エゴは無視すること、真面目に取り合う必要はない

チューリップ

 

エゴを無視するって、どういうこと?

 

今回は「エゴ」に関してです。

潜在意識について調べていて、

「エゴは無視しろ」

「エゴと同化するな」

といった言葉を目にしたことのある方もいるかと思います。

このエゴを無視する、ということについてお話していきます。

 

 

エゴを無視するとは、思考を無視するということ

 

まず「エゴ」とは何かというと、これは「思考」のことです。

たとえば嬉しい感情を感じ、

「よーし、なんだかやる気が出てきた!明日も頑張るぞ!」

と思考したなら、その「頑張るぞ」というのがエゴです。

悲しい感情を感じ、

「どうせ私なんてこの先もダメに決まっている」

と思考したなら、その「ダメに決まっている」もエゴです。

私はこの文章を「どう書こうかな?」と思考しながら書いているので、エゴを使って書いています。

私の書いた文章を読んであなたが「なるほど」と思考するならそれもエゴ、

「そうは思わない」と思考するならそれもエゴ、

私のプロフィール写真を見て「まぁなんと素敵な人なのでしょう」と思考すればそれもエゴですし、

「なんじゃこのブサイク」と思考すれば、そ、そ、それだってあなたのエゴなんだからねっ!(´;ω;`)

 

 

「なんかそんなこと言ったら、全部エゴじゃない?」

というと、まさにそのとおりです。

人間はほとんどずーっと何かしらを思考して生きていますので、ずーっとエゴを持っている、ずーっとエゴを使っているとも言えます。

 

 

 

エゴは必ずしも、無視すべき悪いものというわけでもない

 

中には「エゴ」と聞くとなんとなくエゴイストを連想し、

「エゴって悪いものだ」

と思う方もいるかもしれませんが、上に書いたように「明日も頑張ろう!」とか、

「私にならできる」

「人生は素晴らしい」

「誰かの役に立ちたい」

というのもエゴ(思考)ですので、エゴが必ずしも悪いものというわけでもありません。

 

 

なので、潜在意識の話によく出てくる「エゴを無視しろ」というのは、いろいろなエゴの中でも、

「自分にとって悪影響を及ぼすようなエゴは無視しろ」

ということです。

私にならできる!といったエゴは、むしろあったほうが自信を持って生きられますよね。

そのように、自分にとって望ましい影響をもたらしてくれるエゴのことまで無視しようとする必要はないかと思います。

 

 

ただ、

「どうせ私はダメな人間だ」

というようなエゴのほうは、あると自分が苦しくなってしまうだけですよね。

そうして自分に悪影響を及ぼすエゴに呑み込まれ、私はダメなんだ…辛い…苦しい…どうしよう…というふうに悩んでしまう状態を、

「エゴと同化している状態」

というふうに表現することもあります。

そのようにエゴと同化したままだと人生が辛いばかりになってしまいますので、こちらのエゴは無視したほうがよさそうですね。

 

 

エゴと戦うと辛いので、あくまで無視をする

 

ここまで聞いて、

「そりゃあ無視できるものなら無視したいけど、でもエゴを無視するってすごく難しくない?

私は『私はダメな人間だ』ってエゴが出てきたとき、そんなことないって思おうとするんだけどなかなかそうは思えないんだよね…」

と思った方もいるかもしれません。

 

 

おそらく、そのような方はエゴを無視しようとしているわけではなくて、エゴと戦おうとしているから大変になっちゃうのかな?と思います。

エゴは「無視する」んです、戦おうとする必要はありません。

ではでは、無視するのと戦うのはどう違うのか?ということについてお話していきます。

 

 

エゴと戦うと、このようになってしまう

 

「私は『私はダメな人間だ』ってエゴが出てきたとき、そんなことないって思おうとするんだけどなかなかそうは思えない」

というとき。

この「私はダメな人間だ」というのはエゴですよね。

そしてそのエゴに対し「そんなことない」というのも、またエゴです。

湧いてきたエゴ(私はダメだ)に、別のエゴ(そんなことない)で対抗しようとしている状態です。

 

 

ここからエゴ対エゴのエゴ合戦がはじまるわけですが、このエゴ合戦、たいがい「私はダメだ」のほうが勝ってしまいます。

「私はダメだ」というエゴは、もう長年その人の中に住みついているエゴの大御所みたいなやつです。

その大御所に向かって、ポッと出の新人エゴ「そんなことない」が対抗しようとしてみても、大御所のほうが強いので負けてしまう。

負けてしまうと、

「そんなことないと思おうとしたのに思えない私はダメなんだ」

という新たなエゴ(これは大御所サイドのエゴ)が出てきて、そのエゴと同化して悩んでしまう。

そうして私はダメだ…というエゴと同化している間、着々と大御所はその人の中で力をつけて強くなっていく。

強くなった大御所にもう一度「そんなことない」で挑んでみるもまた大御所が勝ち、

「そう思えない自分はやっぱりダメなんだ」

と大御所サイドの新たなエゴが生まれ、大御所はさらなる力をつけ…というのがよく陥りがちなパターンかなと思います。

 

 

エゴにエゴで対抗しようとすると、こうして自分が疲れて落ち込むばかりでなかなかうまくいかないことも多いんですね。

こうなってしまっているのが「エゴと戦おう」としている状態です。

 

 

わざわざ対抗しようとするのではなく、無視してしまえばいい

 

では、戦って勝てないならどうすればいいのか?というと、そもそも相手なんてするのをやめて無視しちゃうんです。

お前はダメだ、お前はダメだと言ってくる相手に、そんなことない!そんなことない!と声を上げて必死に対抗しようとすると疲れるので、

「ふーん…( ´_ゝ`)」

と、放置したほうが労力がかからず楽ですよね。

 

 

具体的には、自分の中から「私なんてダメだ…」というエゴが出てきたときに、

「ふぅん…そう…」

とか、

「あ、そう。へぇ~…」

とだけ思い、あとは放っておきます。

私なんてダメ、ダメ、ダメ!!とどんどんエゴが湧き上がってくるかもしれませんが、

「ほっほー。ふぅ~~~ん」

と淡々と流してしまう。

こうして、自分には関係ないわ~という感じでエゴを受け流しておくのが、エゴを無視するやり方です。

 

 

エゴを無視するのは、慣れれば誰でもできる

 

「そんなことできるかなぁ。無視できずにエゴに同化してしまいそう…」

と思うかもしれませんが、これはただの慣れですので、しばらくやってみれば上手にエゴを無視できるようになってきます。

最初はエゴを無視できなかったとき、

「上手に無視できなかった私なんてダメなんだ」

「上手に無視できるようになるためにはどうすればいいの?」

というエゴが出てきやすいですが、そういうものも、ふーん…と全部無視するようにしてみてください。

こうして無視されたエゴは、力を失って弱くなっていきます。

そのうちほとんど出てくることもなくなりますし、たまに出てきても無視すればまたすぐに引っ込みますから、大丈夫。

エゴのことは無視して、戦わない。

やってみてくださいね(*´ω`*)

 

 

エゴとは思考のこと。

自分に悪影響があるようなエゴとは同化せず、戦いもせず、無視すると良いです。

 

 

長々と語りましたが、結局この「エゴを無視する」ということは、ものすっご~~~~~くひらたく言うと、

「あれこれ考えるのやめたほうがいいよ~」

というだけのお話ですので、エゴを無視するということをあまり難しく考えないようにしてみてくださいね。

あと、考えるのをやめるほうがうまくいくということについて書いた記事は他にもありますので、よければ以下の記事も参考になさってみてください↓

★潜在意識は、考えるのをやめると働きだす★

 

 

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潜在意識は、証拠探しをやめると現実を変えてくれる

看板

 

潜在意識の力は本当だ、という証拠がほしい?

 

今回は「証拠」についてのお話です。

潜在意識の力を使って夢を叶えたい、現実をより良く変えたい。

そう思って潜在意識のメソッドを試し、

「さぁ、これで現実は変わるかな?

本当に潜在意識の力が働いているなら、その証拠として何か現実に変化があるはずだ」

というふうに、現実の中に証拠を探そうとする方が多くいらっしゃるように思います。

ただ、そうして証拠探しをしている限り現実は変わらないので、やめたほうがいいよーというお話です。

 

 

証拠を探せば探すほど、潜在意識が証拠を隠す

 

「本当に潜在意識の力が働いているなら、その証拠として何か現実に変化があるはずだ」

これは、

「潜在意識の力が実在しているという証拠がほしい。

証拠が出てきたならば、そのときこそは本当だったと信じられる」

ということですね。

つまり、

「今はまだ、潜在意識の力が実在すると信じていない」

ということですよね。

少し言い方を変えると、

「今はまだ、潜在意識の力は実在しないと信じている」

ということです。

本当に実在すると信じているならば、実在するか否かを検証しよう、証拠を探そうとはしないはず。

実在すればいいなという期待はあるものの、心底では疑ってしまっている状態ではないかな?と思います。

 

 

「潜在意識の力はないと信じたままでいさせてあげよう」

 

引き寄せの法則は、その人の信じているものが潜在意識によって現実になるという法則ですので、

「潜在意識の力はないと信じている」

という状態で潜在意識がどう働くかというと、

「え、『潜在意識の力はない』と信じてるの?だったらそれを現実化しなきゃ!

よっしゃー任せろ、ちゃんと『潜在意識の力はないと信じたままでいられる現実』を作ってあげるからね!(`・ω・´)」

…というふうに働きます。

「あんたの力なんてないんじゃないの?」と疑われ失敬なと怒るかと思いきや、

「そっか、俺のこと疑ってるならずっと疑ったままでいられるようにしてあげないと!」

とはりきってお仕事を始めるのですから、潜在意識ってなんだかヘンな意識ですよね~(;^ω^)

 

 

うっかり「潜在意識の力がある」という証拠など見せてしまっては、その人は潜在意識の力を信じるようになってしまうかもしれません。

なので潜在意識は全力で、証拠を隠して見えないようにします。

現状を変えるためのきっかけや、夢を叶える良い方法、問題を解決するための手段…、

そういったものを隠してその人が気づかないようにしてしまう。

そうしておけばその人は、

「現実になにも良いことが見つからない。なにも良い変化がないってことは…やっぱり潜在意識の力なんてないんじゃないの?」

と、潜在意識を疑ったままでいられますよね。

 

 

「今は信じていないが、証拠が出てくれば信じよう」

…というふうについ考えがちなのですが、信じていないなら、証拠は潜在意識が隠しますので出てくることはありません。

熱心に証拠探しをするということは、それだけ熱心に潜在意識を疑ってしまっているということ。

証拠探しをすればするほどに(潜在意識を疑えば疑うほどに)、潜在意識は「そのまま疑っていられるように」と証拠を隠してしまいます。

証拠は、探すかぎり見つけることはできないんです。

 

 

先に潜在意識を信じることでしか、証拠は見られない

 

では、どうすればいいのか?

これは昨日の記事でもお話したように「立ち位置を変える」ことをすればいいですね。

 

 

「私は潜在意識を信じていない」

という立ち位置に立っているから、潜在意識がその立ち位置を守ろうとして証拠が隠されてしまうわけですので、

「私は潜在意識を信じている」

という立ち位置に立ちなおす。

そうすれば潜在意識のほうが、

「えっ、俺のこと信じるの?

だったら今まで隠していた『潜在意識はあるという証拠』をちゃんと見せてあげないと!ほーれ、証拠だぞー!(*´▽`*)」

ということで、今まで見えなかった夢を叶える良い方法、問題を解決するための手段などが見えるようになってきます。

そうして証拠が見えれば、

「やっぱり私の信じていることは間違いじゃなかった!」

と、潜在意識を信じているという立ち位置を守れますよね。

証拠が出るから信じるのではなく、信じるから証拠が出るんです。

 

 

立ち位置を変えれば、潜在意識は必ず証拠を見せてくれる

 

「証拠が出れば信じますが、出ないので信じられません」

という言葉を聞くと、私はなんだか「暗記シート」を思い浮かべちゃいます。

問題集とかについている赤色のシートのことです、あの赤色のシートを答えの上にかぶせると、答えが隠れて見えなくなりますよね。

あの暗記シートで問題の答えを隠し、

「答えが見えればシートをはずしますが、見えないのではずせません」

と言っているみたいだなって思うんです。

 

 

「潜在意識を信じていない」

という立ち位置に立った瞬間から潜在意識は、

「ほんなら、潜在意識の力を信じてしまいそうなものが見えてしまわないように、証拠を消すフィルターかけとくね」

みたいな感じで、フィルターをあなたの目の前にかけてしまうんだ、と想像してみてください。

あなたは証拠を見ることができないフィルターを通してしか現実を見ていないので、現実に証拠を見つけだすことができない。

 

 

証拠が見たいなら、フィルターをはずすしかありません。

つまり、上に書いたように「私は潜在意識を信じる」という立ち位置に変え、潜在意識に、

「あ、じゃあ証拠が見えるようにフィルターはずすね」

としてもらうしかないのですが、立ち位置を変えようとしないままに、

「証拠が見えれば、私は立ち位置を変える(フィルターをはずす)んだ」

と思いつづけている方が多いように思います。

 

 

なんだかその、

「証拠が見えれば、証拠を見えなくしているフィルターをはずします」

というのが、

「答えが見えれば、答えを見えなくしているシートをはずします」

というのと似てるなーって思うんです、それでは順序が完全に逆になってしまっているじゃないか…と。

なので、現実に証拠探しをしてしまうという方は、ここでぜひ!肝に!銘じて!おいて!ほしいと!思います!

(「!」の多さから私の気合いを感じ取って!)

 

 

 

 

 

「暗記シートをはずさないと答えは見えない」

 

 

 

 

 

ですよ!m9(`・ω・´)ビシッ!!

証拠を見ようとする前に、

「私はこれからは、潜在意識の力を信じるのだ」

という決意をするんです。

そう決意すれば、それだけで立ち位置は変わったことになり、フィルターははずれます。

昨日もお話したのですが、立ち位置が変わって見えるものが変わらないということなどありません。

あなたがフィルターをはずしたならば、必ず現実に証拠を見る日が来ますよ(*´ω`*)

 

 

証拠が出るから信じるのではなく、信じるから証拠が出る。

 

 

今回の内容と似ているのですが、以前に、

「あなたの持っている前提(立ち位置のこと)が現実化するのだから、前提が何よりも大事」

という記事を書いたことがあります。

お正月に書いたものなので明けましておめでとうとか書いてありますが、

よければこちらの記事も参考にしていただけると嬉しいです↓

★潜在意識は、あなたの「前提」を必ず叶える★

 

 

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潜在意識は、立ち位置を変えると目覚めだす

足

 

立ち位置を変えるって、どういう意味なの?

 

今回は「立ち位置」についてです。

潜在意識のお話の中でときおり、

「立ち位置を変えればうまくいく」

と言われることもありますが、

「立ち位置を変えるってどういうこと?」

と不思議に思っている方もいるかもしれませんので、

立ち位置を変えるとはなんなのか?立ち位置を変えることでなぜうまくいくのか?

についてお話していきます。

 

 

引き寄せは、潜在意識の力で立ち位置が叶う法則

 

立ち位置とは、私が記事でよく話している「前提」のことを指しています。

記事を見るのが初めての方もいると思いますので、前提についてお話すると…。

 

 

まず引き寄せの法則とは、あなたの思考が潜在意識の力によって現実になるという法則です。

そして、矛盾する2つの思考があったとき、より強いほうの思考に従って動くのが潜在意識です。

たとえばあなたがお金持ちになりたいとして、

「私はお金持ちになる、なれるんだ!」

という思考と、

「そんなのどうせ無理、なれるわけない」

という相反する2つの思考があり、「どうせ無理」という思考のほうが強いとします。

すると潜在意識は、

「よっしゃ、ほんじゃ『お金持ちになるのはどうせ無理』ということを前提にして動くぞ」

と働きます。

 

 

無理だということを前提にして動く。

つまり、最初から無理だという結論ありきで、その結論を無事に迎えられるように動いている、ということ。

これではお金持ちになることはできませんので、前提を変える必要がありますね。

「私はお金持ちになる、なれるんだ!」

という思考を強く持ち、そちらを前提とする。

これは最初からお金持ちになれるという結論ありきで、その結論を無事に迎えるためにしか潜在意識は動かないということですので、お金持ちになれます。

 

 

「立ち位置」も「前提」も同じ意味で使われている

 

このように「前提を変える」ことを、「立ち位置を変える」と表現することがあります。

前提も立ち位置も、同じ意味だと思ってください。

前提を変える・立ち位置を変える、という表現だけではなく、

「認識の変更をする」

「信念を書き換える」

といった表現が使われることもよくありますが、どれも言いたいことは同じ、

「自分は望むことができるのだ、望むものになれるのだという思考を強く持て」

ということです。

それぞれの言葉が別個のものだと思うと混乱しやすくなりますので、今後このような言葉が出てきたときには、

「言い方が違うだけで、意味はどれも同じ」

と思っておくとわかりやすいかと思います(*´ω`*)

 

 

今の立ち位置にいると、潜在意識は望むものを見せてくれない

 

ネットで引き寄せを実践している方の書き込みを見ていたり、

私のもとに寄せられるメッセージの内容を拝見していると、

「この先の人生に希望が見えません」

「潜在意識の力で夢は叶えたいけれど、叶える方法が見えません」

というふうに書かれていることがよくあります。

ただ、それはあくまでも今の立ち位置(今の前提・今の認識・今の信念)から現実を見ているから見えないだけ。

立ち位置さえ変えてしまえば、必ず見えてくるようになります。

 

 

たとえばですが…あなたが友達と遊んでいて、

「見て見て、きれいな夕日!」

と友達に言われたとします。

けれどあなたの立っている場所からは、夕日が高いビルに隠れてしまっていて見えません。

このとき、夕日が見たいならば自分の立っている場所を変える…つまり、立ち位置を変えますよね。

そのままその立ち位置から動かず、自分ではなく夕日を動かそうとする方はいないと思います。

自分が立ち位置を変えれば、「夕日が見えない」という現実は変えることができる。

自分の望むもの(夕日)を見たいならば、自分が動けばいいのだ、ということをみなさんわかっていらっしゃいますよね。

 

 

潜在意識の力でうまくいくのは、立ち位置を変えた場合だけ

 

ただ、これが夕日ではなく「願望を叶える」という話になるととたんに、

自分の立ち位置は変えず、現実のほうを変えようとする方が増えるように思います。

「私には自信がない、できない、無理だ」

という前提に立ったうえで、できないという立ち位置に立ったままで、

「でも、こんな私でも潜在意識の力を使えば現実を変えられるのかしら?

夢を叶えるためのチャンスが、希望が見えるようになるのかしら?」

というふうにお考えになる方が多いように感じるんです。

(私自身も最初はそのように考えましたので、お気持ちはわかりますが…)

 

 

けれど残念ながら引き寄せの法則というのは、

「立ち位置を変えなくても大丈夫です。

潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりますよ」

いう法則ではなくて、

「立ち位置を変えさえすれば大丈夫です。

潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりますよ」

という法則です。

裏を返すと、

「立ち位置を変えないならダメですよ。

潜在意識の力ってすごいですから、現実は変わりませんよ」

という法則だ、とも言えるんです。

 

 

あなたが「私にはできない」という立ち位置に立っていると、潜在意識は強大な力でその立ち位置を守ろうとします。

日々の生活の中で、

「できないままでいられそうなもの」

には気づかせてくれるけれど、

「できるようになるためのもの」

は見せてくれないし、気づかせてくれません。

「できないという立ち位置にいるなら、ずっとそこに立っていられるように、

ずっとできないままでいられるように、ちゃんとチャンスは隠して見えないようにしてあげるね」

というふうに潜在意識は働いてしまうんですね。

なので立ち位置を変えないでいると、

「この先の人生に希望が見えません」

「潜在意識の力で夢は叶えたいけれど、叶える方法が見えません」

という状態から、変われなくなってしまいます。

 

 

立ち位置さえ変えれば、潜在意識が見せてくれるものは必ず変わる

 

けれど、立ち位置さえ「できる」に変えれば、潜在意識が隠して見えなくするものは変わってきます。

「できるという立ち位置にいるなら、ずっとそこに立っていられるように、

ずっとできるままでいられるように、ちゃんと『できないようなもの』は隠して見えないようにしてあげるね」

と働き始めます。

なので、できないという立ち位置にいるときには潜在意識が隠してしまい見えなかった夢へのチャンスも、問題解決の糸口も見えてきます。

 

 

立ち位置が変わったのに見えるものが変わらず、現実が変わらないということはありません。

夕日を見ようと立っている場所を変えているのに、見える風景が変わらないなんてことはありえないですよね。

立っている場所が変われば見えるものが変わるのが当然、変わらないほうがおかしいです。

立ち位置を変えさえすれば大丈夫。

潜在意識の力ってすごいですから、ちゃんと現実は変わりますよ(*^^)v

 

 

潜在意識の力で現実を変えるため、何よりも大切なのは自分の立ち位置を変えること。

「前提を変えること・認識を変更すること・信念を書き換えること」

という表現が用いられることもありますが、意味は「立ち位置を変える」と同じです。

 

 

今回の記事を読んで、

「うーん…立ち位置を『できる』に変えれば見えるものが変わるのはわかったけど…。

でも、どうやれば『自分はできる』なんて思えるようになるの?

そんなふうに自信持てないよ…」

と思った方もいるかもしれませんので、その場合は以下の記事を参考になさっていただければ嬉しいです↓

★自信を持てと言われても、できないという方へ★

 

 

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願い事を過去形で唱えると、違和感が強いんですが…

花

 

願い事は「○○した」と過去形で唱えると良い?

 

今回は「過去形」についてのお話です。

引き寄せではよく、願い事は過去形で唱えると叶いやすいと言われます。

お金持ちになりたいという願い事があるならば、

「お金持ちになりたい」

ではなく、

「お金持ちになりました」

というふうに唱えると良いということですね。

 

 

ただ、

「そうやって過去形で言うのってなんか違和感があるんだけど…。

だって、まだなってもいないのに『なりました』ってヘンじゃない?」

と、願い事を過去形で唱えることに違和感を覚える方もいらっしゃるのではないかと思いますので、今回の記事でその違和感が解消されればよいなと思います。

 

 

過去形ではなく、普通に「○○になりたい」じゃいけないの?

 

まずは、なぜ願い事があるときにごく普通に「○○になりたい」と唱えないほうが良いのか?についてです。

なぜかというと、「○○になりたい」というのが「まだ○○になっていない」ということを意味してしまうためです。

 

 

たとえば、

「友達と映画を見に行きたい」

という言葉、これはまだ映画を見に行っていない状態のときにしか言うことのない言葉ですよね。

映画を見ている最中や、見終わったあとになって「見に行きたい」と言う人はいません。

「○○になりたい、やりたい」というのは「今は○○になっていない、やれていない」ということを大前提として使われる言葉です。

 

 

潜在意識は「願い事」ではなく「前提」を叶える

 

引き寄せの法則とは、その人の持っている「前提」が潜在意識の力で現実化するという法則です。

なので、「今は○○ではない」という前提を持っているのであれば、「今は○○ではない状態」が現実化されます。

 

 

「私はお金持ちになりたい、なりたい」

というふうに願い事を唱えるということは、

「私はいまお金持ちではありません、お金持ちではありません」

という前提を唱えているのと同じことで、言えば言うほど自分がお金持ちではないという前提を肯定し、強化していってしまうことになります。

自分はお金持ちではないという前提が強化されるほどに、潜在意識はどんどんお金持ちではない状態のほうを現実化しようと働き始めますので、

かえってお金持ちになりたいという願い事が叶いづらくなってしまう。

そのため、

「願い事を唱える際には『なりたい』という言葉を使わないように」

とよく言われます。

 

 

「でも過去形で願い事を唱えるって、違和感が…」

 

ここまでを聞いて、

「でもなぁ、だからって願い事を過去形で唱えましょう!というのもなぁ…。

なってもいないのに『お金持ちになりました!』って…それ違和感が半端ないんですけど…」

と感じる方も多いかと思いますが、

「私はお金持ちになったあとです」

という意味にとらえるのではなく、

「私はお金持ちになることが約束されたあとです」

という意味だととらえるとそこまで違和感はないのではないかと思います。

 

 

いま、

「え、お金持ちになることが約束されたって…私、誰とその約束をしたの?」

と思った方もいるかもしれもしれませんが、願い事を叶えるのはあなたなのですから、あなた自身と約束がなされたということです。

 

 

「すでに約束はなされたあとだ」という意味の過去形ととらえる

 

「友達と映画を見に行きたい」

というときに、

「私は友達と映画を見に行ったあとです」

というふうに過去形を使うと確かにヘンです。

行ってないのに行ったあとです!って、思いっきり嘘になってますから違和感すごいですよね(;^ω^)

ただ、

「私は友達と映画を見に行く約束をしたあとです」

というふうに過去形を使うことはありますよね、こちらは別に何もヘンじゃないです。

 

 

「友達と映画を見に行ったあとです」

というのは、「映画を見るということそのもの」をもうやり終えて過去のことになっている、ということですが、

「友達と映画を見に行く約束をしたあとです」

というのは、映画を見ることそのものはまだしておらず、しかしそのような未来がやってくるという「約束」はし終えてもう過去のことになっている、ということ。

 

 

同様に、

「お金持ちになること自体やり終えて、もう過去のことだ」

というふうにとらえて過去形で言うのではなくて、

「お金持ちになるという未来が決まったのは、もう過去のことだ」

という意味にとらえて言ってみてください。

そのような意味で「お金持ちになりました」と過去形を使えば、違和感は緩和されるのではと思います。

 

 

これでしたら、今現在はまだ願い事が叶っていないと認めつつ、かつ同時に今現在はもう叶っている、とも言っていますよね。

「まぁ確かにまだ映画には行ってないけど、でももう行くって決めたじゃん?

そう決まってるんだから行けるでしょ」

と、もう行くつもり、行く前提で話すのと同じく、

「まぁ確かにまだお金持ちにはなってないけど、でももうなるって決まったじゃん?

そう決まってるんだしなるじゃん」

と、もう叶うつもり、叶う前提になっていますので、潜在意識はその叶うという前提を現実化するため願い事は叶う、となります。

 

 

願い事を過去形で、ということにあまりとらわれすぎないで

 

あと、ここまで長々と願い事を過去形で唱えることについて語っておいてなんなのですが、

別に「願い事は過去形で唱えねばならぬ!」という決まりがあるわけではありません。

どうしても過去形に納得ができないという場合には、無理をして過去形で唱えなくとも良いと思います。

 

 

結局、願い事を叶えるうえでもっとも大切なことは何かといえば、

「叶うという前提に立っているか否か」

です。

過去形で唱えると良いと言われるのは、そのほうが叶うという前提に立ちやすくなるためそう言われているだけです。

なので、叶うという前提を持つ気のない人がいくら言葉だけを過去形にしても願い事は叶いませんし、

逆に、ちゃんと叶うという前提を持っているのであれば、過去形ではなく別の表現を使っても願い事は叶います。

 

 

何よりも大切なのは、叶うという前提である。

これを忘れないようにして願い事を唱えてみてくださいね(*^^*)

 

 

願い事を過去形で唱えるとき、

「本当にいま、願い事が叶ったあとなのだ」

ととらえるよりも、

「厳密にはまだ叶っていないが、叶ったも同然なので叶ったと過去形を使っている」

ととらえるとわかりやすく、違和感も少ないです。

 

 

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嫌なことが重なるのって、なんでなの?

葉

 

次から次へと嫌なことが重なる理由とは?

 

今回は「嫌なことは、なぜ重なって起きるのか?」ついてです。

日々を生きていて、

「なんかわかんないけど、辛いことや嫌なことって重なって起きることが多くない?」

と感じている方は多いのではないでしょうか?

その理由について、詳しくご説明していきます。

 

 

嫌なことが重なるのは、あなたが嫌なことを意識しているから

 

以前に別の記事で、

 

私があなたに、

「部屋の中にある青色のものを探してください」

と頼んだとすると、あなたは「青色はどこ?」と意識をします。

そうして意識をすると、今までは気づかなかったような小さな青の物体にまで気づいたりします。

これは顕在意識上で「青」を意識したため、潜在意識のほうがそれに反応し、

「お、青…青色に関する情報を集めてあげないと…。

ほらほら、あっちにもそっちにもあるよ~気づいて~」

というふうに働くためです。

 

と書いたことがあるのですが、人間の潜在意識というものはこのように、

「意識したものをより多く集めようとする」

という習性を持っています。

白い服がほしいなと思ったら、急に街中で白い服を着ている人が目につくようになったとか、

誰かの嫌なところを一つ見つけると、そこからどんどんその人の嫌なところが目につくようになる…といった現象も、潜在意識のこの働きが原因で起きることです。

 

 

ここまで聞いて、

「あ、じゃあ嫌なことが重なるのももしかして…!!」

と思った方、まさにそのとおり!

あなたが「嫌なこと」を意識するので、潜在意識がより多くの嫌なことを集めようとしだし、重なっていくんですね。

 

 

占いの結果をきっかけに、嫌なことが重なる方も

 

最初に嫌なことを意識しだすきっかけというのは、人によって本当にさまざまなのですが…そうだな、今回は「朝の占い」を例に出してみます。

朝一番にテレビで、

「今日の星座占い!最下位は…獅子座のあなた!じゃじゃーん!」

と放送されているのを見て、

「うわ私獅子座やん!朝っぱらから最悪やん!!」

とついついショックを受けてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、

そうしてショックを受けたときに、「私には今日、嫌なことが起きる」と意識してしまっています。

そうすると潜在意識は、

「ほうほう、今日は嫌なことを集めてくればいいのね?オッケー!(`・ω・´)」

と働きだします。

 

 

すると、普段はまったく気にしないような嫌なことにまで気づくようになります。

たとえば道を歩いていて、右側にきれいな花、左側に犬のうんちが落ちていたとすると(お食事中の方すみません)、潜在意識は瞬時に、

「嫌なことはどっちかな?そうだ、犬のうんちのほうだ!

こっちに嫌なことがあるよって教えてあげなきゃ!」

という判断を下します。

そのため普段は花に目がいっていても、そういう日には犬のうんちが視界に飛び込んできて気づいてしまいます。

そしてそれに気づいてしまうと、

「うっわ、最悪!」

というふうに、より強く嫌なことを意識してしまいますよね。

 

 

そこから数珠つながりに嫌なことが重なる

 

そうしてますます強く嫌なことを意識すれば、ますます潜在意識は嫌なことを集めはじめます。

嫌なことなんて起きてほしくない、という気持ちから自然と物事に対して身構えてしまい、何かを行う際に無駄な力みも入るため、

「なんかよくわからないけど何もないところで転んだ」

「普段はこんな簡単な書類作成でミスなんてしないのに…!」

というふうに、リラックスしている状態でならやらかさないことをやらかしてしまったり…。

するとますます緊張が走り、嫌なことを意識し…とどんどん悪循環が起きていく…つまり、嫌なことが重なるというわけです。

 

 

「朝の占いで最下位だった日は本当に嫌なことが重なる、本当に占いどおりになる」

と感じている方もいらっしゃるかと思いますが、占いで嫌なことが重なると決まっているから嫌なことが重なる…というよりは、

占いを見ることによって「嫌なこと」に意識が向かってしまうために、本当に占いのとおりになっていってしまいます。

実は、自分で占いの内容を現実のものにしてしまっているんです。

 

 

ただこれは裏を返せば、

「どれだけ占いの結果が悪くても、嫌なことを意識さえしなければ嫌なことが重なることはない」

ということでもあります。

意識する人としない人がいますので、占いは当たると言う人と当たらないと言う人に分かれます。

 

 

嫌なことが重なるなら、良いことだって重なる

 

占い以外にも、なにか嫌なことに意識が向いてしまう出来事はいろいろあると思いますが、

なにかをきっかけにして自分の意識が嫌なほうへと向かいはじめたことに気づいたときには、

意識的に良いことのほうに目を向けるようになさってみてください。

嫌なことが起きたときにはついつい「最悪…」と口にしたくなるかもしれませんが、

そうして「最悪」に意識を向けてしまうため、潜在意識が最悪なことを集めて嫌なことが重なる…となってしまっているわけですので、こういうときにはあえて真逆に、

「私ってついてる、ラッキー!」

というふうに言ってみてはいかがでしょうか?

 

 

斎藤一人さんのお話で、

「ついてるついてると口にすると、良いことが起きる」

というものがありますが、これはついてると口にすることで、意識を良い方向へと向けられるためです。

最初に「ついてる」と言った時点では別についてはいないのですが、言い始めたところから潜在意識が「ついてること」を集めはじめるので、そこからついてることが重なる好循環が起きていきます。

 

 

よく、

「ついてるならついてると言うけど、ついてもないのについてると言えない」

という方がいらっしゃいますが、むしろついていないからこそ、ついてると言ってみてください。

ついてからついていると言う、今はまだ最悪だから最悪だと言う…ですと、最悪のほうに意識が向いたままなので、良いことが起きないままです。

ついてるからついてると言うわけではなく、ついてると言うからついてくる、ですよ(*´ω`*)

 

 

嫌なことが重なるのは、あなたが嫌なことに意識を向けているから。

良いことに意識を向ければ、同じようにして良いことが重なります。

 

 

ちなみに、

「なんかわからないけど、嫌なことが重なるんだよな…」

というのと同じようにして、

「なんかわからないけど、良いことと嫌なことって交互にくるんだよな…」

というふうに感じている方もいらっしゃるかもしれません。

この「交互に来る」というのも潜在意識の働きです。

よければ以下の記事を参考になさってみてください↓

★良いことと悪いことが交互にくる理由とは?★

 

 

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自分を許すと、潜在意識は良いものを引き寄せる

花

 

潜在意識は、自分を許すことで良い方向に向かう

 

今回は「自分を許す方法」についてです。

引き寄せではよく、

「自分を許すことで、潜在意識が良いものを引き寄せてくれるようになる」

と言われます。

これがなぜかというと、たとえばあなたに、

「○○な自分なんてダメだ」

と自分を許せない気持ちがある場合、潜在意識は、

「では、『○○な自分なんてダメだと思ったままでいられる現実』を作ろう」

というふうに働いてしまうためです。

けれど、自分を許すことができたならば?

それは自分を認めている状態に変わったということですから、そこから潜在意識は、

「お、次は『自分を認めたままでいられる現実』を作るのね?おっけー!」

と働きはじめます。

これで現実が良い方向に変わりますよね(*´ω`*)

 

 

…とはいっても、

「いや、それはもうわかってる…わかってるんだけど…。

私には自分を許すっていうことがどうしてもできないんだよ…」

と悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は、私のおすすめの自分を許す方法をご紹介いたします。

 

 

自分を許すためにおすすめの「1日メソッド」

 

ご紹介するのは108さんという方が考えた方法で「1日メソッド」という名前がついています。

この1日メソッド、ものすごく簡単です。

具体的に何をするのかというと…、

 

今日1日、何があっても自分を責めない。

 

これだけです。わー、シンプル~!(*´▽`*)

もはやシンプルすぎて逆によくわからない方も多そうな気がしますので、詳しくご説明していきます。

 

 

いま、

「何があっても自分を責めない」

と聞いて、

「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでもいいよ』と自分を許すように心がけてみましょう」

という意味にとらえた方もいるかもしれませんが、そうではなく、

「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでもいいよ』と自分を許すように心がけるのをやめてみましょう」

という意味だととらえてみてほしいです。

「は?自分を許すよう心がけるのをやめたらダメじゃない?

それじゃあ自分を許せないままになっちゃうじゃん」

とちょっと不思議に思うかもしれませんが、むしろこちらのほうが自分を許せるようになりやすく、潜在意識が現実化するものも良いものに変わりやすいと思います。

 

 

自分を許すよう心がけるのをやめると、潜在意識は変わる

 

自分を許すことができないという方って、

「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでもいいよ』と自分を許すように心がけてみましょう」

↑こちらは既にやったことがあるんじゃないかと思います。

でも、それをやっても「それでもいい」とは思えず、そう思えない自分を許せないんだ…という状態なんじゃないかな?と思うんですね。

 

 

ではどうして、

「自分に対して『それでもいい』と思おうとしているのに思えない自分を許せない」

という状態になっちゃうのか?というと…。

これはまず潜在意識下に、

「『それでもいいよ』と思えるようになることが良いことである、そう思えないのは悪いこと・未熟なことである」

という前提があり、そしてその前提をもとに、

「なので、『それでもいいよ』と思えた場合には自分を許しますが、そう思えないのであれば私は私を許しません」

というようなルールを作りあげてしまっている状態です。

 

 

そのようなルールがあると、自分に対して「それでもいいよ」と思えなかった場合、潜在意識下で瞬時に、

「これはルール上、許すわけにはいかない」

という判断が自分自身に下ります。

そして、

「それでもいいと思えない自分が(ルールを守っていないので)許せない」

となります。

 

 

この状態で「それでもいいと思えるようになろう、なろう」とするということは、

「それでもいいと思えないなら、私は自分を許さない」というルールに従おう、従おうとすることです

従わないかぎり許さないぞ、許せないぞと、自分を許すどころか逆に責め立ててしまっているような状態です。

 

 

潜在意識下のルールを手放すため、自分を許すことをやめてみる

 

「自分に対し『それでもいいよ』と思わない限り、私は私を許しません」

というルールをもとに自分を許そうとすると、許そうとするたびにそのルールを守り、肯定することになってしまうので、潜在意識下でどんどんルールは強固になっていきます。

そして潜在意識下でそのルールが強固になればなるほどに、それでもいいと思えない自分がどんどん許せなくなっていってしまいます。

許そうとすればするほど許せなくなる、うことになっちゃうんですね。

 

 

この場合、

「それでもいいと思えないなら私は自分を許さない、というルールをもったままでいかにうまくやるか?」

と考えるのではなく、

「そのルールを手放すにはどうすればいいのか?」

を考えることが大切なのではないかな?と思うんです。

そして、そのルールを手放すために、

「自分がなにかミスしたりとかしても、『それでいいよ』と自分を許すように心がけるのをやめてみましょう」

なんです。

許そう許そうとするのをやめるということは、そのルールに従おう従おうとするのをやめるということですから、ルールは手放しやすくなります。

 

 

淡々とやるほうが、潜在意識は変わりやすい

 

1日メソッドをやっていて、

「なんで私って○○なのかなぁ…。って、あ、いま自分を責めたな」

と気づいたときには、

「ふぅん、責めたね。ふーん」

という感じで、さら~っと流すようになさってみてください

やってみると自分で思っている以上に、1日の中で自分が自分を責めていたということに気づき驚くかもしれませんが、

「こんなにたくさん自分を責めてるなんてダメなことだ」

なんて自分を責めず、

「あ、責めたんだ。ふうん」

「ほう、ここでも責めたね、へぇ~」

という感じで、ただ責めたという事実だけを淡々と見て、それ以上は何もしないという感じでいるとよいかなと思います。

ただ淡々と…というのは、自愛や自己観察と似ていますね。

 

 

冷静な気持ちで、

「へぇ、私ってたくさん自分を責めているものなんだな~」

という事実を眺めつつ、

「自分を責めずにいるとは、楽なものなんだな~」

という心地よさを1日感じてみれば、そこから自然と自分を責めないということがうまくなってくると思います。

自分を責めない楽さを知ると、わざわざ苦しい思いをして責めようという気がなくなってきますからね。

そうして自然に自分を責めず、許すことができるようになっていけば、潜在意識が引き寄せるものも良いものに変わっていきますよ(*´ω`*)

 

 

「自分に対して『それでもいいよ』と思えないならば、私は私を許さない」

というルールを持っていないでしょうか?

そのルールを手放すことが、自分を許すことです。

 

 

ちなみに、

「ただ責めたという事実だけを淡々と見るというのは、自愛や自己観察と似ている」

と文中に書いたのですが、

「その自愛とか自己観察ってなんのこと?」

と思った方は、以下の記事も参考になさってみてください↓

 

 

 

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潜在意識さん、「幸せだなぁ」と唱えれば幸せにしてくれますか?

花

 

「幸せだなぁ」と唱えると、潜在意識はどうなるの?

 

今回は「幸せだなぁ」についてのお話です。

引き寄せではよく、

「『幸せだなぁ』とたくさん唱えると良いことが起きる」

「私はなんて幸せなんだろう、とアファメーションすれば幸せがやってくる」

というふうに言われます。

でも、

「なんで幸せだなぁって唱えるだけで幸せになれるんじゃい」

と突っ込みたくなる方もいらっしゃるのではないかと思いますので、どうしてそうなるのか?についてお話していきます。

 

 

潜在意識は、あなたが意識したものを集めてくれる

 

人間の潜在意識には「顕在意識上で意識したものを集める」という特徴があります。

たとえば私があなたに、

「部屋の中にある青色のものを探してください」

と頼んだとすると、あなたは「青色はどこかな?」と意識しますよね。

そうして意識すると、今までは気づかなかったような小さな青の物体にまで気づいたりします。

これは顕在意識上で「青」を意識したため、潜在意識のほうがそれに反応し、

「お、青…青色に関する情報を集めてあげないと…。

ほらほら、あっちにもそっちにもあるよ~気づいて~」

というふうに働くためです。

 

 

毎日ずーっと青色を意識して過ごしていると、部屋の中だけではなく街中の青にまですごく敏感になったり、

「ずーっと青色を見てるうちになんか青色が好きになってきたわ」

といった現象も起こったりします。

 

 

ときに、

「最初は興味なかったんだけど、好きな人が○○が好きって言ってたの聞いてから、

私まで○○が気になり始めて好きになっちゃった」

ということがあったりすると思うのですが、これとかがまさにそうですね。

「これは好きな人が好きなものなんだ!」というふうに、ずっとその○○を意識しているためにこうなります。

 

 

「幸せだなぁ」で幸せを意識すれば、潜在意識は幸せを集める

 

では、この要領で「幸せ」を意識すればいいですよね。

幸せを意識すると、潜在意識はそれに反応して、

「ほう、幸せをお望みか…じゃあ幸せに関する情報を集めてあげないと…」

となります。

なので、幸せを意識していなかったときには道に落ちている500円玉に気づかなくても、幸せを意識しだすと気づいたりするようになります。

潜在意識のほうが、

「お、これ幸せだなぁって思えるようなことじゃね!?見て見て!」

となるので、青色が自然と目につくのと同じ要領で、自然と500円玉に気づきます。

(500円玉はただのたとえなので、幸せを意識すれば必ず道でお金を拾えますよとかいう意味ではありませんが)

こういう感じでこれまで気づかなかったことに気づくようになり、ラッキーなこと、幸せなことが増えていくんです。

なので、幸せになりたいなら幸せに意識を向けておいたほうがいいですね。

 

 

…とはいえ、これまで幸せを意識していなかったのに突如、

「さぁこれから幸せを意識するぞ!」

と思っても、最初の数分くらいは意識できてても、ついついいつの間にか忘れちゃうものです。

なのでうっかり忘れないように、意識しつづけていられるように「幸せだなぁ」とたくさん唱えましょう、と言われてます。

「スーパーでマヨネーズ買わなきゃ」

と思いつつ数分すると忘れちゃって買い損ねることとかありますけど、

さすがに「マヨネーズ、マヨネーズ」ってたくさん言っていればマヨネーズ買うの忘れませんよね。

それと同じで、「幸せだなぁ、幸せだなぁ」と唱えるようにしてれば、幸せを意識し忘れることはありません。

そのため、潜在意識がどんどん幸せだと思えるようなものに気づかせてくれるようになります。

このようにして幸せが増えていくので、

「『幸せだなぁ』とたくさん唱えると良いことが起きる」

「私はなんて幸せなんだろう、とアファメーションすれば幸せがやってくる」

とよく言われます。

 

 

まだ幸せじゃないのに「幸せだなぁ」って唱えるの?

 

中には、「幸せだなぁ」というフレーズを唱えるのにちょっと違和感を覚える方もいるかと思います。

「いまはまだ幸せじゃないのに、まるでもう既に幸せみたいに言うのはなんかヘンな感じがする…」

と。

確かに、現在の状態(まだ幸せじゃない)と唱えている内容(いまもう幸せ)に矛盾があるのでちょっとヘンな感じはするのですが、

こうして「もう既にそうなった体」で言ったほうが、潜在意識が幸せなことを見つけてくれやすくなるため、そのように表現しています。

 

 

なぜそうなった体のほうが、潜在意識が幸せなことを見つけてくれるのか?というと…。

たとえば、あなたが会社の上司に、

「こないだプレゼンやるって言ったよね。これからその資料を集めてくれる?」

と言われたときと、

「こないだプレゼンやるって言ったよね、もうプレゼンの資料集めてるんだよね?」

と言われたときだと、どちらのほうが資料を集めようという気になるかというと、後者ですよね。

もう既にしてるでしょ?みたいな前提で来られると、

「え?集めてる…もんだったの?じゃあすぐやらないと…」

と、強く資料集めに意識が向くはずです。

人間の潜在意識ってこんな感じで、

「している前提で来られると、その前提に早く合わせようとする」

んですね。

 

 

なのでこれを自分で自分にやります。

自分自身にやっても同じように潜在意識は働きますので、

「幸せだなぁ~」

「私、幸せをうまく意識できているなぁー」

「私はいま、幸せになってる最中だぞー」

などなど、もうそうなっている前提で言ってみてください。

そのほうが潜在意識が、幸せを集めやすくなりますよ。

 

 

潜在意識は変化すると信じて「幸せだなぁ」と唱え続けてみて

 

ただ、潜在意識が幸せを集めはじめるスピードは、上司に「もう資料集めてるよね?」という前提でこられて、資料を集めようとするスピードほど早くはありません。

上司にこう言われれば相当ドキッとするでしょうし、

顕在意識上でもかなり強く「早くしなきゃ!!」という緊急性を感じると思いますが、

自分で自分に「いま幸せだなぁ」と言う場合はそこまでの緊急性がないため、潜在意識が動くスピードはもっとゆっくりなものになります。

ゆっくりなので自分では、

「幸せだなぁって唱えてるけど、本当に潜在意識は動いてくれてんの?」

というふうに、動いているという自覚は持てないかもしれませんが、続けていくうちに変化が訪れるはずですよ。

信じて続けてみてくださいね(*´ω`*)

 

 

「幸せだなぁ」と唱えて、幸せに意識を向けてみてください。

いま幸せであるという前提で唱えると、潜在意識はその前提どおりにしようとします。

 

 

いま幸せであるという前提で唱えると、潜在意識はその前提どおりにしようする…というのと似たような感じで、

「いま完璧だという前提を持つことで、潜在意識がその前提どおりにしようとする」

というやり方もあります。

良ければこちらも参考になさってみてください↓

★完璧だという前提を持てば、潜在意識は現実を完璧にする★

 

 

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潜在意識は、諦めたら願いを叶えてくれるの?

ひなげし

 

諦めたら、潜在意識は叶えてくれなくなるんじゃないの?

 

今回は「諦める」についてです。

潜在意識の話の中ではよく、

「諦めたら願いが叶った」

「諦めたほうがうまくいく」

というふうに語られることがあります。

しかしこれを聞いて、

「いやいやいや、普通に考えて諦めたらダメでしょ。

『叶わなくていい』っていう思考を潜在意識が叶えて、叶わなくなっちゃうんじゃないの?」

と不思議に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、今回は諦めたら叶うとはどういうことなのか?についてのお話です。

 

 

「諦めたら潜在意識が願いを叶える」の意味とは?

 

「諦める」って、なんだかあんまりいいイメージのない言葉ですよね。

どうせもうダメだ~って何かを投げ出してしまうようなイメージを持っている方も多いのではないかな?と思うのですが、本来は「諦める」という言葉に悪い意味はありません。

 

 

もともとは、

「物事の道理や真理を明らかに見極め、迷いや執着を断ち切る」

ということを「明らむ(あきらむ)」と言っていて、徐々にその「あきらむ」が「あきらめる」へと変わりました。

「物事への迷いや執着を断ち切る」

という最初の意味も徐々に、

「物事に挫折する・断念する」

というような、なんとなくネガティブな意味へと変わっていってしまったのですが、

もとは物事の本質を見極めることを指す、むしろ良い意味を持った言葉なんです。

 

 

「諦めたら願いが叶う」と言われると、

「もう願いなんて叶わなくていいって断念すれば願いは叶うわけ?おかしくない?」

と思っちゃうかもしれませんが、そういう意味ではなく、

「物事の真理を見極め、迷いや執着を捨てられたら願いは叶う」

という意味だととらえれば…どうでしょうか?

「確かに、考え込んで迷ったり変なこだわりがないほうが叶いやすそうだ!」

と思えるのではないでしょうか?(*´ω`*)

 

 

諦めたら、潜在意識はこだわりの影響を受けなくなる

 

人は願いを叶えようとするとき、ついつい多くのこだわりを持ったままに叶えようとしてします。

たとえば「お金持ちになりたい」という願いがあったとして、そういうときについ、

「お金持ちになるためにはまずAをして、それからBをするという段階を踏まないと無理だろうなあ…。

でもAをするなんて…私にはできそうにないなぁ…」

と、悩んだり迷ったりしてしまいがちです。

 

 

けれど実際には、

「まずAをしてからBをしないかぎりお金持ちにはなれない」

という決まりはこの世には存在していません。

その決まりは、その人の心の中にだけある、その人だけの決まり。

つまり、その人の持っているこだわりなだけであって、この世の真理とかではないですよね。

こだわりをなくして見てみたとき、この世には他にもいろいろな手段があると気づくはずです。

…というか、潜在意識のほうはもう気づいているはずなんです。

「AしてB??

いや、それよりCをすればいいのにな~、そうすれば叶うのは早いのにな~」

というふうに。

けれど、強く「AしてB」というこだわりがあると潜在意識のほうは、

「本当はCしたほうがいいけど、でもすごく強くこだわってるし…。

ちゃんとそのこだわりどおりにしてあげなきゃ…」

ということで、Cのほうはやらなくなってしまい、なかなか願いが叶わなくなってしまいます。

 

 

でももし、よく自分自身や現状を観察してみて、

「あぁ、これは私のこだわりにすぎない。これは必要のないものだったんだ」

ということを見極めることができたら…つまり、諦めることができたならば?

そうして諦めたならば潜在意識は、

「あ、なんか変なこだわりがなくなった!これでCができる!」

となりますので、願いが叶いやすくなります。

 

 

過程について諦めたら、潜在意識がベストの過程を踏んでくれる

 

潜在意識の話になると、

「願望が叶うまでの過程について考えないほうが叶いやすい」

と言われることもよくありますよね。

過程について考えるということは、上に書いたような「Aせねば…それからBせねば…」ということについて考えるということです。

つまり、自分の心の中のこだわりのことについて考え、そのこだわりを握りしめて離さそうとしていないような状態です。

これでは願望を諦めた状態(願望に対してこだわりをなくした状態)にはなれず、潜在意識がうまく働きづらくなってしまいますよね。

そのため、過程については考えないほうがいいと言われます。

 

 

顕在意識上では、

「物事の過程についてきちんと考えるのは良いことだ、そうすべきだ」

と思えますが、

「あぁ、その『過程について考えるべき』というのも、私のこだわりにすぎないのだなぁ~」

と見極めたとき(諦めたとき)、こだわりに抑えつけられることのなくなった潜在意識が、願望を叶えるためのベストな過程をきちんと踏み始めます。

 

 

すべてのことを諦めた状態になる必要はない

 

ここまで読んで、

「こだわりって悪いものなんだ…全部のこだわりを捨てたほうがいいのかな?」

と感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、こだわりが全て悪いものというわけではありませんので、全部なくさなきゃと気負う必要はないと思います。

願いを叶えるなら少なくとも、

「私は願いを叶えたい」

「この願いは叶うのだ、私にはその力があるのだ」

というこだわりは持っていなくてはいけませんし、持っていることで楽しく生きられるこだわりもたくさんありますから、そういうものは持ったままでよいのではないでしょうか。

捨てるのは、願望に関するネガティブなこだわりのみ。

そこに関してだけ諦めた状態になれればそれでOKだと思います(*´ω`*)

 

 

「諦めたら願いが叶う」というのは、

「物事の真理を見極め、迷いや執着を捨てられたら願いは叶う」という意味。

 

 

そうだ、途中で「過程について考えないほうがいい」というお話が出たのですが、

考えないほうがうまくいくということについて書いた記事が他にもあります。

よければこちらもご覧になってみてください↓

★潜在意識は、考えるのをやめると働きだす★

 

 

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潜在意識さん、ワクワクするほうを選んでもうまくいきません

花

 

ワクワクするとうまくいくと言うけれど…

 

今回は「ワクワク」についてのお話です。

潜在意識の話になると、

「ワクワクしていればうまくいくようになります」

「迷ったときには自分がワクワクするほうを選びましょう」

というふうに言われることがあります。

 

 

これは昨日の記事でも書いたのですが、人はうまくいっていないほうを選んだとき、漠然とした不快感を抱くようにできています。

けれど、ちゃんと自分の望む方向に向かっているときにはそういった不快感を抱くことはありません。

ということは、何かをうまくいかせたい場合には不快感のないほうを選べばいい、ということになりますよね。

「○○と□□、どっちのほうがワクワクするかな?」

というふうに、より良い感情を覚えるほうを選べば、うまくいくほうを選んだということになります。

 

 

しかし中には、

「そう思ってワクワクするようにしているのに、何もうまくいかない」

「いやむしろ、ワクワクするほうを選ぶようになってから悪いことが増えたような気さえする…」

という方もいらっしゃいます。

このように、ちゃんとワクワクするほうを選んだにも関わらずうまくいかない原因は、主に3つほど考えられます。

その3つについて詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識下に「ワクワクするだけではダメ」という観念がある

 

ではまず、ワクワクするほうを選んでもうまくいかない原因の1つめです。

それは、

「楽しい思いだけしてうまくいっていいはずがない」

「良いことのあとには悪いことがある」

といった固定観念が強い、ということ。

 

 

潜在意識はその人の持っている観念を実現する意識ですので、仮にあなたが、

「ワクワクするだけでうまくいくはずがない。

楽しい思いをしたあとには、そのぶん辛いことがあるはずだ」

という観念を持っている状態で何かワクワクすることを選んだとすると、潜在意識のほうは、

「ワクワクした…楽しい思いをしたな。

じゃあ、そのぶん次は辛いことを起こしてあげないとな」

と働きますので、自分の持っている固定観念どおり、ワクワクすることの後には辛いことが起こってしまいます。

一旦はワクワクすることでうまくいくほうを選びはしたのですが、選んだあとすぐに、

「でもこのままうまくいっていいはずがないよね」

という観念が出てきてしまい、潜在意識がその観念を叶えてしまうためうまくいかなくなる…という感じです。

 

 

「うわ、私そういう観念あるわ…」と思った方は、これからは、

「でももう、こんな観念には呑み込まれないもんね~」

と意識して過ごしてみてください。

そういう観念が自分にあるのだという自覚と、しかしそれに呑み込まれまいという意識さえあれば、徐々に観念は弱まって消えていきますよ(*^^)

 

 

義務感でワクワクするので、潜在意識下に不満がたまる

 

次に、ワクワクしてもうまくいかない原因の2つめです。

2つめは、

「ワクワクしなきゃという義務感で、好きでもないことをしている」

というものです。

 

 

「ワクワクするとうまくいく」という言葉を聞いて、ときに、

「そうか、うまくいかせるためにはワクワクするべきなのか…。

じゃあワクワクするためには何をすべきなんだろう…?」

というふうに、うまくいかせるためのノルマのようにしてワクワクしようとする方もいらっしゃいます。

そして、

「旅行に行けばワクワクするかしら?それとも新しい趣味をはじめてみようかしら…。

旅行や新しい趣味ってワクワクするもののはずだよね?だったらそれをやらねば…」

と、本当は特に旅行がしたいわけでもないのに、ワクワクせねばという義務感で行ってしまったり…。

 

 

顕在意識上では、

「さぁ、私はちゃんとワクワクすることをしたぞ!だからうまくいくはずだ!」

と感じるかもしれませんが、潜在意識下に募るのは、

「別に本当はやりたくないんですけど…」

という不満のほうです。

うまくいかせようとして不満を強くしてしまっただけなので、こうなると潜在意識は、

「なになに、不満がお望みなの?じゃあ、もっと不満になるようなことを起こしてあげないと…」

となってします。

ワクワクすることをやっているようでいて実は、やりたくないことをやってしまっているのでうまくいかない…ということですね。

 

 

もし、「ワクワクするため」という目的で何かに無理をして取り組んでいた場合には、

それをやめて、純粋に今の自分が好きなことをなさってみてください。

何かに挑戦するというのはときにとても素敵なことではありますが、

したくないときにまで無理をしてする必要はありませんよ(*´ω`*)

 

 

潜在意識下の不満を隠すため、ワクワクする

 

最後に、ワクワクしてもうまくいかない原因の3つめです。

3つめは、

「不満を隠すためのワクワクを、本物のワクワクだと思っている」

というもの。

 

 

仮に、大嫌いな相手から誘いを受けて「断りたい!」と思ったとします。

しかし断りたいという気持ち以上に、断って嫌われるのが恐ろしいという思いがあったとします。

するとついつい誘いを受けてしまい、そのあと、

「あ~OKしちゃったよ~、本当は嫌なのに…」

と嫌~な気持ちになりますよね。

ただ、普通はここで嫌~な気持ちになるものなのですが、真逆にワクワクする方もいらっしゃるんです。

 

 

本当はやりたくないことをしちゃったのに、どうしてワクワクする気持ちが生まれるのか?というと、

そうしてワクワクしていれば、本当はやりたくなかったという自分の本心を認めずにすむためです。

「私は嫌われるのが怖いわけではないのですよ、本当にBさんが好きで誘いが嬉しかったんです。

だから誘いを受けた私の選択は正しいものなんです。

…ということにするために、不満じゃなくて、誘われて嬉しいときのようなワクワクを感じていなきゃ!」

ということで、ワクワクする気持ちが出てきます。

自分の本心を認めたくないという気持ちが強い方は、こうして不満などの不快感ではなくワクワク感が出てくることがあります。

 

 

潜在意識下に、強い不満がたまるほどワクワクする

 

「本心を認めずにすませるため、ワクワクを感じることにしておこう」

というのは、潜在意識下で一瞬で行われる判断です。

そのため、本人もそのような判断が自分の潜在意識下で下されたことに気づかず、顕在意識上では、

「私、Bさんが好き。誘われてワクワクするなぁ♪」

というふうにしか感じられないことがあります。

 

 

こういった場合に「さぁワクワクすることをやろう!」となると、どんどん精力的に嫌いな人からの誘いを受けはじめてしまったりします。

自分が大嫌いな人やもののことを、自分からすすんで受け入れはじめてしまうんです。

当然、潜在意識下には強烈な不満がたまります。

しかし潜在意識は、

「不満はワクワクに変えてから外に(顕在意識上に)出すぞ」

という作業もしていますので、潜在意識下に不満がたまるほどに、顕在意識上では強いワクワクを感じるようになったりもします。

このように、実は自分からすすんで嫌いなものを受け入れてしまっているということに気づけないため、うまくいかなくなる方もいます。

 

 

しかしこのような場合にも、ワクワクする気持ちを感じながらも、どこかで不快感や違和感は覚えているはずです。

違和感を覚えているからこそ、なるべくそれを感じずにすまそうとワクワクしているのですから、必ず違和感はあるはず。

「そう言われれば…ワクワクしているはずなのになぜか胸のあたりが妙に苦しかった…」

「なんだか上滑りしてるような、変なワクワクなのはなんとなく感じてた…」

という場合には、一旦ワクワクするようなことは中断してください。

そのワクワクの正体が不満なら、中断することで心が楽になるはずです。

静かな安心感のようなものを、胸やお腹あたりから感じる場合が多いと思います。

その安心感の中で、

「私は、本当は何が不満なのだろう?隠しておきたい本心とはなんなのだろうか?」

と自分に問いかけ、本心と向き合うようになさってみてください。

向き合えれば、さらに心が楽になりますよ(*´ω`*)

 

 

ワクワクするほうを選んでもうまくいかないのは、

①「ワクワクすることだけしてうまくいくはずがない」という観念があるから。

②「ワクワクせねば」という義務感で、本当はやりたくないことをしているから。

③そのワクワクの正体が、楽しさや喜びではなく「不満」だから。

 

 

ちなみに、

「ワクワクしているけどうまくいかないとかじゃなくって、そもそも私、ワクワクできないんですがどうすれば…」

と思った方は、以下の記事も参考になさってみてください↓

★ワクワクできない、それでOK★

 

 

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潜在意識からの警告を、無視しないで

道しるべ

 

望む方向からはずれると、潜在意識からの警告がくる

 

今回は、潜在意識からの警告についてです。

ときに、

「間違った方向に進んでいるとき、潜在意識が警告を発してくる」

というふうに言われることがあります。

こう聞くと、

「具体的にはどんな警告がくるの?警告がきたらどうすればいいの?」

と思う方もいるかもしれませんので、詳しくお話していきます。

 

 

潜在意識からの警告とは、どのようなものなのか?

 

「潜在意識からの警告」なんて表現をするとなんだかよくわからない感じがするかもしれませんが、これは単に、

「本音を抑え込んだときのモヤッと感やイラッと感」

だと思うとわかりやすいです。

 

 

たとえばあなたが誰かに怒られて、

「私は悪くないのに…」

と思いながらも謝るとき。

私は悪くない、という本音を抑え込んでいるのでイライラしますよね。

誰かに遊びに誘われて、

「本当は行きたくないのに…」

と思いつつも誘いを受けたとき。

本心では行くことに納得していないため、モヤッ…とします。

 

 

こういうふうに、

「本音とは違うことを仕方なくしたとき、モヤモヤしたり、イライラしたりする」

という経験はどんな方にでもあると思います。

上に書いた例のような場合ですと、潜在意識だけではなく顕在意識上でもはっきりと、

「私は納得していない、本心はそうではない」

と自覚できていますので、感じるモヤモヤもはっきりと自分でわかります。

 

 

潜在意識からの警告は「漠然とした不快感」としてやってくる

 

しかしときには、顕在意識上では自分が納得していないということが自覚できないときもあります。

本心で「私は○○がしたい」と思っていても、その本心以上に強く強く強く、

「でも、○○すべきではない。それより□□をすべきだ」

という固定観念を持っているときなどは、人はその固定観念に従うべく瞬時に本音を抑え込み、自分が納得できないほうを選んでしまいます。

あまりに瞬時にやってしまうので、自分でも自分が納得できないほうを選んだという自覚がありません。

 

 

こういう場合、顕在意識上では、

「私はちゃんと選ぶべきほうを選んだ、正しいことをした」

というふうに納得していたりもするのですが、しかし心の底の底…潜在意識下では納得はできていない。

なので、

「ものすご~~~く漠然と、モヤッとする」

といった感覚を覚えます。

納得していないのは潜在意識のほうのみですので、顕在意識上で「納得できない」と自覚しているときほどの強いモヤッとした感じはありません。

この漠然とした、自分でもなんなのかわからないけれどなんだか納得のいかない感覚を、引き寄せでは「潜在意識からの警告」と呼んでいます。

 

 

潜在意識からの警告を無視するほど、望む方向から離れていく

 

この潜在意識からの警告を無視するということは当然、自分の本心を抑え込んだままでいるということです。

ずーっと警告を無視して生き続けるならば、どんどん自分の望む方向とは離れた方向へと行ってしまうことになります。

 

 

本心とはかけ離れるほどに潜在意識からの警告は強くなるので、徐々に顕在意識上でも、

「どうも何かがおかしいぞ…。そうだ、私は本当はこんなことがしたいんじゃないんだ!」

と自覚できるようになる場合もありますが、中にはとことんまで自分の本音に気づくことを避ける方…潜在意識からの警告を無視しつづける方もいます。

そういう方は、周りへの不満を抱きやすくなります。

自分のモヤモヤ・イライラに対して、

「あぁ、私が自分の本心を無視しているからこうしてイライラするのだなあ~」

と自覚することができない(自覚したくない)ため、

「私がこうしてイライラするのは、周りのせいなんだ」

と、原因が周りにあると勘違いしてしまい、自分の周囲に不満を抱きがちになります。

顕在意識上では、

「周りが私をイライラさせてきているんだ。周りが変わってくれれば私は心穏やかに過ごせるんだ」

と感じますが、実際には周りが自分をイライラさせているわけではなく、自分が自分の本音を無視しているからイライラするわけですので、

仮に周りが変わったとしても、本心を無視するのをやめない限りイライラは続きます。

 

 

大切なのは周囲を変えようとすることではなく、潜在意識からの警告に耳を傾けること。

「自分の本心はなんなのか?」

に気づくことで自分の望む方向へと向かっていけるようになり、周囲に不満を感じることもなくなっていきます。

 

 

潜在意識からの警告を無視せず、本心に気づくには?

 

では、潜在意識からの警告を無視せず、自分が本当は何を望んでいるのかに気づくためにはどうすればいいのか?なのですが、これは単に、

「自分に素直になればいいだけ」

です。

なんとなくモヤッとした、イラッとした、というときにそれを無視しようとしたり、無理に何かで気を紛らわせようとしたりせず、

「私は、本当はどうしたいのだろう?」

と自分に問いかけ、素直に考えてみる。

ただそれだけです。

自分のことなのですから、

「自分に正直になって、きちんと考えてみよう」

という気持ちさえ持っていれば、遅かれ早かれわかるときはくるはずですよ。

 

 

潜在意識が何を警告しているかわからないときは?

 

考えてみて、どうしたいのかがすぐにはわからなかったとしても大丈夫です。

その場合にはそのまま日常を過ごしながら、どういうときに潜在意識からの警告が強くなるのか、弱くなるのかを意識して観察してみてください。

必ず、

「こういうときにはモヤッとした感じが強くなる」

「でも、あの人といるときにはモヤモヤとかは感じないな」

というふうに、モヤモヤなどの不快感には強弱があるはずです。

 

 

そして、

「どうも、○○をしたときには特に潜在意識からの警告が強まるな」

というふうにどこで強くなるのかがわかったなら、その○○をしないようにしてみてください。

それによって本心に近づいていきますし、ふとなにかのタイミングで、

「あぁ、そうだ。本心はこうなんだ!」

と、はっきりと顕在意識上でも自覚できるようになりますよ。

 

 

要するに潜在意識からの警告は「気に食わないとき」に来る

 

自分に問いかける際には、

「私は、本当はどうしたいのだろう?」

という言葉ではなくても構いません、好きな言葉を使って自由に問いかけてみてください。

私の場合は違和感・不快感を覚えたときに頭の中で、

「はいよー、何が気に食わないの?」

と言うことが多いです。

静かに胸に手を当ててすごく厳かな感じで、

「私の、潜在意識の中にある本当の望みとは…なんだろう…?」

とか問いかけていた時期もありましたが、これは私には合っていなかったのかあまりうまくいきませんでした(;^ω^)

ある日ふと、

「なんか身も蓋もない言い方するけど、結局は潜在意識からの警告って、自分の思い通りにできなくて気に食わないときに来るわけだよね?」

と思い、

「でさ~、ぶっちゃけ何がそんなに気に食わないわけ~?」

と自分に聞いてみたらすぐに本心が出てくるようになったので、それ以来「何が気に食わないの?」というフレーズはよく使っています。

よかったら試してみてくださいね(*´ω`*)

 

 

自分の本心を無視したとき、「漠然とした不快感」という形で潜在意識からの警告が来る。

 

 

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