与えれば返って…こない?
今回は「与える」ということについてお話します。
引き寄せではよく、
「与えれば返ってきます、受け取りたいものを人に与えましょう」
と言いますが、
「それはもうとっくに聞いたことあるから、与えるようにしてるのに!
与えても与えて与えても、なーーーーーんにも返ってこないじゃないか!」
という方もいると思います。
そういう方へ向けてのお話です。
与えれば返ってくるのは「返報性の原理」
まず、与えれば返ってくるというのは基本的にはそのとおりです。
なぜかというと、もともと人間には「返報性の原理」という心理が備わっているためです。
返報性の原理とはなにかというと、
○良いことをされると良いことをしかえしたくなる
○悪いことをされると悪いことをしかえしたくなる
○何もされないことをされると何もされないことを返したくなる
…というふうに、
「とにかく相手からされたことと同じことをしたくなる」
という心理。
そのため、あなたが誰かになにか良いものを与えれば、与えられた相手の中には自然に、
「私もこの人に同じような良いものを与えたい」
という思考が生まれます。
そして人は、思考したことは無意識のうちに行動に移してしまいますから、
相手は必ずあなたになにかしらを与え返してくる。
これが与えれば返ってくる、ということ。
与えるということ自体は、私も良いことだと思います。
与えすぎれば、返ってくるのではなく敬遠される
しかし、そうして返ってくるはずがなぜか返ってこない人もいる…。
それはどうしてか?というと、「与えすぎている」可能性があります。
たとえばあなたには、こんな経験がありませんか?
なにかあまりにも豪華なものを贈られたりしたとき、
「なんか悪いな…気が引けるな…」
「なにかお返しをしなきゃ失礼なのかな…。あぁ、お返しのこと考えると素直に喜べない…」
なんてちょっと気が重くなっちゃった経験が。
そう、人って相手から与えられる量があまりにも多いと、
「たた、た、たくさん返さないと!
でもでも、そんなに何を返せばいいの?私には無理!」
と気が重くなりはじめ、そうすると、
「ならば、お返ししなくてすむようにあの人とは距離を置こう」
…と、かえって敬遠されてしまうということが起きるんです。
たくさん与えているはずなのに返ってこないという方、
もしかしてこうして、与えすぎて敬遠されてしまっていないでしょうか?
「どんどん与えればそのぶんどんどん返ってくるはずだ!」
と考え、あまりに頻繁に相手に物品を贈っていたとか、過剰に親切にしていたとか、
そういうことがないか振り返ってみてください。
与える量は少しのほうが、むしろ返ってくる
「与えれば返ってくる」という言葉を聞くと、
なにかしらの物品を与えることを連想する方が多いみたいです。
もちろん物品でもOKなのですが、できれば飴玉ひとつといった小さなものをときどき、にしてみてください。
それも、
「私、飴食べるけどついでにどう?」
「好きだからつい買いすぎちゃったー、余ってるから一個どう?」
というように、ついで、余り物をあげる、という感じでやると効果的です。
「余り物をなんて、失礼では…?」
と思うかもしれませんが、特別な日に贈り物をするわけではなく日常の一場面でなら、むしろそのくらいが良いです(*^^)v
かえって自分が食べないのに相手にだけあげると、相手はなんとなく、
「わざわざあなたのために持ってきたのですよ」
という雰囲気を感じ取り、なんか気が引けるな…となることもあります。
でも、余っているものをもらうのならそんなに気も引けませんよね。
こんな感じで誰かに何かを与えるときには、
「あまり多くのもの・大きなものを与えない」
ということも忘れないようにしてみてください。
自分に必要なものは自分に、余ったものならあげる。
このくらいのスタンスでいるほうが、自分も相手も苦しくならず、良い人間関係につながります。
与えれば返ってくるのは本当のこと。
ただし、与えすぎると返ってこなくなるので気をつけて。
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「でも・だって・どうせ」でダメな自分を証明したい
今回は、「でも、だって、どうせ」のお話です。
この言葉はつい自信のない人が使ってしまいがちな言葉。
あるいは、自信のない人を励ましているときに相手が、
「でもでも、だって、どうせ…」
と言うのでもうウンザリしちゃった…という人もいるかもしれません。
この「でも、だって、どうせ」という言葉、そもそもどうして使っちゃうのでしょう?
なぜかというと、
「ダメな自分を証明したいから」
なんです。
人は、自分の考えが正しいと証明したい
前に確証バイアスのお話をしました。
確証バイアスとはなにかというと、
人間は、自分の信じていることを確かめるための情報などは積極的に探すが、
そうではないものはつい無視したり、探そうとしなかったりする。
たとえば「A型の人間は几帳面」と信じていると、その人のズボラな部分はさらりと流してしまうが、
ところどころキッチリしている部分だけは自然とすごく目につきやすくなる。
そのためその部分だけを見て、
「ほら、やっぱりA型は几帳面なのだ」
と自分がもともと持っていた信念を強化してしまう。
というものです。
つまり人は、自分が信じているものに対して「ほら、やっぱり」と言いたいがために、
そう言えるように積極的に行動する、ということですね。
「でも・だって・どうせ」で「やっぱり」につなげたい
自信がないというのは、
「自分はダメだという信念を持っている状態」
とも言えます。
そのため自信がない人は、その信念を裏付けるような行動をしてしまいます。
「そんなことないよ、ダメなんかじゃないよ」
という言葉を言われたとして、せっかくの励ましではあるのですが、
これはその人の「私はダメ」という信念に反した言葉ですよね。
そのため言われた人は潜在意識下で、
「その言葉は私の信念の裏付けにはならない」
と判断し、
「でも、だって、どうせさ…」
という言葉で励ましを覆そうとします。
それを繰り返される側からするとだんだんウンザリしてきて、
「もういいよ」
「あー、話がわかんないなぁ。ダメだこの人」
と相手にしたくなくなりますよね。
そうして投げ出してくれればそこで、
「冷たくされた…ダメって思われてるんだ。…ほらね、やっぱり私はダメなんだ」
と、自身の「私はだめ」という信念が正しかったことを証明することに成功します。
この証明をしたいがために、「でも、だって、どうせ」の言葉が出てしまうんですね。
これは本人も無自覚なことが多いです。
本人も顕在意識上では、
「自信を持ちたい、自分にもいいところがあると思いたい」
と考えているのですが、人間の顕在意識と潜在意識では潜在意識のほうが強い。
つまり、ダメであることを証明しようとする力のほうが強い。
なのでどうしても「だってでも、どうせさ…」という言葉が、潜在意識に突き動かされて出てしまいます。
こうして「私はダメだ」という思考を、自身の手によって現実のものにしているんです。
「でも、だって」を「証明ストップ!」に言い換えてみて
けれどここで「そんなあ…」とあまりガッカリしないでほしいと思います。
確かに、あちゃー!やっちまったぜー!と残念に思う気持ちもあるかもしれないけれど、
「なんで気づかずにそんなことしてたんだろう…」
「そんなことしちゃう私はほら、やっぱりダメなんだ…」
なんて、これまた自分のダメさを証明できそうな考えにうっかり走らないように、気をつけて。
うっかり走りたくなるのも無理はないですが(そういう方向に走るように潜在意識にやらされているので)
ここは意識して、
「へー!知らなかった!今までは気づいていなかったから防ぎようがなかったけど、
いまはもうちゃんと気づいたんだし、これからストップをかけていけるようになったんだ!」
と考えてほしいと思います。
そして今度自分の口から、
「でも、だって、どうせ」
この言葉が出そうになったときには(あるいは出たあとでもいいので)
「あ!!私は『ダメな自分』の証明作業に入ろうとしている!!」
と気づき、
「証明ストップ、ストップ!!」
という言葉に言い換えてみてください。
心の中で言ってもいいですし、せっかく励ましてくれている誰かに対して言っちゃったなら、
「ちょ、いまのストップ、なしなし!」
と実際に相手に言えると相手もきっと嬉しいですよ(*´ω`*)
相手の励ましに、急に納得ができなくても構いません。
つい「でも、だって…」で反証を試みたくなるお気持ちもわかるのですが、
「うおー、証明ストップ、ダメだなんて証明してどうする!」
と気づき、
「そんなふうに言ってもらえるとは思えなくて…ちょっと自分では急にはそう思えない気持ちがあるけど…。
そこまで言ってくれてありがとう」
という言葉に意識して言い換えてみてはいかがでしょうか。
相手だって、いますぐに納得しなさい!なんて強要はしていないはずですから。
「潜在意識は『ダメな自分』を証明するために、私に『でも、だって、どうせ』と言わせたがっている」
このことを意識して過ごしてみてください。
そうすると、「でもでもだってどうせ…」と言いたくなったときに、
「ハッ、乗せられるものか!」
と気づきやすくなると思います。
「でも、だって、どうせ」はダメな自分を証明しようとする言葉。
言いそうになったら「証明ストップ」という言葉に言い換えて。
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私なんか…という引け目を感じる心理とは?
今回は、
「なぜか他人に対して引け目を感じる」
「他人に、失敗を笑われたらどうしよう」
というふうに、引け目や恐怖心が強いという方へ向けたお話です。
どういう心理でそうなってしまうのか?を見ていきましょう。
引け目の原因は「相手を軽んじる気持ち」
前にYouTubeで動画を見てたときのことなのですが、
たまたま出ていた芸能人がこう話していました。
「人と食事をするのが苦手で…。
相手は、私なんかといてもつまらないんじゃないか?とか、
私なんかと一緒に時間を過ごさせてしまい、申し訳ないとどうしても思ってしまうんです」
と。
うむむ、なんだか感じなくていいような引け目を感じていますよね。
で、しばらくしたのちその人はこう発言しました。
「私、本当にゲームするのが大好きなんです!
誰かと食事してるときとか、『あー、早く帰ってゲームしたい!』ってそればっかり考えてたりするんです」
と。
これは心理下で相手に対し、
「あなたと一緒に過ごすよりも、もっと有意義なことに時間を使いたい」
と思っていて、そして、
「自分が人に対してそう思うんだから、人だって私にそう思っているんじゃないの?」
と無意識に思考してしまい、その結果、
「私なんかと一緒に時間を過ごさせてしまい、申し訳ないとどうしても思ってしまう」
という引け目へとつながっています。
こうして、少し相手を軽んじる思考が引け目へと変化して自分に返ってくることがあります。
もしこれが、ちょっとばかし軽んじるとかいうレベルじゃなく、
「相手への悪口を脳内でガンガンかましてる」
とかいうレベルになると、それがとても強烈な引け目に変わって返ってくることもあります。
引け目ではなく、臆病さへ変化することもある
上のように「引け目」という形に変わることもあれば、臆病になる、という形に変わることもあります。
私は昔、なにかに挑戦するときに、
「こんなことをして笑われるのではないか、
失敗してみんなに陰でひそひそ言われたらどうしよう」
ということが怖くて怖くて、なにかやりたいことがあっても挑戦できませんでした。
なぜかというと、普段心の中でさんざん人をバカにしていたからです。
「あいつ、○○するんだ。…ふーん、どうせ失敗するんじゃないの?…すればいいのに…」
「あ、ダメだったんだ?ばっかじゃないのー、私の思ったとおりじゃん」
とか。
自分に自信がないから、誰かがなにかに挑もうとすることが面白くないし、失敗を願ってしまう。
失敗すると「ダメなのは私だけじゃないんだ」とホッとして嬉しくなってしまう。
しかし、そうすると自分も同じように思われているのではないかという心理が働いて、
バカにされることが怖くて物事に挑戦できなくなる。
こうして、他者への悪意は「臆病」という形に変わって自分に返ってくることもあります。
「そういう心理があるんだな」と意識すれば引け目は消えていく
なにか他人を軽んじるような気持ちを心理下に抱いたとき、それがストレートに、
「自分も他人から軽んじられる」
というわかりやすい形でかえってくるとは限りません。
引け目や臆病さ、などの違う形に変わってから自分に返ってくることもありますが、
形が変わってしまうとそれが、
「自分が心理下に抱いた思いが、形を変えて返ってきたのだな」
とは気づきにくくなるため、
「どうして私は引け目を感じてしまうんだろう?」
とか、
「どうして私はこんなに臆病なんだろう?」
と悩んでしまうこともあります。
これを改善するためには、
「ほう、人って自分が考えたことを、相手も考えているだろうと思う心理があるのかぁ」
「じゃ、考えたことはいずれ自分に返ってくるんだな~」
と少し意識しておくと良いと思います。
ただ意識しておくだけでも、誰かの文句や悪口が頭に浮かんだときに、
「あっ…!こういうことを考えるから、のちのち自分が苦しくなるんだよなぁ」
という心理的なストップがかかります。
こうして意識して→ストップをかける、というのを繰り返していくうちに、引け目は改善されていきますよ(*´ω`*)
他人を軽んじる気持ちは、引け目や臆病さという形で自分に返ってくることもある。
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人は、境遇や人に不幸に「させられる」のか?
「現実を変える方法はこれ」という記事では「オアシスの老人」という寓話を紹介したんですが、
今回は「双子の運命」というお話をご紹介したいと思います。
双子の運命
あるところに双子の兄弟がいました。
この双子の育った環境は、とても過酷なものでした、
父親は麻薬の常習者で、いつも酒に酔っては母親と双子に暴力を振るっていました。
時が経ち、双子は30代になりました。
双子の一人は薬物中毒になっていました。
毎日酒を飲み暴れるので、妻と子供は家から逃げだしてしまい、彼は一人で生活保護を受けて暮らしていました。
もう一人は、虐待などの被害に遭った子供たちを助ける仕事に就き、そこで大きな成功をおさめていました。
素敵な妻と子供がいて、彼は立派な父親として幸せな家庭も築いています。
あるとき、この双子の前に一人の心理学者が訪れ、こう尋ねました。
「あなたたちはなぜ、今の生き方を選んだのですか?」
そう聞かれた双子は、口を揃えてこう答えました。
「あの父親に育てられた私に、これ以外の生き方がありますか?」
薬物中毒になった男と幸せな家庭を築いている男、境遇はどちらも同じでしたね。
境遇が人を不幸にさせるのであれば、二人ともが同じ道をたどったはず。
でもそうではなかった。
二人の幸不幸を分けたのは、父親を見てこうはなるまいと思ったか、思わなかったか、ですよね。
人が不幸になるかどうかは境遇ではなく、境遇に対して何を思うかによって決まっている。
それをわかりやすく表しているお話だなぁと思います。
不幸を引き寄せるかどうかは、境遇ではなく自分の思考次第
引き寄せの法則だと、
「すべては自分が引き寄せた結果」
なんて言われますね。
これを聞いて、
「こんな不幸な状況なんて私は望んでないし…。こうなったのは○○のせいだし…」
と思う方は多いんじゃないかと思いますが、私は、その考え方こそが不幸を引き寄せているんじゃないかと思うんです。
生きていれば「ちぇ、なんだよもう…」って言いたくなるような出来事が起きることもあると思います。
このお話の双子のように生まれた境遇が酷いとか、
たまたま就職した会社にすごく嫌な人がいたとか、
悪くないのに八つ当たりされたとか…、
そういうのってさすがに、自分じゃ選べないことですよね。
けれどそれに対して、
「私は気分を害されたのだ、あぁ、あいつをどうしてやろうか、憎い、憎いよ…」
と考えるのか、
「だから気分を害されないようにするために、私はどうすればいいのだろうか?そうだ、こうしてみよう!」
と考えるのか、そこは相手は関係がありません。
相手の性格がすっごく悪いとして、そのとき「性格が悪いこと」の責任は相手にあっても、
相手の性格が悪いということに対してあなたが何を思いどう行動するか、という点は、あなたが選ぶこと。
どんな出来事が起きたとしてもその出来事には、あなたがそのあと何を思考するかまで決定する力はありません。
思考だけは、必ず自分で選べます。
「○○のせいで私は不幸=○○に私の幸せをあげます」
何かが起きたとき、
「嫌だなぁ、でもきっとなんとかできる」
とかではなく、
「嫌だなぁ、こうなったのは私のせいではない」
と思考することを選ぶ人は、ここでもう、自分の力で幸せになることはできなくなります。
私自身、結構長い間、
「こうなったのは母親のせいだ」
と思っていました。
あの人の仕打ちがひどいせいで私は不幸、あの人が変われば私は幸せになれる、と。
それって、自分が幸せになれるかどうかを決めるのは相手であって自分ではないということです。
自分が幸せになれるかどうかを自分で決められないとなれば、
それは当然、自分で決めようという意志を持っている人よりも不幸が多くなってしまいます。
「今日○○なことがあったせいで私は不幸」
と思うなら、それは、
「幸せになれるかどうかを、自分で考えて決めるのではなく○○に委ねます」
ということ。
そうして自分が幸せになるかどうかの決定権を、誰かや何かに明け渡す思考をしている人ほど、不幸を引き寄せていく。
不幸を引き寄せればますます、
「こうなったのは□□さんのせいで…」
と思考し、また決定権を□□さんにあげてしまったり。
そうして、自分で気づいていないけれど、どんどん自分の幸せを人にあげてしまっている。
それが「○○のせいで」と思考する人。
そこに気づき思考を変えることで、不幸を引き寄せるのをやめられると思います。
何が起きたかではなく、起きた出来事に対し「自分が何を思考したか」で幸不幸は決まる。
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現実を変える方法を知りたいあなたに、まずこの寓話を
突然ですが、ひとつ寓話を紹介します。
いきなりなんやねんと思われそうですが、ままま、そう言わずどうぞ~。
寓話「オアシスの老人」
オアシスに、一人の老人が座っていました。
そのオアシスは、大きな二つの街に挟まれた場所にあります。
街に行くためにオアシスを通った男が老人を見つけ、声をかけました。
「これからむこうの街に行くのですが、この先の街はどんなところなのでしょう?」
そう聞かれた老人は、男の問いには答えずにこう聞き返しました。
「今までお前さんがいた街は、どんなところだった?」
尋ねられた男は顔をしかめてこう答えました。
「ひどい街ですよ。嫌な人間が多いし、汚い場所だし…。
だから向こうの街に行ってみようと思っているんです」
その答えを聞いた老人は、こう言いました。
「お前さんがそう思っているのなら、この向こうの街も、嫌な人間が多くて汚い街だろう」
しばらくすると、さきほどの男が来た街と同じ街から、別の男がやってきました。
その男は老人に尋ねます。
「これから向こうの街に行くのですが、どんな街なのでしょう?」
老人はさきほどと同じく、その問いには答えず聞き返します。
「お前さんがいた街は、どんなところだった?」
男は笑顔でこう答えました。
「いいところですよ。親切な人が多いし、きれいなところです」
老人はその答えを聞いて、こう言いました。
「そうか。お前さんがそう思うなら、向こうの街もいいところさ。
親切な人が多くて、きれいなところだよ」
大事なのは現実ではなく、現実を見るときに抱いている思考
…というお話ですが、いかがでしょうか?
同じ風景を見たときに、道端に咲いている花に注目し、
「わあ、きれいな花。良いものが見れて嬉しいな」
と思う人がいます。
同じ風景を見たとき、花の近くにたまたま落ちていたゴミに注目し、
「うわ、汚ねぇな。誰が捨てたんだよ、ムカつく」
と思う人もいます。
2人の生きている場所は同じ。
2人の体験している現実は同じ。
でも、その現実を見るときの心…思考が違う。
普段から不平不満といった思考を抱えていると、
その人の潜在意識は自然と「不満に思えそうなもの」を取り入れて、気づかせてくれる。
これは潜在意識が勝手にやっていることだから、その人は自分でも気づかないうちに、ゴミのほうを見てしまう。
目の前に花があっても気づくことができない。
だから現実が嫌なものに思える。
現実が嫌なものだから不満になっているのではない。
不満という思考を抱いているから、現実の嫌な部分しか見ることができない。
不満を抱かない人も原理は同じ。
普段抱いている思考が良いものであれば、
潜在意識はその人が「良い気分でいられそうなもの」を見せてくれる。
必死になって「良い気分になれるものはなにか」と探さなくても、
潜在意識は自然と良いものに気づかせてくれる。
こちらの人は、良いものばかりを見て生きることができる。
人を見るときも同じ。
不満が潜在意識下にある人は、無意識に相手の悪い部分ばかりに注目したり、悪い解釈をしたりする。
そして「あいつは嫌な奴だ」と言う。
不満のない人は、無意識にその人の良い部分ばかりに注目したり、良い解釈をしたりする。
そして「あの人はいい人だ」と言う。
見ている側の思考の問題。
「あいつの性格が悪いから気分が悪くさせられる」のではなく、
「自分の気分が悪いから、あいつの性格が悪く見える」。
人はつい、
「現実がこうだから、私はこう思考しているのだ」
と考えます。
ゴミが落ちているから私は不快なのだ。
あの人が悪いから私は腹を立てているのだ。
でも、本当にそうでしょうか。
真逆に考えてみてください。
不快な思いを抱えているからゴミしか見ることができないのだ。
怒りを抱えているからその人が悪く見えるのだ、と。
悪い現実の前には、必ずその「悪い現実」を見るはめになるような「思考」が頭の中にある。
その思考を変えることで、現実を変える。
それが引き寄せの法則です。
現実のあとに思考があるのではなく、思考したものに見あう現実を見ることになる。
それが引き寄せの法則。
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劣等感を引き寄せてさらに自信を失う場合もある
今回は、うまく引き寄せをするためにチェックしてほしい点についてです。
たとえばあなたの願望が「会社での出世」だとして、
「なぜ私はそうなりたいのか?」
ということを考えてみてください。
その願いを叶えたい理由、引き寄せたい動機について考えてみてください。
ここで、
「だって、そうなりたいから」
「それが好きだから」
「それをやってみたいから」
「できたらワクワクするだろうから」
こういう理由が出てくるなら、それでOKだと思います。
けれどここで、
「そうなって、あの人を見返してやりたいから」
「そうなれば、周りからバカにされなくてすむから」
「そうなれば、きっと世間が尊敬してくれるだろうから」
そういう理由が出てきたのであれば、ちょっとそこについて考えてみてほしいなと思います。
願望よりも劣等感が強い場合、劣等感が優先される
動機が、
「バカにされたくないという怯え」
「誰かをぎゃふんと言わせたいという復讐心」
とかだとすると、これは、
①まず他人のことについて考える
↓
②その他人にどう思われるかを気にする
↓
③気にしないようになるために自分はこうなろう
というふうに思考が展開してるということです。
これだと、
③の「こうなろう、こうなりたいのだ」という思考(叶えたい願望)より、
その思考のもととなった②人にどう思われるかを気にするという思考のほうが強いです。
人にどう思われるかが気になってしまうというのは、劣等感が強い人によくあります。
つまり、こうなりたい・これを引き寄せたいという夢を抱く動機が劣等感である、ということ。
前回の記事で、
「潜在意識は、その人の一番強い思考を願望だとみなす」
とお話しました。
この場合は夢を叶えたいという思考と、劣等感という思考だと、後者のほうが強いので、
潜在意識は「劣等感を抱くこと」がその人の夢だと認識します。
こうなると、夢が叶っても劣等感は解消されない、となります。
劣等感が動機だとお金持ちになっても幸せになれない
「お金があれば幸せになれる」
そう考えて必死にお金を手に入れても、幸せになれない人がいます。
そういう人は、動機が劣等感だからです。
金があれば人から尊敬してもらえる!というような動機で動いたとき、
お金がほしい、という思考よりも、「人から尊敬されたい」という劣等感が強いため、潜在意識は、
「へー、尊敬されたい!ってのが願いね。
じゃ、ずっとそう思っていられるようにしてあげよう」
と思うため、お金を手に入れても「尊敬されているかどうかが気になる」という点は変わらない。
すると本人は、
「お金があれば幸せになれると思ったのにまだなれない…」
と思い、まだ足りないかともっとお金を稼いでみたり、
稼いだお金を使っていろいろ買ったりすれば満足できるのかと思い豪遊してみるんですけど、やはり満たされない。
劣等感を動機に動くと潜在意識は、
「劣等感を持つことがこの人の願い。それを叶えてあげよう」
とずっと働き続けるので、何を手に入れても満たされない…となります。
なので、いまの目標は劣等感から生まれたものではないのか?ということについて考えてみてください。
「お金があったらあれがほしいな、手に入ったらワクワクするだろうな~♪」
とか、自分がそれをしたいから、という動機ではなく、
「お金があったらあれを買って、あいつの前でみせびらかしてやりたい」
とかいう場合は、それを買ってあいつをぎゃふんと言わせることはできても、
その次は別の誰かのことが気になってしまう…と、相手が変わるだけで自信はつかないです。
劣等感を引き寄せないためにはどうすればいいのか?
「劣等感がある。それを解消するためにはお金が必要だ。だからお金がほしい」
お金によって劣等感を解消しよう、ということなんですが、私はそんなまどろっこしいことしなくても、
「私は劣等感を解消したい」
でよくないかな?と思うんです。
ストレートにそう言わないと、潜在意識は理解してくれない。
人目が気になるなら、
「だからお金を手にして気にならないようにしたい」
「だからカッコイイ彼氏を手に入れて気にならないようにしたい」
じゃなくて、ごく普通に、
「私は、人目を気にするところをなおしたい」
でよくない?と。
「なぜそうなりたいのか?」
を考えて、
「だって、それをすれば人のことを気にしなくてすむから」
といった理由が出てきたときには、それをしたいということよりも、
「それをすれば人を気にしなくてすむ、という自信のなさを変えたい!」
と願うほうが自信はつきます。
自信がつけば、結果的にお金も彼氏も手に入ります。
なんたって自信あるんだもの。
自分はできると信じているんだもの。
自分にはできると信じればできる、というのが引き寄せなんだから、それは必ず叶います。
そして、自信のある状態で「それをしたいからする」という動機で動いて手に入ったものならば、ちゃんと手に入れたときに満足もできますよ。
願望を叶えたい理由が劣等感の場合、願望を叶えることよりも劣等感の克服にフォーカスするほうが、願望は叶いやすい。
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期限を設けたあと、無意識にその期限を自分で短くしている人がいる
本日は、「目標達成には期限を設けたほうがいいのか?」についてです。
これはやっぱ、設けたほうがいいと思います。
だって、「そのうちやる」「いつかきっとやる」と言う人が、
本当にそのうちやるとこってあんま見たことないもの(^^;)
結局、本気でやる気が薄いから「そのうち」って言葉が出るんだと思うんです。
これはもう最初にいついつまでにこうなるのだ!と決めてしまい、やる気を出す。
なんでもそうだけど、締め切りがないよりあるほうが人ってやる気だすし、期限は設けたほうがいいと思います。
ただ、ちょっと気をつけてほしいなと思うことがあります。
期限設けたほうがいいという言葉を聞き、
「そうか!じゃあ俺、3年以内に年収1億円だ!」
としたとします。
ここまではOKです。
でもこれ、このときに内心で、
「でも、そんなのそう簡単に達成できないだろうなぁ…。
なれるとしても今すぐとか、3か月後とか厳しいだろうし…1年後でも厳しいだろうなぁ…。
そうだなぁ…2年半後~3年後くらいに年収1億になるってのが現実的かな?」
みたいに考えてることがあります。
これ、口では「3年以内」と言ってるんですけど、実質、
「いまから2年半後~3年後、その半年の間で年収1億になる」
という期限を設けてるようなもので、実際には1億になるための期間は半年しかない。
顕在意識上では3年あるかのような気になるんですけど、潜在意識のほうは、
「2年半後~3年後の半年の間だけ1億を目指せばいいってことね?おっけー!じゃあ2年半後までは何もしないね!」
と受け取ってます。
なので、2年半後までは変化がないです。
で、実際2年半経ってもなんの変化もないと人はどう思うでしょう?
「よし、2年半経った!ここから半年で劇的な変化が起きて年収1億だ!!」
とは、思わない。
「あと半年しかないよ…あと半年で年収1億なんて無理だよね?期限内に達成できなさそう」
と思います。
で、ここからまた「あと3年以内に年収1億だ!」と期限を新たに設定しなおすんですが、
でもそこでもまた、
「でもそんなのすぐには無理だし…2年半後くらいからしか無理かな」
と思い、その思考を受け取った潜在意識は、
「あ、また2年半後までは何もしなくてよくなったんだ、オッケー!」
となり…と、これ、期限設けてもエンドレスでその期限がのびていきます。
いまこの瞬間を含めての期限内。いまここにもチャンスは存在している。
3年以内というのは、いま、この瞬間から3年後の間のいつでも、という意味です。
自分から、
「今から2年半後まで何も起きない」
と潜在意識に植え付けてしまって、それに気づかず、
「期限を設けてから2年半も経ってるのに何も起きない、あと半年では達成できなさそうです」
という人もいるので、期限を設けるときには、
「実質の期限がものすごく短くなってしまっていないか」
ということにも気を配ってみてください。
本当は、年収1億になる!って決めれば、そうなれるためのチャンスは今日手に入ることもじゅうぶんにありえます。
これは、
「今日1億円入ってきます、今日中に空から1億降ってくる可能性もあります」
とかいう非現実的な意味ではなく、これから3年以内に1億になるために必要な情報やら人との出会いやら、
なんやらかんやらを、今日中に潜在意識が探してきてくれる可能性もあるという意味です。
1億の現金はつかめなくても、それをつかむための種となるものは今日にだってつかめる。
チャンスなら今この瞬間からあります。
「2年半後まで何もないだろう」
と思うのは、いまから2年半後までのチャンスをすべて逃すということなので、期限を設けたあとは、
「今日この瞬間を含めて」考えてくださいね。
いま、この瞬間、もうはじまってるんですよー!
期限の日時を設けたら、「いまこの瞬間から」その日時までが変化の時期です。
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今に集中する人ほど、望むものを引き寄せられる
今回は「今に集中する」ということについてのお話です。
これは聞いたことがある方もいるかもしれませんが、
人間は1日に約6万回の思考をしています。
引き寄せは思考が現実を変える法則なので、
人間が1日に出せる「現実を変えるパワー(思考のパワー)」の数は6万個、
とも言えますね。
今に集中することができる人というのは、
その6万個のパワーを目の前のことだけに集結させることができている人。
すると、その爆発的なパワーで今やっていることがうまくいって、現実が良い方向に変わります。
対して、
「過去こうだった、未来ああなるかも…」
と思考のパワーを今ここではないところに散らせている人は、
目の前の出来事をうまくいかせるパワーが1万しかないとか…少なくなっちゃうので、なかなかやってることの結果も出ないし、変わらない。
なので、過去や未来について考えず「今に集中する」というのは本当に大切なことです。
でも、急に今に集中することなどできない…
ただ、あなたはいまこう思ってるんじゃないかと思うんです。
「今に集中することが大事だってことくらいわかってるよ。
…でも、頭ではわかっていても、私はどうしても過ぎたことやまだ起きていないことについて考えてしまう…」
と。
これ、私もそうだったのですっごく気持ちはわかります。
どれだけ、
「今に集中するんだ!今、この瞬間が大切なんだ!!」
と思っても、集中できないんです。
ふと気づくと、終わったことについて悶々と考えていたり、
明日のことを心配してしまっていたり…どうしてもそうなってしまう。
私は結構長い間、これに悩みました。
なんで私って、今に集中することができないんだろう…。
なんで私って、今に集中することができないんだろう…?
…そしてあるとき、フと気づきました。
「そりゃ、集中できないのは集中力ないからじゃね?( ゚д゚)」
と。
今に集中するには集中力が不可欠
「今に集中することができれば、引き寄せる力が強くなるのです…」
とか言われるとなんか哲学的な精神的な何かみたいな感じがしますし、
集中できなかったときって、
「あぁ、なぜ私は…今この瞬間を大切にすることができないの!?」
「なぜ今ここを真心を尽くして生きられないの?」
みたいに自分を責めてしまったりしがち。
そうしてなんだか自分を責める方向ばっかりにいっていた私はなかなか気づかなかったのですが、
集中できないのがなんでかって、そりゃ集中力がないからでしょ、と。
あれ、これもしかしてすっごく単純なお話?
じゃあ、
「真心を尽くし、かけがえのない今この瞬間を生きられるようになるためには…」
とか考えるよりも単に、
「集中力ってどうやるとつくの?」
と考えたほうが、話は早いんじゃないかと思いました。
集中力をつけるには、瞑想が効果的
では、集中力をつける方法ってなんなの?というと、瞑想です。
ここで、
「あっ…そういえば瞑想で引き寄せる力が強まるって話を聞いたことある!」
と思った方、そうそう、その通りなんです。
瞑想というと、なんとなくうさんくさ~いイメージをお持ちの方もいるかもしれません。
いるかもしれませんっていうか、私がそうでした(;^ω^)
なんていうか…なんか宗教にハマってる人がしてそうな…、
なにか怪しい感じがしてよく知らずに毛嫌いしていたのですが、実は瞑想って、
「今に集中するトレーニング法」
みたいなものなんです。
瞑想って、1日に5分とか10分するだけでも効果があって、やるとがぜん人間の集中力は上がります。
なので、なにかに取り組んでいるときに別のことに気がそれなくなってきます。
つまり、目の前のことに心を尽くして生きられるようになる。
冒頭の、
今に集中することができる人というのは、
6万個の思考のパワーを目の前のことだけに集結させることができている人。
すると、その爆発的なパワーで今やっていることがうまくいって、現実が良い方向に変わります。
↑これができるようになるってことです。
瞑想で今に集中する。高い集中力が、良いものを引き寄せる。
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引き寄せの法則は必ず「思考→現実」の順番
今回は、
「彼氏がほしい。でも引き寄せようとしてるはずなのに引き寄せられてこない」
と思っている方へのお話です。
「彼氏がいなくてみじめだと思う」だと順序が逆
彼氏がほしいこと自体はいいんですけど、
「なぜ彼氏がほしいのか?」
という動機の部分を聞くと、
「周りが彼氏持ちばかりで、いない自分をみじめだと思ってしまうから」
「彼氏がいないせいで、自信が持てないから」
と答える方がいます。
このように答える方は、
「彼氏がいないから、自分をみじめだと思う」
と考えているんですけど、これだと逆です。
「自分をみじめだと思っているから、彼氏がいない」
です。
彼氏がいる・いないとは関係なく、実はその人にはもともと、
「私はみじめという思考」
が存在しています。
もしその人が自信満々だったら、周りに彼氏がいて自分にいなくても「私は私」と思うので、気にならないはずです。
逆に自信がなければ仮に彼氏がいたとしても、なにか別のことが気になります。
彼がいないから自信がない、ではなく、自信がないから彼がいないことを気に病む、です。
「彼氏がいないからみじめだと思うんだ、自信がないんだ」
と逆に考えていると、その次は自然と、
「じゃ、彼ができればみじめだと思わなくなるはずだ、自信がつくはずだ」
と発想し、
「なので彼氏がほしい」
という結論に行きつくのですが、しかしその「彼氏がほしい」という思考はあくまでも結論でしかなく、
その結論を生み出すもととなった強い思考は「私はみじめ」です。
潜在意識は強いほうの思考を願いだとみなし実現する
潜在意識は2つの思考があるとき、より強い思考のほうに従います。
この場合は「彼氏がほしい」ということよりも、
「私はみじめ」ということにフォーカスしてその人を動かします。
私はみじめという思考をもとに動くとどうなるか?
では「私はみじめ」がもとになると、どうなるか?
これは、
「彼氏がほしいと思考している→彼氏を引き寄せる方向に潜在意識が動く」
というのではなくて、
「私はみじめだと思考している→みじめさを引き寄せる方向に潜在意識が動く」
となります。
潜在意識のほうは、
「もっとみじめだと思えそうな方法ってないかな?」
「みじめじゃなくなるような状況は防いで、みじめなままにさせてあげなきゃ」
と働きます。
すると、
「彼氏ができなきゃ、みじめでいられるよね」
となりますので、潜在意識はむしろ彼氏を作らない方向へと動きます。
なので彼氏ができなくなる…となります。
しかしここに気づいていないと、
「なぜ、こんなに彼氏がほしいと願っているのに叶わないのか?」
と思ってしまうんですね。
なぜなら、潜在意識はあなたの夢が「みじめであること」だと思ってるからです。
潜在意識は基本バカなので、こういう勘違いをいくらでも起こします。
ただ「強いほうを夢とみなして叶えようとする」というだけで、
「みじめなんてことが夢のはずないよね?叶えないほうがいいかな?」
とか親切に考えてくれたりしないので、ここは気をつけてください(;´・ω・)
みじめだという思考を消すことで現実は変わる
「彼氏ができればみじめじゃなくなる」
みなさん自然にこう考えているのですが、これだと、
①彼氏ができるという現実になったら
↓
②私はみじめだと思考しなくなる
なので、現実→思考の順になってておかしいです。
引き寄せは思考→現実ですので、
①みじめだと思考をすることをやめれば
↓
②彼氏ができるという現実になる
です。
これまでとは逆に考えてみてください。
「私はみじめ」という思考が問題を引き寄せているので、
その根本の思考を変えようとしない限り現実は変わりません。
でも逆に言えば、その根本の思考を「私は魅力的」という思考に変えれば、
その思考は必ず現実になります。
あ、あと、自信がつくことで、
「なんでそこまで彼氏がいないこと気に病んでたんだろ?それより今は趣味に打ち込むことの方が楽しいや」
とか、そもそも彼氏がほしいと思わなくなる人もいます。
ただ、こうして好きなことに打ち込んでる女性は魅力的ですから、
惹かれる男性が現れてなんかやっぱり結果的に彼氏できちゃったりもします。
これが「ほしいと執着するのをやめたら手に入った」ってパターンですね。
「彼氏がいないからみじめ」ではなく「みじめだ(と思考している)から彼氏がいない」の順です。
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失敗を恐れないようになるために、まずは原因を知る
今回は「失敗を恐れてしまう」という方へのお話です。
そもそも人はどうして、失敗を恐れるようになるのでしょうか?
その原因はなにか?というと、これは「物事の先延ばし」にあります。
先延ばしが原因で、失敗を恐れるようになる。
「どういうこと…?」
ってきっと思ったでしょうから、詳しくご説明していきますね。
人は失敗そのものを恐れるわけではない
こんなことを言うとびっくりしてしまうかもしれませんが、
実は人間って、失敗は怖くないんです。
「失敗そのもの」
が怖いわけではなく、
「失敗したらどうしよう?と先のことを考えている間が怖い」
んです。
ですが、普通は自分が「失敗そのもの」を恐れているんだって思っちゃいますよね。
そうすると人は、
「失敗しないように挑戦を先延ばしにしよう」
と考えます。
あれをやってみたいけど、でも明日から…、とのばして、明日になると、また明日こそ…みたいに。
しかしこうして先延ばしをするのって実は、
「失敗したらどうしようと先のことを考えている間が怖いのに、自分でその恐れる期間を長く伸ばしている」
ということ。
失敗を恐れる気持ちは先延ばしするほどに強くなる
しかも、単に失敗を恐れる期間が延びるだけではなく、
そうして先延ばししている間に、人の失敗を恐れる気持ちはどんどん膨らんでいくようにできています。
どうして膨らむの?その原因は?というと…これは人間に、
「行動が動機を強化する」
という特徴があるからです。
自分の取った行動が、動機を強化する
たとえば、あなたが習い事に行きたくないと思ってさぼったとします。
「行きたくないなー」という動機で「さぼる」という行動を取ったということですから、
ですね。
そうすると脳は、
「あぁ、わざわざ『さぼる』という行動を取るほどまでに、習い事に行きたくないのか。
習い事というのは、そんなにも嫌なことなのだなぁ」
と学習します。
脳が「習い事は嫌なものである」という学習を行ったことで、
さぼった次の習い事は、ますます嫌だ、行きたくないと感じるようになります。
これが「行動は動機を強化する」ということです。
こうしてますます行きたくなくなると、ついまたさぼり、
そうするとまたまた行きたくなくなり、またさぼり…を繰り返して、結果やめてしまったりする。
ジムに入会したけど、一回「行きたくないな」と思ってさぼったらそれをきっかけに行かなくなった、
ということはよくあることですが、その原因はこうして行動が動機を強化するからです。
「失敗を恐れる」という動機が強化されてしまう
「失敗が怖いと思ったから先延ばしをした」
だと、
ですね。
すると、先延ばししたことにより、動機となっている「失敗が怖い」という思考が強化されます。
脳が、
「あぁ、わざわざ先延ばしをするほど、これって怖いことなんだなぁ」
と学習をしてしまうためですね。
そうするとますます怖くなったことでついまた先延ばし、
先延ばししたことでまたまた怖くなり…のサイクルにはまります。
このサイクルを続ければ続けるほどに失敗が恐ろしいものに思えてくる。
これが失敗を恐れるようになる原因です。
人は実は、
「失敗を恐れて挑戦できない」
わけではなく、
「挑戦しないから(先延ばしするから)失敗を恐れるようになる」
んです。
失敗を恐れる原因を消していくためには?
さて、失敗を恐れる原因が先延ばしの繰り返しにあると気づいたなら…、
次は当然「繰り返すのをやめる」といいですよね。
ただここでいきなり、
「大きなことにもパッと取り掛からねば!」
なんて思っても、すごく怖いしできないと思います。
そこまで大きな挑戦をいきなりするのではなく、もっと小さなことから挑戦してほしいなと思います。
たとえば、洗濯物を取り込むとか。
そういう日常の小さな出来事を、
「あと10分テレビを見てからやるか」
と先延ばしせずにパッと行動に移すように心がけること。
つい面倒で先延ばししたくなりますがここで、
「あっ、いまここで先延ばしすると余計にあとから面倒になるってサイクルにはまるんだったよね!
よし、いま洗濯物を取り込むの面倒だなって思ったけど、やるか!」
というふうにやってしまう。
これによって人間の脳は、
「面倒だな、嫌だなと思う=先に延ばす」
と学習している状態から、
「面倒だな、嫌だなと思う=思い切ってやる」
へと変わっていき、それが何度も繰り返されることでどんどん強化されていきます。
わりと強化されるのは早いので、近いうちに、
「私って、面倒だと思ったことはパッと思い切ってやっちゃう性格なんだよね」
「失敗?怖いからこそ、ぐずぐずしてないで早めにやっちゃうタイプかな!」
に変わると思いますよ(*´ω`*)
失敗を恐れる原因は先延ばしにある。
小さなことから先延ばししないように心がければ、やがて大きなことも恐れなくなる。
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