夢に近い写真やイラストを貼ってしまう。
こっちのほうが手っ取り早くて簡単にイメージしやすくなると思います(*´ω`*)
ビジョンボードに「正しい作り方」はあるの?
ではではその、潜在意識を変えるためのビジョンボード…、
「作り方とか決まってるのかな?」
と気になった方もいるかもしれませんが、特にこうしなさいといった決まりはありません。
ビジョンボードを作っている間、わくわくしているか?
ただ強いて言うならば、
「ワクワクする作り方をするのが正しい作り方」
でしょうか。
ビジョンボードって、作ったものを眺めることだけが大事なわけじゃなくて、作っている間の気持ちも大切です。
作りながら、
「私の夢が叶ったあとのイメージはこの写真に近いかな~?いやそれともこっちかな~♪」
とワクワクしているなら、そのワクワクも潜在意識に影響を与えています。
なるべく楽しく夢について思考したりイメージしながら作るということが、潜在意識にとって大切なこと。
「早く仕上げよう!」
と気が急いて適当にバーッと作っちゃって、
「さぁできた!これで潜在意識が夢を叶えてくれるのね!?」
なんてのよりは、じっくり時間をかけながら、
「こっちの写真もいいけどこっちもいいよね迷っちゃうなウフフ~(*´艸`*)」
とかムフムフしながら作ったほうが、潜在意識に良い影響を与えている時間は長く、
潜在意識が書き換わりやすくなります。
ビジョンボードって、この「完成までにいろいろと思考・イメージする時間」もかなり重要だと思います。
ついつい「仕上げること」に注意が向いちゃうかもしれませんが、(いや仕上げてもほしいのですが)
あまり急がず、むしろのんびり時間をかけて作るほうが潜在意識にとっては良いんじゃないかなって思います。
ボードを上手に作ることが目的ではないので気にしない
人によっては、
「人に見られても恥ずかしくないようなものを…」
と「上手に作ること」に注意が向く方もいると思うのですが、
ビジョンボードの趣旨は誰かに見せることとか上手なデザイン配置をすることではなく、あくまでも「自分の潜在意識に影響を与えること」です。
作りながら、
「あぁ、上手に写真が切れなかった…」
「この配置だと来た友達にセンス悪いって思われるかしら…」
とか気にして、肝心の夢について思考したりイメージしたりするっていうのをしていないなら、潜在意識に与える効果は薄れてしまいます。
「どんなふうに貼ろうかな?こう?それともこうかしらむふふ~❤」
と楽しくデザインについて迷えるならいいんですが、
あまり「上手にカッコよく」というのを気にしすぎて迷う必要はありません、
ごっちゃごちゃでも自分が楽しけりゃOK!です(*^^)v
(ごちゃごちゃじゃないとダメ、という意味ではないので、
「整然ときれいに写真が並んでるほうが好き!そっちのほうが見てて気分がいい♪」
というのであれば綺麗にキッチリ並べてもOKです)
ビジョンボードの大きさは大きいほうが望ましい
作り方と同じくボードの大きさについても、
明確にこのサイズにしなさいといった決まりはないのですが、
大きい方が潜在意識にとって良い影響があるように思えますね。
なんで大きいほうがいいの?というと、まずひとつめの理由として、
単純に小さいと見にくいからです。
当たり前のことなんですが、小さい写真がちまっ…とあるよりは、
デカデカと貼ってあったほうが目につきやすいですよね。
視覚から情報を入れることで潜在意識に影響を与えることが目的でやるのですから、
これは単純に大きなもののほうが、
視覚情報を得られやすくなる
↓
潜在意識に影響を与えやすくなる
となると思います。
あと、さきほど「完成させるまでのワクワクしている間も重要」と言いました。
ビジョンボードが小さければ完成までの時間が短い
↓
夢について思考やイメージをしている時間が少ない
↓
潜在意識に影響を与える時間が少ない
ということですので、大きいものに時間をかけてワクワクしながら作ったほうが、
「潜在意識に影響を与えて書き変える」という目的を達成しやすくなります。
完成したらそのビジョンボードは、なるべく自分の目に触れやすいところにおいてください。
作るまでも大事とは言いましたが作ってからも大事です、
「はー、完成したー!」
と完成したことに満足してあとは意識しないで放っておくというよりは、
一日に何度か眺めて「これが私の夢、もうすぐ実現する」と意識してみてくださいね。
ビジョンボードは楽しく作るのが良い作り方。
なるべくワクワクしながら作って潜在意識に良い影響を与えてください。
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イメージングは潜在意識を変える効果的な手段
今回は、イメージングが苦手でできないという方へ向けてのお話です。
「潜在意識を変えるために、願望が達成されたときのイメージをしましょう!」
ってよく言われますよね。
確かにこれは効果的なやり方です。
潜在意識は知能を持っていないため、理想と現実の区別がつかないという特徴を持っています。
そのため、頭の中でなにかをイメージした際に潜在意識は、
「これはいま実際に起こっていることだ」
と勘違いしてしまいます。
顕在意識では「ただのイメージにすぎない」という自覚がありますし、
「私、こんなのただの想像だってわかってるもん」
と思いたくなるかもしれませんが、それはあくまで顕在意識の上での解釈。
意識の上ではただの想像でしかなくとも潜在意識にとっては、
何度も成功しているイメージをする、というのは「本当に何度も成功してる」ということ。
そうして成功体験を(脳内で)重ねることで自信につながり、実際に成功できるということです。
潜在意識を変えるために、確かにイメージングは重要です。
でも…。
「そもそもその、達成できたときのイメージができないんですけど…」
とイメージングが苦手な方も多いと思います。
そこで、
「でもこういうイメージならできるんじゃない?」
というやり方をご紹介します。
そうだな、じゃあ月収100万になるという目標を叶えたい、というのを例にしてみますね。
(実際にはお金に関する目標じゃなくてもなんでもいいです)
苦手な方へ向けたイメージングのやり方
ステップ1:とりあえずリラックスする
まずはとにかく、体の力を抜いてください。
イメージングが苦手な方はやる前から既に、
「やるぞ!イメージするぞう!」
力が入っている方も多いのですが、リラックスしていたほうがイメージはしやすいです。
ステップ2:脳内を光で満たす
次に「私の月収は100万円です」といったアファメーションをします。
通常ならばここで月収100万の生活をしているイメージをする…のですが、
それができないのですから、ここはもう苦手なことを無理をしてやろうとするのではなく、「自分の脳が光るイメージ」をしてください。
なんかこんな感じです↓
光り方は細かく決まってるわけじゃないので、どんなものでも構いません。
画像みたいにシナプスが光るイメージでもいいし、
一筋の光が脳内をくるくる駆け巡るイメージでもいいし、
脳全体がぶわーっと発光するイメージでもいいし、
脳の中に電球があってぴっかーん!と光が灯るみたいなのでも(古い漫画のようだな)いいです。
なんでもいいのでとにかく「脳が目覚めて活性化!」みたいなイメージを思い描きます。
ステップ3:それを繰り返す
あとはそれを繰り返します。
「私は月収100万です」と言ったときに脳がぴかーん!
「私は月収100万です」と言うとまた脳が反応してぴかーん!
のイメージを繰り返してみてください。
月収100万の生活をしているイメージはしなくていいです。
ひたすら、言葉に反応して頭がぴかーん!を繰り返します。
途中、体に力が入っているのに気づいたら深呼吸して力を抜きつつ繰り返してください。
繰り返す数や時間は決まっていませんので、お好みでOKです。
はい、これで終了です。
「これに何の意味が?」
と思ったかもしれないのですが、これはそのまんま、
「潜在意識が目標(の言葉)の影響を受け変化するイメージ」
です。
そもそも月収100万生活のイメージをする目的は潜在意識に影響を与えたいから、ですよね。
でもそのイメージが苦手でうまくできないならもう、
「潜在意識に影響を与えるイメージ」をそのまんまやって影響を与えましょうぞ、ということです。
頭の中が光ってなんだか活性化している感じ、というイメージなら、
具体的に夢が叶ったあとのことをイメージするよりもやりやすいと思います。
苦手な方でもこのやり方ならできるのではないでしょうか?
ぜひ試してみてください。
これに慣れてくると、夢が叶ったあとのイメージもうまくなっていきますよ。
ダイレクトに「潜在意識が変わるところ」をイメージする。
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潜在意識に願いが届いたらどうなるか?
今回は、
「願いが潜在意識に届いたかどうかってわかるの?」
についてです。
「潜在意識が書き換われば願いは叶います!」
というのは、引き寄せについて知っている方ならばもはや耳タコになってるんじゃないかというような言葉かと思います。
でもそうなると次に気になるのは、
「そんで、その書き換わるのはいつなのよ?」
ってことですよね。
「なんか書き換わりましたよ~ってサインでもあれば便利なのに…。
いつ潜在意識が書き換わるのかわかりもしないままアファメーションしつづけるとか辛い…」
と思っている方も多いかと思います。
なので、今回はその潜在意識が書き換わったとき(潜在意識に願いが届いたとき)に訪れるサインについてです。
基本的に、明確なサインは得られないものである
基本的には、
「ただいま潜在意識が書き換わりましたー!これで願いは叶いまっせ!」
というような、ハッキリとしたサインというのはありません。
アラームでも鳴ってお知らせしてくれればめっちゃ便利なんですけどね~、
なんせ潜在意識は潜在している(意識できない)から潜在意識なんで、
ハッキリ意識できたらもう潜在意識じゃないしね(;^ω^)
なので「そうか!」と目に見えてわかるような顕著なサインというものはないのですが、
もっと漠然とした感じのやつでしたら、
「願望のことがどうでもよくなる」
という感じになってくる場合が多いと思います。
「どうでもよくなる」は決して「投げやりになる」ではない
この場合の「どうでもよくなる」というのは決して、投げやりになってくるという意味ではありません。
うーんと、たとえばお金持ちになりたいとします。
このときに、
「もう私なんて…別に金持ちになれてもなれなくてもどうでもいいや…」
という感じでどうでもよくなるのでは決してない。
そうではなく、
「どうせなれるのに、そこまで必死に私は金持ちだ!とか思おうとする必要ある?」
みたいにどうでもよくなってきます。
最初のうちは、
「私は金持ちだ!私は金持ちだ!」
と懸命にアファメーションする感じのことが多いと思います。
している際には「でも本当にそうなれるのだろうか…」といった不安も感じます。
(この不安に負けてアファメーションを中止する方も多いですが、
アファメーション開始直後にそういった不安があるのは当たり前のことなので、気にせず継続してくださいね~)
が、潜在意識が書き換わってくると、このアファメーションに対して「良い意味で」やる気が出てこなくなります。
「やりたくないよう…辛いし面倒だしやる気ないよう…」
とかいうやる気のなさじゃなくて、わざわざそんな気負ってする必要ないよね?と肩の力が抜けてくる、みたいな感覚です。
「無駄な気負いをしなくなってくる」
と言ったほうがいいかも。
やるぞ!!みたいに思わなくなってきます。
どんなことでもそうですが、できないうちは力を込めたり意識して上手にやろうとするもの。
でもできるようになってきたらわざわざ「上手にやるぜぇ!」なんて思わないですよね。
潜在意識が「私は金持ちになれる」と学んでくると、
できるとわかっていることにいちいち力む必要性がなくなるため、
無駄な力みが消えて良い意味でどうでもよくなってきます。
言葉で説明するのがちょっと難しいのですが、体験すると、
「あぁ、どうでもよくなる感覚ってこれのことか」
とわかると思います。
一度体感してみればそのあと別の願いを潜在意識に届けるときにも、
「あぁ、この感覚が来るってことはもうだいぶん潜在意識は変わってきてるな」
とわかりますよ(*^^)v
サインにばかり気を取られないことも大切
ただ、この潜在意識に願いが届いたサインについては、
気をつけておいてほしいこともあります。
サインのやってきかたは人それぞれ
まずひとつめ。
最初に書いたとおりサインはハッキリわかるような明確なものではなく、
言葉で伝えるのが難しいような感覚的なものです。
で、感覚なんて人によって違いますよね。
強い怒りを感じたときに、
「はらわたが煮えくり返る感じ」
という感覚を味わう人もいれば、
「手足がバラバラになる感じ」
という感覚を味わう人もいます。
その他どんなことでもそうですが、感覚なんて個人差があるもの。
「願いが届いたサインは、どうでもよくなる感じ」
とは言いましたが、それはあくまでも、
「強いて言葉にするなら、そんな感じになる人が多いよ」
というだけで、いざやってきた感覚は、この話を聞いて想像しているものとは違う感覚かもしれません。
どうでもよくなる感覚っていうのも、いきなりバッ!!とやってくる人もいれば、
何日もかけて徐々に徐々にそういう感覚が強くなるという人もいるし、
あとから思い返してみてもサインと思えるようなものは何もなかったです、
という人だっていますし、さまざまです。
なので、
「サインというのは『どうでもよくなる感覚』で来るはずだぁ!」
「どうでもよくなる感覚というのは、こんな感じに違いない!」
とか強い固定観念を持って、
「さぁ、そのサインはいつ来るんだ!?今日か?明日か!?」
とか待ち構えてほしくないなと思うんですね。
待ち構える、というのは、
「まだ潜在意識は変わらないのか?変わらないのか?」
と意識しているということですから、変わらないということを意識するほど変わりづらくなります。
なのでこの話は、
「へぇ~、そういうサインがくる場合が多いのね~」
程度にサラッと受け止めて、あとはあまり意識せず過ごしてください。
そもそもサインは確認せねばならない、なんてものでもないですから、
一応、サインが気になってる方がずっと気にしてハラハラしつづけないためにと思いこの記事を書いておりますが、
がっつり覚えて意識しておいてほしいこと、とかではないです。
気は楽にしてほしいが、気は抜かないで
ふたつめ。
潜在意識の書き換えというのは、徐々に行われます。
上に書いたようなサインめいたものが来たからといって、
その時点では「完璧に潜在意識が書き換わりました!!」という状態ではなく、
「結構強く書き換わってきてますぜ~」
みたいな状態です。
ここであんまり気を抜いて、
「もう私はな~んにもしなくても大丈夫なんだ!」
とか思ってアファメーションをやめるのではなく、もうしばらくはそのまま続けてください。
中には、サインかな?と思えるものが来たときに、
「あ~、もうあとは勝手に潜在意識が何とかしてくれる~。
だから私はもう、どれだけ怠惰に適当なことしていてもいいんだ~」
と安心しきってしまい、今までしなかったような自堕落な行動に出る方もいます。
いくらなんでもそういうあからさまに願望とは真逆な行動に出ちゃうと、
その行動に合わせて潜在意識も元に戻っていってしまいます。
サインまで来ておきながらもとに戻ったらもったいないですし、
「ヘンな力みはないほうがいい・気を楽にはしてほしい」
んだけれど、それは決して、
「気を抜いていい・油断してもいい」
という意味でもない、ということを覚えておいてほしいです。
気は楽に、しかし気は抜かず、ですよ(*´ω`*)
潜在意識に願いが届いたサインは「どうでもよくなる感覚」として訪れることが多い。
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