今回はいただいた質問の回答です。
僕には「身長を伸ばす」という目標があります。
成長期は過ぎていて、一般的にはいまから身長は伸びないとされている年齢ですが、絶対に理想の体型を手に入れたいです。
「骨の歪みを治して身長を稼ぐ」
などではなくて、実際に、
「両腕両足の骨を伸ばす・胴の骨を縮める」
ということをして、モデル体型に近づき、今より7cm高くしたいです。
一年間のアファメーションやイメージングで「出来て当然」といえるくらいまで確信できるようになってきました。
しかし、現実化はまだ来ません。
朝起きた後やイメージングをした後に伸びた感覚がする時はありますが、鏡を見るとやはり変わっていません。
「どうして確信しているのに叶わないんだ」
という思いでいっぱいで、かなりストレスが溜まっていて暴飲暴食などをしてしまっている状態です。
これは願いが叶うまでにそれなりに時間がかかるからなのか、
それとも自分で気づいていないまま確信できていないのか、どちらだと思われますでしょうか。
「本当に伸びるのか」
とも思いますがそれ以上に、
「伸びてしまっていいのか」
「願いを叶えてしまっていいのか」
「幸せになっていいのか」
という思いが、身長だけでなく人生の全てにおいて理想の現実化をブロックしている気がします。
「身長は伸びる」という確信の前に「私は幸せになる」という確信が必要なのではないでしょうか?
叶うまでの時間差が長いパターンであり、確信もあいまいな状態
これは願いが叶うまでにそれなりに時間がかかるからなのか、
それとも自分で気づいていないまま確信できていないのか、どちらだと思われますでしょうか。
との文章がありましたが、私はどちらにも当てはまると思います。
身長を伸ばす…しかも歪みの矯正などではなくて骨格から変えようとなると、
これはだいぶん時間がかかるのはいたしかたない部類の願いかな…と。
なので、どれほどまでに強い「私の身長は伸びる」という確信があろうとも、
時間がかかることは受け入れたほうが良いと思いますし、
本当に必ず願いを叶えるという強い確信があるなら、願望実現に必要なこと(長い時間差)は受け入れられるはずです。
実現が待てないイライラで暴飲暴食を…ということはないと思うんです。
そもそもいま必要なのは「身長が伸びるという確信」ではない
では、
「どうして1年間もアファメーションやイメージングをしたのに、いまだ『身長が伸びる』という確信を持てないのか?」
について考えていきましょう。
なぜなのかというと、
「伸びてしまっていいのか」
「願いを叶えてしまっていいのか」
「幸せになっていいのか」
という思いが、身長だけでなく人生の全てにおいて理想の現実化をブロックしている気がします。
と、この「幸せになっていいのか?」というブロックを崩していないからだと思います。
身長を気にしていれば幸せになれずにすむ
いま質問者さまは、
「いまは身長が低いから不幸だ(でも身長が伸びれば幸せになれる)」
というふうに思っている状態ですよね。
でも、よ~~く考えてみてほしいのですがこれだと、
「低身長だ(←これは現実)から、不幸(←これは思考)だ」
ということですから、これだと現実→思考になっちゃってます。
これはないです、正確には思考→現実です。
なので実際には、
「不幸だ(という思考がある)から、低身長(という現実)が気になる」
です。
「幸せになってはいけない(不幸でいるべき)」という思考のほうが「低身長」という現実より先にあるんです。
まず質問者さまの中には、「幸せになってはいけない」という強い思考…信念があります。
すると潜在意識は、その「幸せになってはいけない」という信念を現実のものにしようとします。
潜在意識は考えます、
「さて、この人が幸せにならないためには、なにが必要だろう?」
と。
なにが必要か?
そうですね…、幸せにならないためには、悩みが必要ですよね。
明日解決できるような簡単な悩み…「ラーメンが食べたいけど食べられない」なんてことに悩んでも、
明日ラーメン食べて解決できちゃえば明日すぐに幸せになれてしまいますから、
できればもっともっと難しくて解決困難なこと…、たとえば、
「身長を伸ばしたいけど伸ばせない」とかなら、そうそう簡単には解決できない。
つまり、身長のことを気にしている間は、ずっと「幸せになってはいけない」という信念を叶えることができます。
質問者さまの潜在意識は、
「幸せにならないためには、解決困難なこと(低身長)を気にして悩めばいい」
と判断している。
なので、質問者さまは身長が気になるんだと思うんですね。
いままさに質問者さまの「幸せになってはいけない、私は不幸でいるべき」という信念(思考)は、
「顕在意識上で低身長を気にし、なんとかしようと悩む」
という手段を用いることにより、達成されているということになります。
引き寄せの法則的には、いま質問者さまの願い(信念)は叶っている状態なんです。
質問者さまは「悩みの原因は低身長だ」とお考えかと思いますが、
本当の悩みの原因は「私は幸せになってはいけないという信念を持っていること」です。
低身長を気にする、というのは、潜在意識が幸せにならないでいるために、質問者さまに取らせている「手段」です。
身長を気にすれば気にするほどに、潜在意識からすると、
「幸せにならないための手段にしっかり取り組んでくれている」
ということになるんです。
質問者さまが「身長を伸ばせる!」という断固とした決意ができないのも、
この「幸せになってはいけない」という信念のせいかと思います。
仮に断固決意して身長を伸ばせたとしたら、もう悩みの種がなくなってしまう。
幸せになるわけにはいかないのですから、そんな確信を持たれて身長を伸ばされてしまっては、潜在意識としては困るわけです。
「絶対に伸ばしてやるという決意ができず『伸ばしたいよー』と悩み続ける」
この状態が、潜在意識にとって必要なこと。
その必要なことを質問者さまは潜在意識にさせられている状態…それが今の状態かと思います。
なので私は、いま質問者さまに必要なものは、
「身長を伸ばせるという確信」
ではなく、
「私は幸せになるのだという決意」
だと思います。
潜在意識が「幸せになれない」を信念としている限り、
「身長を伸ばせるという確信」は必要のないものですから、潜在意識に排除されてしまう。
なのでまずは、
「私は幸せになるのだ、これから幸せになっていいのだ」
と自分に許可を与えること。
なにが原因で自分を不幸であるべき存在と思うようになったかは私にはわかりませんが、
まずはその「幸せになってはいけない」という信念を解除すること。
それが先だと思います。
暴飲暴食をしてしまうとのことですが、原因は身長が伸びないストレスというよりも、
幸せになれないという思いからくるストレスなのではないでしょうか。
信念の解除によって、ストレスから過度に食べてしまうということもなくなるのでは?と思います。
「幸せになってはいけない」がある限り悩みが別に移るだけ
「幸せになってはいけない」
この信念を解除しない限りは、仮に身長が伸びたところで、今度は別のことが気になるはずです。
身長が伸びれば、潜在意識は「新しい悩みの種を何にしようかな?」と探し始めます。
気になることが身長から別のことに移るだけで、おそらくは、
「身長が伸びたのに幸せにはなれない」
となるかと思います。
まずは、自分は幸せになっていいのだという決意をし、それを信念化してください。
それができたとき質問者さまはおそらく、それほど身長が気にならなくなるかと思います。
幸せになっていいなら、幸せになるためには「解決困難なことを気にする」ということは必要のないことですから、
必要のないことは意識できなくなる、気にならなくなっていきます。
「なんで俺、別に身長低くないのにそこまで気にしてたんだ?」
とかになりそう。
そもそも質問者さま、身長低くないですからね~(;^ω^)
(公開しませんでしたがもとの文章には現在の身長が記載されていました。
私の感覚からすると「どっちかっていうと高いほうじゃない?」という数字)
引き寄せのコツは「過程にこだわるな・手段にこだわるな」
ただ、私に急にこう言われても納得できるかなあ…とも思います。
「へぇ、なるほどそうだったんだ!じゃあ『幸せになっていい!』というアファメーションに変ーえようっと♪」
とかいう簡単なものではなくて、
「その話が本当なら、今まで必死に身長を伸ばそうとしてきたのはなんだったんだ!」
「そんなはずない!!絶対に身長のせいで不幸なんだ、身長さえ、それさえなんとかすれば…!!」
という気持ちが湧いてきているかもしれません。
文章を拝見する限り、身長を伸ばしたいという執着はそうとうお強いようにお見受けいたしましたし、
(つまりは幸せになってはいけないという信念がそうとう強いということですから、私としてはこっちをなんとかすればいいのではと思いますが)
人に言われてハイそうですかと納得できるようなものでもないかとも感じます。
なので質問者さまが今後も、絶対に身長を伸ばすというところにフォーカスしてやっていくつもりです!
というときのためにひとつ書いておくのですが、
「自然に伸ばそうとするより、骨延長手術を受けたほうが早いのでは?」
と思います。
(まだそれを試みていない前提でお話するんですが、「それはもう医者と相談したけど、どうしても受けられない事情があった」というのであればすみません)
潜在意識の力で癌を克服したとか、身長が伸びた、縮んだ、顔が変わった…というお話もちらほらありますよね。
こういうお話を聞いてのことなのか、ときおり私のもとに、
「風邪を引いたけど、治ると信じて潜在意識の力で治してみます」
というようなメールが届くこともあるのですが、私はこういう内容を拝見するたびに、
「普通に風邪薬を飲んだほうが早いんでは…」
と感じます。
潜在意識の力で病を治すといったことは不可能ではないとは思いますが、相当の強い信念が必要になってきます。
そのような強い信念を今から作りはじめるよりも、薬飲んだほうが早いで…と思うんです。
普段の意識していないような行いも引き寄せである
潜在意識の力とか、引き寄せの法則と言うとなにか不可思議なことを連想してしまうのかもしれないですが、
風邪を治すときには、
という手段のほかに、
○医者に行く
○市販の薬を飲む
○暖かくしてゆっくり寝る
○栄養のあるものを食べる
などもありますね。
あまり意識する人はいないでしょうが、こうした普段当たり前にやっている「薬を飲んで治す」とかも引き寄せなんです。
①治したい、治すのだという思考
↓
②それを実現するための手段(薬を飲むという行動)
↓
③治る(治したいという思考の実現)
で思考が現実化してますよね。
引き寄せで「過程にこだわるな・手段にこだわるな」とよく言いますが、これは、
「さまざまな方法があるのだから、そのうちのどれかひとつに固執するな」
ということです。
風邪を引いたときに、
「絶対に『ゆっくり寝る』という手段しか使わない!」
とか、
「『治るという思考を使って治す』という手段しか使わない!」
というのは手段にこだわっている状態です。
そうしてこだわったぶん、
「治るならどんな方法でもいいよ~♪
そうだ、医者に行って薬ももらって栄養あるもの食べて暖かくしてゆっくり寝てぜ~んぶやっちゃえ♪」
と執着がない人よりも治るのが遅くなりますよね。
風邪じゃなくてどんなことでもそうです、
「こんなふうに叶わないと嫌だ」
「叶えるための手段は○○だ!」
というふうにこだわりがあると、それは裏を返すと、それ以外の方法、可能性をすべて捨てたことを意味します。
可能性を限定させたぶん現実化が遅くなるので「過程にこだわるな」と言われます。
質問者さまの場合も、
「アファメーションとイメージングで自然に身長を伸ばす」
という方法にこだわる必要があるのかな?と思うんです。
(潜在意識が質問者さまに「より困難な方法にこだわらせている」からそうなっているんだと思いますが)
自然に身長を伸ばすのが絶対に不可能とは言わないのですが、相当に強い信念が必要になります。
その信念を作っているよりも、整形外科手術を受けるという方法を選んだほうが実現は早く確実なんじゃないかな?と、個人的に思います。
なので、引き続き身長に焦点を当て伸ばしたい場合には、潜在意識の力を、
「身長を伸ばすことそのもの」に集中させるのではなくて、
「手術に必要なお金を引き寄せること」に集中させたほうが、より実現は早いかもしれません。
お金はもっとも引き寄せやすいですから、まだこちらのほうが実現へのハードルが低くなるかと思います。
参考になれば幸いです。
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アファメーションのやり方「願望形ではなく現在進行形」
今回は、アファメーションのやり方についてのお話です。
わりと多く、
「アファメーションだと『○○になりたい』という願望形を使ってはいけないんですよね?
だから、ちゃんと『なりつつある』という現在進行形を使ってるのになれないんです」
といったお話を聞くので、ここについて。
確かにアファメーションではよく、
「お金持ちになりたい」
といった願望ではなく、
「私はお金持ちになりつつある」
「私はお金持ちだ」
というふうに、現在進行形や断言する言い方を使うやり方が良いと言われます。
「なりたい」だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くない、というのが理由ですね。
これに対して、
「ははぁ、なるほど確かにそう言われればそうだ!
そうか、アファメーションでは願望形は良くないんだ!やめよう!」
と思って使わないように気をつけている方もいると思います。
それはそれでOKです、私も通常アファメーションでは、
「なりたい」よりも「なりつつある」のやり方のほうをおすすめしています。
「なりたいと言うやり方はご法度」というわけではない
ただ、ちょっと誤解してほしくないなーと思う点は、
「別になりたいって言葉を使ったからって夢が叶わなくなるわけじゃない」
ということ。
中には、読む本読む本、見るサイト見るサイトにこう書かれているので、
「なりたい、という言葉はご法度!」
「そんなアファメーションのやり方をすると夢は叶わなくなる!!」
みたいに思っている方もいるかもしれないけれど、別にそんなこともないです。
さっき、
「『なりたい』だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くない」
と書きました。
ここだけ読むと、確かに…!みたいな気になります。
でもね、あなたはこういうときなんて言います?
たとえばあなたに近々、旅行に出かける予定があってすっごく楽しみにしている!というとき。
普通は、
「ああ、早く旅行に行きたいなー!」
って願望形で言いますよね。
ここで、
「ああ、私旅行に行きつつある~!」
とか言う人いる?(笑)
いや、まぁ行く日が近づいてるんなら行きつつあることは間違いないんですけど、
だからってこんな言い回しは普通は使わないと思います。
で、別に「行きたいな~!」と言ったからって、
「行きたいと願望形を使ったせいで予定はダメになります!」
な~んてことはないですよね。
「なりたい」だと、裏を返すとまだなっていないということを認めたことになるので良くないって言ったって、
実際のところまだ旅行に行ってないもんは行ってないですわ、と思いません?
「いや、だって行ってないし。私まだ家にいますけど?」
と認めると旅行に行けなくなるの?というと、別にそんなことないですよね。
アファメーションで肝心なのは唱えるときの「思考」
「言われてみれば『なりたい』って普通に言うじゃん…。
じゃ、なんでアファメーションで『なりたいって言わないのが良いやり方!』なんてこんなにしつこく言われてんの?」
とか不思議になってきたかもしれません。
これどういうことかというと、使ってる言葉は同じでもその言葉を使ってるときの「思考」は全然違うんですね。
○金持ちになりたいよう……
○早く旅行に行きたいな~♪
どっちも「したい」という願望形ですが、前者のほうは、
「あぁ、どうせ無理だけどなれたらいいのにな、なりたいな…」
みたいな感じ。
そもそも金持ちになんてどうせなれないだろうけど、
でもなれたらいいのになぁ…みたいな、なんか無理だと諦めた上で言ってるような感じですね。
対して後者のほうは、
「もう行くって決まってて待ちきれないよー、行きたい!!」
みたいな、そもそも行くのが当たり前、行く前提で言ってますよね。
前者のなりたいは「なれない」という諦めから出てる言葉、
後者のなりたいは「なれる」という確信のもと出てる言葉。
言ってる言葉は同じでも、抱いている思考は諦めと確信だと全然真逆です。
アファメーションでは「今度旅行に行く」なんて小さいレベルじゃなくってもっと大きなことを望む人が多いです。
「どうせ(そんなデカいことは)無理だろうけど…」
という諦めから「なりたい…」という人が多いので、
「そうやって諦めなさんな、その諦める思考が現実になるでー」
「じゃあさ、『なりつつある』と言えば諦める気持ちもやわらぐよね?まだ可能性ある気がしてこない?」
と、諦めをなるべく消そうってんで現在進行形を使うようすすめられてるだけで、これ裏を返せば、
「私は金持ちになれて当然だ」
とさえ確信してれば、
「あぁ、金持ちになりたーい、早くなりたいなりたい!」
とどんだけなりたいって言おうがなれます。
重要なのは言ってるときの思考、気持ちなんですね。
なんたって思考が現実になる法則ですから、
「(どうせ金持ちになるなんて無理だけど本になりつつあるってやり方がいいって書いてあったから)なりつつあります!」
なんて思考で唱えてたら意味ないし、
「(ひゃっはー私にはなれて当然だぜ!いつなるんだろ、めっちゃ待ち遠しいな~早く)なりたーーーーい!」
ならこりゃもうなれる。
ということで、結局ものを言うのは思考です。
「正しいやり方」を鵜呑みにし逆に効果が出なくなる人も
人間って言葉の影響を受けて思考が変わることがあります。
うーん、言葉の影響で思考が変わる例っていうと、たとえば…。
あ、昔どっかで聞いた話だけど、旦那さんが車好きで車種に詳しくて、しょっちゅう「あの車は…」とかいう話をする。
最初は興味ねー!とか思ってたのにいつの間にやら自分まで、街を走ってる車をチェックするようになった、みたいな話がありました。
これもともとは「興味ない」という思考が、車は、車は…という言葉の影響を受けて変わってますね。
同じようなことっていくらでもあるので、最初は「どうせ無理」という諦める気持ちがあっても、
「なりつつある、なりつつある、なりつつある…」
と繰り返すことによってその言葉の影響を受け、
「そうだよ、もしかしてこれからなれるかも…?なれる可能性だってあるじゃん?」
みたいに思考が変わっていくこともじゅうぶんありえます。
それを狙って「なりつつあると言うやり方がいいよ」と言ってるだけで、
別に「なりつつある」と言いさえすればそれで夢は叶いますとか、
「なりたい」という言葉を使ったら絶対ダメダメ実現不可能!とかそんなんじゃないんです。
ネット検索するとアファメーションの正しいやり方!といったものがいろいろ出てきますが、それだけを見て、
「言い回しを同じにすればそれでいいんだ!」
とか思っても、言い回しってのは本質じゃないです。
本質は言うことによって「思考を変えよう」という…あくまでも思考がどうか?が大事な部分ですから、
そもそも自分の「どうせ無理だ」って考え方を変える気がないまま唱えてたり、あと、
「さぁ、ちゃんとこれがコツだって言われてるとおりにやったから、これで叶うんだろうな!?」
というような依存心…、私はちゃんと唱えたので、あとは誰かなんとかしてくれ~的な自分以外のものに頼る思考で唱えてても意味がなくなっちゃいます。
ひどいと唱えるたびに依存心が強くなって、
「ちゃんと唱えてたのに、唱える前より状況がひどくなったけどなんで!?」
みたいなことも起こります。
これ潜在意識が「依存、依存、依存…」って思考を感じて、
「へー、この人の望みは依存することか!じゃあ、もっと依存できるような現実にしてあげなくちゃ…」
と勘違いを起こすからですね。
もっと困る状況になれば「誰かなんとかしてー!」という依存心はますます膨らみますよね、なので現実がもっとひどくなったりします。
「なりつつあります」と言うことで、
「そうだ、私にはなるだけの力があるんだ!」
という「私はできる!」って思考に変えましょうってのがアファメーションの趣旨ですから、
唱えて「私以外のものがなんとかしてくれるかな?」と思ってたら趣旨と真逆にいっちゃってることになります。
本来は自立心を高めるために唱えるものですよー。
ということで、
「アファメーションでは『なりつつある』というのが良いやり方です!」
というのはあくまでも、
諦めの思考を手放しやすくなるのでそうしてね、という意味で、
そう言いさえすればいいとかそういうものではないのですよーというお話でした。
アファメーションで大切なのはあくまでも「思考」です。
巷で「これが正しいやり方だ!」と言われていることに、とらわれすぎないのがうまくいくコツです。
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今回は、いただいた質問の回答です。
自分は今アファメーションと、精神を変えるために寝ている間良い音楽を聞いています。
でも、最近毎日やらないと叶わないんじゃないかと不安になることがあります。
この場合不安と向き合うのか、毎日必ず続けるべきと思わないで気が向いたときにやる。
どちらがいいのでしょうか?教えてください。
(YouTubeのコメント欄でいただいた質問を、許可をいただいてこちらに引用しました)
ぜひ不安と向き合ってください。
それから、寝ている間に音楽を聴いている場合は控えてみてください。
基本的にアファメーションは毎日続けたほうが良い
まずは「寝ている間良い音楽を聴いている」というところから。
これは、たとえばベッドに入ってから20~30分とかで、
流れている音楽が切れるようにタイマーセットして聴いている、ということでしょうか?
これでしたら構わないのですが、もし睡眠中にずっと音楽を流しっぱなしにしているのでしたら控えたほうがいいと思います。
睡眠中に音楽がかかっていると脳は、
「この音を処理しないと」
と働き、寝ている最中にしっかりと脳が休まらなくなります。
脳の疲れが取れなくなり、そのぶん、起きたときの脳のパフォーマンスが下がってしまいますので、
タイマーをセットして途中で切れるようにしてみてください。
昨日の記事でも書いたのですが、アファメーションはすればするほどにいいです。
毎日続けたほうがいいのか、気が向いたときにやればいいのか?と言われれば、
これは毎日続けたほうがいいです。
昨日の記事では英語を例えに出しましたので今回も英語に例えてみますが、
「英語の成績を上げたい!というときに、毎日英語の勉強をしたほうがいいか?
それとも、気が向いたときにだけ勉強したほうがいいか?」
と言われると、
「あ、そりゃ毎日やったほうがいいわ」
と思うのではないでしょうか。これと同じです。
毎日続けたほうが良いからこそ、続けるべきと考えない
「では、毎日続けるべきなんですね?」
というと…そうですね、続けるべき…とも言えるんですけども…。
うーん、でも、
「続けるべきである」
「絶対に途中でやめてはいけない」
とか考えると嫌になってしまって、かえって毎日続かなくなってしまわないでしょうか?
人間の潜在意識って、「べき思考」をすると一気に力を失うようにできています。
「やりたい」と思うことをしたときと、「やるべき」と思うことをしたときだと、
「やるべき」と考えてやっていることって、「やりたい」ことをやっているときの半分、
もしくは三分の一くらいしか、潜在意識の力が出ないようになっています。
なので、毎日続けたいことがある場合にはそれを「毎日続けるべき」と思わないほうがいいです。
気が向いたときにだけ英語の勉強すればいいや~♪だとなかなか成績も上がらないでしょうが、
「毎日毎日、勉強すべきだ!!」と考えても嫌になって続かずに成績は上がらないですよね。
じゃあ、もうちょっと気楽に考えて、
「どーしても気が乗らない日は休むかもしんないけど、でもできるだけ楽しみながらする」
みたいな工夫をしてみてください。
多分質問者さまは、昨日の記事で書いたように、
アファメーションというものをちょっと型にはまったような感じ、
「さぁ、やるぞ!決まった文章を、これから○分唱えるんだ!!」
みたいな感じで考えているのかしら?と思います。
「さぁ、今から勉強だ!○分勉強だ!!」
とかいう感じ…これだともうなんだか、やる前からちょっと億劫になっちゃいますよね(;´・ω・)
でも昨日お話したように、
「あれ?これ英語でなんて言うのかな?と思ったときにちょっとGoogleさんに聞いてみる」
とかいうのも英語の勉強です。
やらねば!やらねば!と義務感で机に向かうより、こうして、
「へいへい、OK、Google!」
ってやってたほうが気楽だし楽しんで勉強できるのではないでしょうか。
アファメーションも同じで、
「さぁ、やるぞ!決まった文章を、これから○分唱えるんだ!!」
というのもアファメーションのひとつのやり方ではありますが、
アファメーションって本来は、
「夢や目標について思考すること」
を言いますから、本を読んでいるときにふと、
「俺は金持ちだぜ、この本に最高級のブックカバーをつけようかな?むふふ」
とか考えただけでも、それもアファメーションです。
こういう感じで、ふとしたときになるべくアファメーションするようにする(夢について思考する)
とかいうやり方なら気楽に取り組めてあまり義務感も感じないのではないでしょうか。
なかにはそうして「ふとしたときにやろう」と思ってると完全に忘れちゃって、
「あれ?今日なんにも夢について考えなかった!(アファメーションしなかった!)」
というふうになっちゃう人もいます。
「私は『ふとしたときに…』なんて思ってると忘れちゃってやれないから、
『毎朝ちゃんと○分やる!』って決めてやったほうが取り組みやすい」
という人もいますし、そういう人はきっちり時間を取ってやればいいよ、というだけで、
きっちり時間を取ってやらないと、アファメーションしたことになりませんからね!というわけではないです。
もうちょっとアバウトにフリーダムにやってみてください。
「日常の中で、ふと気が向いたときに、もっと適当にやっていいんだ!」
と思うと、逆に毎日続くと思います(*^-^*)
毎日やらないと叶わないのでは?という不安の正体は依存心では?
さてさて質問者さま、
「不安と向き合うほうがいいのか?」
という文章がありましたが、これはぜひ向き合ったほうがいいと思います。
不安は逃げるとかえって膨らみますので、
「私は、何がどう不安なのだろう?」
ということを考えて対処してしまうといいですね、そうすると不安は消えます。
では、質問者さまはどうして、
「毎日続けないと効果が出ないのではないか?」
と不安になってしまうのか、ちょっと考えていきましょう(*´ω`*)
以前にYouTubeのコメント欄にて、アファメーションに関する質問をいくつかいただいたことがありますね。
質問を読んだ私の印象としては、
「アファメーションにとらわれて動けなくなるタイプかな」
という印象です。
(これについてはこちらの記事を参考になさってください)
アファメーションへの意欲は、すごくあります。
熱心にアファメーションというものを理解しようといろいろ質問をしていて、
一見とても前向きで、自分の力で頑張っているように見えるのですが、
私は質問者さまの「毎日続けないといけないのでは?」という不安の正体は、依存心なのではないか?と思うのです。
なにか、
「アファメーションが自分を変えてくれるのでは?」
という依存心…のようなものが見え隠れしているように感じます。
「えっ!?だって岡野さんはさんざん、
『自分を変えるためにアファメーションしてください』
って言ってるじゃない!
事実、アファメーションは自分を変えてくれるものでしょ?
自分を変えてくれるものについて熱心に理解しようとして、なにかいけないのかな…?」
とびっくりしたかもしれませんが、うーん、そうですね…。
確かに、アファメーションは自分を変えてくれるものです。
「私は金持ちだー!」
とか、さぁ今日からそう思いなさい!と言われたって無理ですよね。
人間の潜在意識は「繰り返す」ということをしないと変わらないですから、
なのでアファメーションを繰り返す。そして変わる。
①考えは急に変えられない
↓
②だからアファメーションする
↓
③すると考えが変わる(自分が変わる)
なので、確かに「アファメーションが自分を変えてくれる」というのは間違いではないです。
これまた英語に例えてみますが、
「さぁ、今日私の成績上がるぜ!」
とか思ってもそんな急には上がらないですよね(^^;
なので、上げるためには良いテキストとかが必要です。
そのテキストを使って勉強していけば、成績は上がる。
①成績は急に上がらない
↓
②だからテキストを使う
↓
③すると成績が上がる
ですね。
これは「テキストが自分の成績を上げてくれる」という言い方もできます。
ですが、
「テキストが自分の成績を上げてくれる」
…と言っても、ただ「テキストを買っただけ」だと成績は上がらないですよね。
英語の成績を上げたいとき、まず必要なのは、
「私は成績を上げるのだ」
という決意です。
その決意なくして、
「テキストを買えば成績が上がるんだ」
と思ってテキストを買って、そのテキストを撫でてみたり、胸に抱いてみたりしても、それで成績が上がるわけではない。
「このテキストを使って、私は成績を上げるんだ!」
という意志を持ってテキストを「使用」しないかぎり、成績は上がらない。
アファメーションもそれと同じで、最初に必要なのは、
「私は考えを変えるのだ」
という決意です。
その決意なくして、
「アファメーションをすれば考えが変わるんだ」
と思って、アファメーションに触れていても(アファメーションに関していろいろ質問したりしても)
それで考えが変わるわけではないです。
「アファメーションを使って、私は考えを変えるのだ!」
という意志を持ってアファメーションを「使用」しないかぎり、考えは変わらない。
「私は変わる」
この決意があってこそ、アファメーションは効果があります。
「決意があるのならば、アファメーションをすれば変わりますよ」
というのであって、
「アファメーションが、決意自体を生み出してくれますよ」
ということはないです。
「成績上げる!という決意があってテキストを使えば成績は上がりますよ」
↑これは正解。でも、
「テキストが、成績上げる!という決意を生み出してくれますよ」
↑こういうことはない。
違い、わかります?私の語彙力で伝わるのかちょっと心配ですけど(;´・ω・)
質問者さまは、
「テキストが、成績上げる!という決意を生み出してくれる」
という考えを持っていらっしゃるように見えるんです。
これはちょっと、テキストに依存しすぎですね。
テキストにそこまでの力はないです。
そして、それは質問者さまも心の底の底…潜在意識下ではわかってると思います。
「テキストを持っているだけでは、成績は上がらない…」
それに気づいているからこそ、
「成績が上がらないのでは…」
という不安が出てきて、消えない。
アファメーションに言いなおしてみると、
「アファメーションが、変わるという決意を生み出してくれる」
という考えを持っていらっしゃるように見えて、
それだとちょっとアファメーションに依存しすぎで、
質問者さまも潜在意識下ではそれに気づいている。
なので「変われないのでは」と不安を感じる。
アファメーションについて質問したり、音楽を聴いたり…ということをすると、
「変わるためのこと(質問)をしたぞ!」
「新しいこと(音楽を聴く)をしはじめたぞ!」
という高揚感や安心感が一時的に湧くので、不安を意識しづらいのですが、
続けていくうちに高揚感のほうは消えていき、心の底にあった不安が顔を出してくる。
でも、その不安が湧いてくる理由が、
アファメーション(や音楽)に決意をさせてもらおうとしているからだ、
というところまではわからず、顕在意識上で認識できるのは、
「続けていくうちに不安になる」
ということだけ。
その不安を質問者さまは、
「しばらくすると『続けないといけないのではないかという不安』が出てくる」
というふうに顕在意識上で解釈しているのですが、実際には、
「もともと潜在意識下にあった『変われないのではないかという不安』が、
続けていくうちにごまかしがきかなくなってきて明るみに出てきている」
という状態だと思います。
アファメーションへの理解を深めても、おそらくその不安は消えない
アファメーションに関して熱心に質問してくださるのですが、これは、
「アファメーションへの理解が深まれば自分は変わるはずだ」
という動機のもとやっている行動だと思います。
これを成績にたとえると、
「テキストへの理解が深まれば成績は上がるはずだ」
と考え、
「テキストの厚さは何センチくらいがいいですか?」
「テキストを使う時間は何分くらいがいいですか?」
「テキストは、テキストは…」
と、テキストに関して熱心に質問してきている、という感じです。
しかし、テキストについての理解をどれだけ深めても、
「それを使って私は成績を上げる」
と決心しテキストを「使用」しない限り成績は上がらないのと同じく、
アファメーションに関して質問をし理解を深めても、
「それで私は思考を変えるのだ」
という決意のもとアファメーションを「使用」しないと考えは変わらないです。
むしろアファメーションに関して質問をすればするほどに、表面的に、
「私は熱心に変わろうとしている」
という錯覚に陥っていき、
「本当は変わる決意が足りていない」
という不安の正体から遠ざかっていきますので、
「本当は変わる決意が足りていない」
↑この根本に目を向けて、
「私は変わると決意するのか、しないのか?」
ということと向き合ってみてください。
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引き寄せとか潜在意識とか嘘くさい・胡散臭い?
今日は、
「なんか引き寄せとかって嘘くさいってゆーか、なんの根拠があって言ってんの…」
という気持ちがあるという方へ向けてのお話です。
正直なところ、引き寄せを信じている方の中にも、
「潜在意識の力で願いが叶うならそうであってほしいけど…。
うぅ…信じたいとは思うけど、心の底ではなんか嘘くさいって思う気持ちもあって信じ切れない!」
っていう方もいるんじゃないかと思います。
ではではそんな方へ向けて、マザー・テレサの言葉をご紹介。
(マザー・テレサが言ったんじゃないというお話もありますが)
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
これはつまりめっちゃ短くまとめると、
「思考に気をつけなさい、それは運命になるから」
ってことになりますね。
逆に考えると、
「私は物事がうまくいかない運命なんだろうか…」
と思っている方の、そのうまくいかない運命の発端は自分の思考だ、ということです。
引き寄せで思考が現実化されていくのは、実はごく当然なこと
「思考が現実になります」
「あなたの言葉が、あなたの運命を形作っていくのです」
これだけ聞くと、
「いや思考が現実になるわけないやん」
「なんで言葉が運命作るねん」
みたいに思うかもしれませんが、
引き寄せで思考が現実化していくというのは、実は自然なことで不思議でもなんでもないんですね。
まず、人はなにかを思考すると、無意識にそれに関することを口にします。
金ないなーと思ってれば「あ~、金ないなー」とかつい口に出ちゃいますよね。
そして、こういう言葉を繰り返していると今度はそれが行動に出てくる。
お金がないなら節約しよう、節約しよう、と財布の紐を引き締める行動に出たりしますよね。
そうしてその行動を何度も繰り返していると、習慣化して根付いていく。
いつでもどこでも、なるべく出費をしないようになってくる。
それが板について「けち」という性格となっていく。
性格として確立してしまうと、もうなかなか簡単には変えられなくなります。
24時間365日、元の思考「お金がない」に基づく言葉、行動を取るので、さらに習慣づいて性格は固定されていきます。
もはや「お金がなくてケチる自分」というものは、自分の力でもどうしようもなくなる。
まるでもう抗えない運命とも思えるような強力なものになります。
↑これが引き寄せで思考したことが現実化する順番です。
多くの方は、最後のほうの「性格」や「運命」を嘆いてしまうんですね、
「私はなぜこんな性格なのだろう」
「もともと恵まれない運命なのだろうか」
と。
でも、なぜこんな性格なのか?
ひとつ戻ると、
「なぜなら、あなたがそういう性格になるような習慣を身につけているから」
です。
では、なぜその習慣を身に着けているのか?
なぜなら、あなたが習慣づくほどその行動を繰り返し取ったから。
なぜその行動を取ったのか?
なぜなら、あなたがその行動を取ってしまうほどそれに関する言葉を口にしたから。
なぜそれに関する言葉を口にしたのか?
なぜなら、あなたがその言葉を口にしてしまうような思考をしていたから。
どうでしょう、こう考えると、
「はー。現実の発端は思考や…。確かに思考が現実になってるな」
と思えるかな?と思います。
引き寄せは物事を根本から改善するための方法である
引き寄せでよくアファメーションと言いますが、これは言葉を変えなさいってことですよね。
このうちの②を変えようというもの。
「①思考→②言葉」
これは間違っていないし、思考したことは自然と言葉に出てしまうというのは本当なのですが、
ただ人間の脳って、言葉にしたことが思考に影響を与える、というふうに、
「②言葉→①思考」
とも働いています。
たとえば、自分は最初はそうは思ってなくても、何度も同じことを聞かされているうちにだんだんと、
「そうかも…」
と思えてきて自分の思考がそう変わることがあります。
CMとかもそうかな、何度も同じCMソング(言葉)とか聞いてると、
なんか気づくとそれ覚えちゃって頭から離れない(思考してしまう)とかもありますよね。
「①思考→②言葉」と同時に「②言葉→①思考」でもあるし、
②言葉を変えると①も変わりますよ、ということでアファメーションがあります。
思考🔄言葉と互いに作用しあっている。
で、同じように、「②言葉→③行動」でもあるけれど逆に「③行動→②言葉」でもあり、
ここも「言葉🔄行動」と、繰り返して強化しあっている。
別の部分も同じです。
なので正確には、
思考🔄言葉🔄行動🔄習慣🔄性格🔄運命🔄思考🔄言葉🔄行動🔄習慣🔄性格🔄運命………
みたいな感じかな、ずっと作用しあって強めあって続いていっています。
この連鎖を変えましょうというのが引き寄せです。
「⑤性格を変えたい」
「⑥運命を変えたい」
と、わりと最後のほうをいきなり変えようとする方がどうしても多いのですが、
「それよりさ、その⑤や⑥を生んでる①をどうにかするほうが結果的に早くて確実じゃね?」
というのが引き寄せ。
お店にクレーム入ったときとか、そのクレームにだけ注目してなんとかしなきゃと対処するより、
なぜそのクレームが来たのか?と原因をつきとめ改善したほうが今後同じクレームは来ないのと同じかな、
表面化してきた問題に注目するよりは、底に潜んでいる問題の原因を見つけて変えたほうが根本的解決になりますよね。
なので、
「①思考を変えましょう、思考を変えれば現実が変わってきます」
と言われています。
いかがでしょうか?
ただ「思考は現実化する!」と言われたときよりもなるほどと思っていただけてれば嬉しいです(*´ω`*)
「思考の現実化」をより詳しく表すと、思考🔄言葉🔄行動🔄習慣🔄性格🔄運命、です。
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効果がない方は「できますように」と言っていないか?
今回はアファメーションの効果がないと思っている方へ向けてのお話です。
アファメーションで唱える言葉は基本的に自由ではあるのですが、
「○○できますように」
「○○してくれますように」
という言葉は、入れないほうがよいと思います。
(よく言われることだから、聞いたことのある方も多いかも?)
なぜかというとこういう言葉って、
「自分にはできないと思っているときに出る言葉」
だからです。
たとえばあなたは、
「明日の朝起きたら、顔を洗えますように…」
「そのあと、ちゃんと着替えができますように…」
とか考えたことはないと思いますが、これがなぜかというと、
「そんなことは自分の力でできて当然」
と思ってるからですよね。
対して、自分の力ではできないと思っていること…受験の合格とか、そういうことになると自信がなくなるので、
「合格できますように…」
という言い方になります。
あまりはっきり普段は意識しないかもしれませんが、「できますように」というのは心理下で、
「私にはそれをする自信がない」と認めているときに出る言葉です。
できますように、できますように…と何度も唱えるのは、
「それをする自信がありません、それをする自信がありません」
と唱えているような感じなんですね。
自信のなさが強化されるので効果が出ない
前に「行動が動機を強化する」というお話をしたことがあります。
習い事をさぼると次にますます行きたくなくなってしまうのは、
「習い事をさぼる」という行動を取ることにより、そのさぼるという行動を取る動機となった思考…、
つまり「私は習い事に行きたくない」という思考が強くなってしまうからです。
①行きたくないという思考が生まれて、
②さぼるという行動を取ると、
③その行動によって「行きたくない」という思考(動機)が強化され、ますます行きたくないという思考が強まり、
④もっとさぼりたくなってしまう
ですね。
これと同じことが「できますように」と唱えたときにも起こります。
①できる自信がないという思考があるので、
②「できますように」と口にするという行動を取ると、
③その行動によって自信のなさが強化され、ますますできる自信がなくなり、
④またできますようにと言ってしまう
という感じです。
このような感じで、
「できますように、できますように」
と唱えるほどに、その動機となっている思考、
「私は自信がない、私は自信がない」
のほうが強くなってしまいそれが現実化され、
「アファメーションを唱えたら、唱える前よりもやる気がなくなった、物事がうまくいかなくなった」
という方もいます。
で、ここで、
「アファメーションをちゃんとやったけど効果なかった!」
と思ってしまう方もいるのですが、いやいや、効果はありますよー。
だって、唱えることでうまくいかなくなったり、やる気がなくなったりしたんですよね?
それって「うまくやる自信がない」と唱えることで、ちゃんともっとうまくやる自信がなくなって、
ちゃんともっとうまくやれない現実につながったのですから、しっかり効果があった、ということです。
ただし、本人の望まない方向に効果が出てしまってはいますが…。
ただこれは、
「あら、うっかり望まないことが強化されるような唱え方しちゃったな」
「えっ、できる自信がない、って唱えてたようなもんだったんだ!しまったなー。
でもこれで効果あるってことはわかったんだし、今度はちゃんと、
『やる!できる!』って唱えればそれも効くってことがわかったぞ!」
と気づいて言い方を変えればいいだけです。
アファメーションは最初は「そうは思えない」もの
アファメーションというのは、誰かなんとしてくださいとか、どうか○○できますようにといった、
「自分以外のものへのお願い作業」
なわけではありません。
そうではなくて、
「自分の思考の強化作業」
です。
なので「自信がない」というような、強化したくないことをうっかり唱えるとそれも強化されてしまいます。
あくまでもアファメーションでは、「これから強くしていきたい思考」を唱えてください。
「私は合格できる。その自信がある!」
などです。
ここで、
「でも、そうは思えません…」
と言いたくなった方もいると思うのですが、はい、最初はそう思えなくていいんですよ。
そうは思えないってことは「自信がある」というのが弱い思考だからですよね。
弱い思考だからこそ、強化作業で強くするんですから、最初はその思考は弱いのが当たり前。
最初から強いならわざわざアファメーションで強化する必要はないので、最初は「そうは思えない」というのが正解です。
えーと、体力がないならウォーキングして体力つけましょう、みたいな感じです。
もともと体力あるなら別にウォーキング必要ないので、最初は体力がないからこそそれをしますよね。
「体力づくりのためにウォーキングしましょう」
という提案に、
「でも、体力ないので…」
とウォーキングをしないでいるとずっと体力がないままなのと同じで、
「でも、そうは思えないので…」
と思考の強化作業を行わないと、ずっと自信があるという思考は強くならずじまい…となってしまいます。
「これは、思考を強くするための脳内ウォーキングなんだ!」
というふうに考えてみてください。
体力と同じで、思考も繰り返していくことで必ず強くなりますよ。
アファメーションは自分の思考の強化作業。
強化したくないことを唱えてしまうと、それも強化されてしまうので気をつけて。
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潜在意識から不安が出てきたら大正解
本日は、アファメーション中に感じる不安についてです。
アファメーションをすると自分の潜在意識から、
「でも、どうせそんなことできない」
「どうせ私なんて…」
という不安や恐怖が出てきますよね。
そうすると当然、嫌だな~って思います。
でもでも実はこれ、
「そうして潜在意識から不安が出るのが大正解!ならないほうが何かが間違ってる」
んです。
その不安は、アファメーションする以前からあなたの潜在意識に潜んでいたものです。
別にアファメーションによって新たに出現したわけではなく、普段から、
意識はしていないだけであなたの心の底にはずっと、24時間365日潜んでる不安です。
普段は潜在意識下に潜んでいるから意識せずにすんでいるんだけど、
その潜在している不安って、なにかの折にポンと出てきて悪さするのであなたは困ります。
たとえば、好きな人と仲良くなりたいなと思ったときにポンと、
「でもどうせ相手にされないよ」
とか。
成績あげたいなと思ったときに、
「でも頭悪いし無理じゃん」
とかとか。
こうしてポン、ポン、と意識の上に出てきて邪魔をしてくるので、あなたは困ってしまいます。
こういう不安って、感じまいとして押し殺す人が多いのですが、
そうしてまた潜在意識下に追いやったところで、不安を消すことができたというわけではありません。
今のところは見えなくなった、というだけで、ずっと潜んで存在しているしまたいずれ出てきます。
こういう不安は根こそぎ退治して消すことができればいいですよね。
潜在意識下の不安をゴキブリに例えてみる
これ思ったんですが、
「意識はしていないだけで、あなたの潜在意識には24時間365日不安が潜んでいる」
を、
「気づいていないだけで、あなたの部屋には24時間365日大量のゴキブリが潜んでいる」
と例えたらどうかと。
そう、普段は隙間に潜んでるから気づかない・意識できないだけで、すっげーいるとする…怖いだろ…。
潜んでるゴッキーってたまにいきなり出てきてぎゃーってなりますよね。
たまに出てきて困ってしまう不安とちょっと似てます。
そこで一掃するためにバルサンを購入、部屋で焚くとする。
で、焚いたら苦しんだゴッキーがうぎゃーって部屋の隙間とかから大量に出てきてびびったとする。
(いや、普通はバルサン焚いてる間は部屋から出るし、実際焚いたら隠れてたゴッキーが隙間から出てくるかどうかはともかく、単なる例えとして)
出てきたらあなたはウッギャアアアアと動揺するかもしんないけど、でもなんで出てきたかというと、
ちゃんと退治しようとしたからであって、こちらのやり方がちゃんと相手に効いてるからこそ、効いている証拠として出てきますよね。
これと同じで、アファメーションってちゃんと効いているときに、その効いている証拠として不安が出てきます。
逆に、なんか間違ったやり方してると不安にならないです。
潜在意識を変えようとして、「できる」という言葉で刺激してゆさぶりをかけてるっていうのに、
そこで不安が出なかったら、それって潜在意識をうまく刺激できてない、反応させられてないってことです。
むしろ不安にならない場合に、
「なんかやり方違うってことだ、やばい、ちゃんとできてないんだ…」
と不安になったほうがいい。
なんだかへんな言い方なんだけど、
不安になったら安心してください、「私のやっていることは間違ってない証拠だ!」と。
「嫌だー、不安がでてきたー」と考えるより、
「しめしめ、あぶりだされて出てきやがった。効いてる効いてる♪」
と思ってみてください。
こうして出てきてくれるからこそ、それを退治して消すことができます。
出てきた不安はアファメーションで必ず退治できる
①不安が潜在意識の中に潜んで隠れてしまっている
②隠れているので退治しようにもうまいこと手が出せない
③いつまでも自分の意思とは関係なくちょいちょい意識の上に上ってきて困る
というのが今の状態なので、
①不安が潜在意識の中に潜んで隠れてしまっている
②意識の上まで不安をあぶりだす
②出てきた不安を「できる」という言葉でどんどん退治していく
どうでしょう、こういうふうに考えると少しは、
「アファメーションすると不安になるので嫌だ」
という気持ちは和らぐでしょうか?
「不安なのはアファメーションが効いている証拠だ」
「のこのこ出てきてくれたおかげで消せるぜ~♪」
と考えてみてください、きっとそっちのほうが楽だし、続けやすいと思います。
「潜在意識から不安が出てくるので嫌だ」ではなく「出てきたおかげで消せる!」と考えてみて。
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引き寄せでうまくいくには「自分を変える」ことが絶対の条件
本日はアファメーションについてです。
アファメーションって引き寄せですごくよく言われることですが、
引き寄せを実践している方って大きく分けると、
①アファメーションを避けてさまようタイプ
②アファメーションにとらわれて動けなくなるタイプ
の2種類に分けられるように思います。
今回は①のタイプの方についてお話してきます。
これは昨日の記事にも書きましたが、引き寄せの法則とは、
「自分の思考を『できる』へと変えれば、できます」
という法則です。
裏を返すと、
「自分の思考を『できない』から変えなければ、できません」
と伝えてきている法則でもあります。
引き寄せってもともと、
「あなたが自分の思考を変えるのであれば」という条件付きで、
うまくいきますよ~と言っている法則です。
ならば、こちらはその条件をクリアするしかない。
つまり引き寄せにおいては、
「自分を変える」という条件は、どうしても満たさなければならない絶対条件。
ということです。
そしてたいがいの書籍などでは、
「その条件をクリアするために(思考をできるへと変化させるために)この方法を使いなさい」
と、アファメーションが出てきます。
頻繁に言われすぎてむしろスルーされるようになったアファメーション
私は引き寄せについてよく知らなかった頃、
読む本読む本にアファメーションという言葉が出てくることに、
だんだんウンザリする気持ちになってきたのを覚えています。
「またこの本もアファメーションって言ってるわ、他に言うことないのかな…」
みたいな気分になってくるんです。
なんか徐々に、
「はいはい、わかったってば」
みたいな気分になってくる。
もはや最後のほうは、アファメーションについて書かれている章は読み飛ばすことさえありました。
「それについては嫌というほど読んでわかってるから、もういいわ」
と思うからです。
こういう方はほかにもいるかもしれないなと思います。
では、なんでこうもみんながみんな口をそろえてしつこくアファメーションとうるさいのか?
これは、
「それを言うしかないから」
なんですね。
どういうことかというと、人間の潜在意識って「刷り込み学習」しかしないんです。
何度も繰り返されたことしか覚えない、という特性がもともとある意識です。
なので、その特性を持った意識を変えたいのであれば、これはもう繰り返して刷り込んでいく以外、すべがないんですね。
①海に行きたい
②海に行くための手段はバスしかない
③ではバスを使うしかない
これと同じで、
①潜在意識を変えたい
②潜在意識を変えるための手段は刷り込みしかない
③では刷り込むしかない
です。
「海に行きたいのですが…」と言う人がいれば、手段がバスしかない以上、
言われた側は「バスを使って」と答えるしかないですがそれと同じで、
「潜在意識を変えたいのですが…」と言う人がいれば、
言われた側は「変えたい内容を繰り返して」と答えるしかありません。
それを言うしかないため、引き寄せについて教える本などには「アファメーションしなさい」と書かれていますし、私もそう言っています。
しかしなんだろう、私はここ最近自分がアファメーションと書くたびに、
「健康を大切に」
という言葉が脳内に浮かんできます。
①健康でいたい
②健康でいるためには健康を大切にするしか手段はない
③では健康を大切にするしかない
なので「健康を大切に!」と世では言われていますが、
もうこの言葉って耳タコ状態というか、そんなこと言われなくてもわかってる、みたいな気になりません?(^^;)
でも実際には、わかってないから暴飲暴食とかするわけです。
そんで病気になって、そこで初めて「体を大切にすればよかった」と気づいたりしますよね。
これと同じで、なんか引き寄せが流行るほどにアファメーションという言葉も一緒に流行ったので、
健康を大切に、と言われたときと同じような反応になってる方も多いんじゃないかなと思います。
そんなこと言われなくてもわかってる、みたいな感じでスルーする人が(私を含め)増えてる気がします。
でも実際、わかってないからやってないわけです。
そんで死ぬときになって、「願いが叶わなかった」とか気づいても遅いんだぞ~!( ゚Д゚)
引き寄せでうまくいかない人の流れは大体こんな流れ
私はよく「自分を変えるにはどうすればいいですか?」と質問をいただきます。
上に説明したように、変えるためのすべは刷り込み学習しか存在していないため、
「アファメーションを繰り返してください」
と答えます。
すると相手から、
「…やっぱり、それしかないんですかね…?」
と返ってくることがあります。
そう聞き返したくなる心情は、だいたいこんな感じなのかなと思います↓
①「できると信じればうまくいく!」と言っている引き寄せの法則、発見!
↓
②「へぇぇ!できると思うだけでいいんだ!楽そうだ、やってみるか!」
と興味を持つ
↓
③しかし、やれと書かれているアファメーションをやってみたら、思っていたより面倒で辛い
↓
④「ちぇ、なんだよ…楽そうだからやってみようと思ったのに…面倒じゃん…。
…なんとか、アファメーションしなくてもうまくいく方法ってないのかなぁ…」
と思い始め、アファメーションをやめてしまう。
↓
⑤しかし実際のところ、残念ながら自分を「できると思考している人間」に変えるにはそれ(刷り込み学習)しか方法がない。
その唯一の方法を使わないため、「できると思考する」という絶対条件を満たすことができず、ずっと変われない。
↓
⑥「変われません、どうすればいいですか?」と私に質問する。
↓
⑦私は「アファメーションしてください」と答える。
↓
⑧言われた側は、
「えー…。…それをするのが嫌だから、暗にそれ以外のことが聞きたいって意味でどうすればいい?って聞いたのに…」
と思う
↓
⑨「やっぱり、アファメーションするしかないんですかね…?」
と、本当に他に何かないのか改めて確認したくなる。
という感じだと思います。
正直、その気持ちもわかります。
でもね、これちょっと…もしあなたがこういう立場だったら?と想像してみてほしいんです。
①「海に行きたいんですが、どうすればいいですか?」と誰かに声をかけられる
↓
②あなたは海に行くための手段がバスしかないと知っている。
そのため「バスに乗ってください」と答える。
↓
③「えー…。…それをするのが嫌だから、暗に他の方法が知りたいって意味で聞いたんですけど…。…やっぱ、バスしかないんですかねぇ?」
と聞き返される。
どうでしょう、こう言われると、
「…素直にバスに乗って…」
という気持ちにならないでしょうか。
私はそのような心境になるわけです、素直にアファメーションして…と…。
目的は「願いを叶えること」か「願いを叶える方法から逃げること」か
こういう方っていつの間にか目的が、
「願いを叶えること」
から、
「アファメーションを避けて通ること」
にすげ変わってしまっていることに自分で気づいていないんじゃないかな、と思います。
本当の本当の目的は、
「自分の願いを叶えるために、アファメーションという手段を用い、自分を変える」
ということですよね。
それがいつの間にか、
「アファメーションが嫌だから、アファメーション以外の方法を探し、自分を変える」
に変わっていないかどうか、確認なさってみてください。
もしそうなってたとしたならば、私自身もそうだったのでほんっとう~~~にその気持ちはよくわかるんですけども…(;^ω^)
でもね、そうしてアファメーションしないことが目的なら、
いまあなたの目的は達成されて、すでに叶ってるということになるんです。
アファメーションを避けて通りたいと思考し、そしていま実際にやらずに避けているのであれば、
それってちゃんと思ったとおりにできている、ということです。
本当にそれでいいのかな?って、もう一度自分に問いかけてみてください。
ときにそのものズバリ、
「アファメーション以外の方法で潜在意識を変える方法ってありますか?」
と聞いてくる方もいます。
ある意味、
「まぁそれが本音だろうな、この人素直だな」
とも思うのですがこの質問って、
「潜在意識を変える方法を使わずに、潜在意識を変える方法ってありますか?」
と聞いているということです。
それは、
「海に行くための方法を使わずに、海に行く方法ってありますか?」
と聞いているのと同じで、こう言われると、
「さすがにそんな方法はないな…」
って、気づくかと思います。
「願望達成」という目的を達成するための手段として「アファメーション」を使います。
いつの間にか目的が「願望達成のための手段を避けること」になっていないか確認してみてください。
願望達成のための手段を避けていたら、残念だけどそりゃ願望達成されないからね…(;´・ω・)
あなたの目的は「願望達成」のはず。
「アファメーションを避けること」が目的になっていないか確認を。
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本日は、いただいた質問への回答です。
セルフイメージを上げるためにはどうすればいいですか?
2つ方法があります。
「とにかくやる」か「アファメーション」です。
セルフイメージを上げるにはアファメーションがおすすめ
セルフイメージとは、文字通りセルフ(自分)へのイメージのことですね。
このセルフイメージ、当然高いほうがいいですよね(*´ω`*)
セルフイメージを上げる一つ目の方法は、
「とにかくど根性で物事に挑戦する」
というもの。
無理やりにでも物事に取り組んでやってのければ、「俺はやったぞ!」とセルフイメージはあがります。
…でも、そんなど根性方式は嫌だと思う方がほとんどですよね(;^ω^)
もうひとつの方法のほうがおすすめです、それはアファメーション。
「私はできる、できる」
と繰り返すことで、潜在意識に「できるのだ」と学習をさせ、セルフイメージをあげていくやり方です。
アファメーションを1回しただけではセルフイメージは上がらない
これを聞いて、
「うむ、アファメーションかぁ…。
でもアファメーションって繰り返さないといけないし、面倒だな~…」
と思った方もいるかもしれませんね。
そう、アファメーションって何回もやらなきゃいけないのがちょっと面倒なところで、ついつい、
「私はできる!!ってこと、潜在意識に一発で学習させられたらいいのに…」
なんて思っちゃうかもしれません。
だけどこればっかりは残念だけど、無理なんです。
なぜかというと、そうやって1発で潜在意識が書き換わると危険だからです。
たとえばですが、
「火の中に飛び込んでも熱くない!!」
と1回言ったからって潜在意識が変わっちゃったら…、
それ以降、あなたは火を見ても怖いと感じることができなくなります。
これってすごく危険ですよね。
潜在意識はあまり賢くないので、言われたことが良いか悪いかという判断はできません。
そのため、
「もし危ないことだったら命にかかわるし、とりあえず物事は1発では覚えないでおこう」
という仕組みになっています。
それで少なくとも、有害な情報を一発で覚えちゃうことで起きる危険は回避できるし、
それでも何度も同じ情報が入ってくるなら、そこから徐々に潜在意識は、
「うーん、こんだけ繰り返されるんだから、きっと大事なことなんだろうな~。
大事なことなら覚えるかあ」
と変わっていく。
そういう仕組みになっているので、繰り返すしかないんです。
人は繰り返しによって新たな神経回路ができる
これを見ているあなたは、車の免許を持っているでしょうか?
持っているとしたら、最初に教習所で教わったときには上手に運転できなかったですよね。
最初の時点では潜在意識は、
「くるまのうんてんっていうのをすんの?
え?でも、良いか悪いかわかんない。危険かもしんない」
と警戒してます。
潜在意識が警戒している証拠として、はじめての運転の時には不安や緊張を感じたはずです。
けれど繰り返すことで徐々に、
「どうもコレ、安全っぽい。よし覚えるべか」
となる。
すると脳内に、徐々に「自動車の運転」に関する神経回路が出来上がってきます。
最初は細い神経回路なので、脳から「手をこういうふうに動かして」といった命令が下っても、
回路が細いためうまく伝達されない、なのでたどたどしい。
でも何度も繰り返しているうちにその神経回路は太くなり、脳からの指令がスムーズに伝わるようになる。
いまは完全にぶっとい回路ができてるので、指令もめっちゃスムーズ、考え事しながらでも運転できますよね。
セルフイメージを上げるのも運転と同じ要領
アファメーションでセルフイメージを上げるのも、これと全く同じ要領です。
まず、脳(潜在意識)に「私はできる」という新しい情報を入れはじめます。
この時点では潜在意識は、
「わたしはできる??
え?でも、できるようになるのが良いか悪いかわかんない。危険かもしんない」
と警戒してます。
潜在意識が警戒している証拠として、アファメーションをはじめてしばらくは、不安や緊張を感じます。
この不安や緊張を感じたときには、
「あぁ、警戒してんのね。
危険じゃないのに、危険かもしれないってビビってんだ、バカだな(笑)」
と思っておけばOKです。
よく、
「アファメーションをすると不安でたまらなくなります…」
というご相談をいただくこともありますが、
アファメーションの際の不安にはあまり本気になって構わないほうが良いです。
「潜在意識がちょっとアホなもんで、アファメーションが危険かもと勘違いしてオタオタしている」
以上の意味は全くもってない不安です。
真剣に「不安だ、どうしよう…」とか悩んで、潜在意識の勘違いに付き合ってあげてると効果が出るのが遅くなるので、
「アホだな~」と思っておけばOK(*^^)v
そのまま繰り返すことで徐々に、
「ほっ、どうもコレ、安全っぽい。よしほんなら覚えるべか」
となります。
そこから徐々に「私はできる」ということに関しての神経回路が太くなりはじめ、本当に自分にならできる気がしてくる。
つまり、セルフイメージが上がってきます。
そうすると、「どうせできないんじゃ…」とセルフイメージが低かったときよりもずっと物事に挑戦しやすくなります。
そして挑戦することできれば「私は挑戦できたぞ!」とさらにセルフイメージが上がりますよね。
ちょっと繰り返すのが面倒だとは思いますが、ど根性でセルフイメージを上げようとするよりも自然な感じで上がっていくと思います。
セルフイメージも運転も潜在意識にとっては同じ
ここで、
「…さっきからこの人、車の運転と同じ要領とか言ってんだけど、そんな単純か?
そこまで同じ要領で本当にセルフイメージって上がるのかな……」
と思ったかもしれませんが、
はい、そんな単純です。
そこまで同じ要領でうまくいきます。
「車の運転を覚えることとセルフイメージを上げることは違う」
と感じるのはあくまで顕在意識でのこと。
潜在意識はそこまで賢くありませんから、大きなことでも小さなことでも同じ。
良いことだろうが悪いことだろうが同じです。
すべて同じ要領でしか働かないのが潜在意識の特徴です。
なので、あなたが車の運転を覚えられたのなら、
同じ要領でセルフイメージも上げられますよ(*´ω`*)
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「もういいや」と執着を手放すと必要なものが見えてくる
本日は、「執着を手放した時にうまくいく」についてです。
よく引き寄せだと「もういいや~」ってこだわるのをやめたらうまくいきます!とか言われます。
でも、
「執着を捨てるってどうやって…。
ゴミ捨てるみたいにポンと捨てられるもんでもあるまいに…」
と思ってて実はよくわからない人も多いのではないかと思います。
ここについてお話していきます。
まず昨日の記事を再びなんですが、昨日はこのように書きました。
必死に探し物をしていても見つからないことがある。
しかし、
「あ~、もういいや」
と諦めたとたん、目の前にあることに気づくことがある。
「さっきから何度もそこ見たのに、なんで気づかなかったんだ!?」
というのは経験したことのある方もいるはず。
では、なぜ気づかなかったのか?
これは、
「ない!ない!ない!」
と必死になっていると潜在意識は「ない」にフォーカスし、「ない」を目的に動くため。
目の前にあって明らかに視野に入っていても潜在意識が、
「ないってことにしよう」
と働くので、気づかなくなる。
「もういいや」と諦めると潜在意識は「ない」にフォーカスするのをやめる。
「もうないってことにしなくていいんだ、じゃ、見えるようにしていんだな」
と働くので、急にそこにあることに気づく。
「見つからないと嫌だ!!」って必死に執着していると、
どんなに探しても、目の前にあるものにすら気づかなくなる。
「もういいや、そのうち出てくるだろ…」
と執着をやめると、いきなり気づく。
こういうことが起こるので、
「夢叶わないといや!やだやだやだ!!」
って必死に執着していると、目の前に夢を叶えるチャンスがあっても全然気づかなくなります。
なので引き寄せでは、
「金持ちになりたいよう!!!」
「恋人ができなきゃいやだーーー!!」
のように必死になるな、執着するな、こだわるのをやめるとうまくいくといいます。
それをやめたとたんにチャンスが見えるようになるから。
で、あっという間にうまくいきました、という人も出ます。
じゃ、執着を手放して「金持ちにならなくてもいいや」と思えばいいのか?
で、これを聞くと大概の方が誤解します。
「じゃ、金持ちになりたい!と思わなきゃいいのか」
「別に恋人ができなくてもいいと思っていれば恋人ができるのか」
と。
いや、それじゃできないんじゃないかな?(;^ω^)
別にならなくていいんなら、ならなくていいじゃない。
今のままでいいじゃん、ってことになっちゃいます。
「え~、違うの?
だって探しものをするときは『あ~、もういいわ』って思うと見つけられるんだよ?
同じ要領で『あ~、もう金持ちにならなくてもいいわ』と思うと、なれるためのチャンスが見つかるんじゃないの?」
というと、ちょっと違うんです。
よ~く考えてみてほしいのですが、探しものが見つからなかったときの、
「あ~、もういいや」
って、
「あ~、もうこれから先、二度と見つからなくてもいいや」
っていうんじゃなくって、
「あ~、まぁどっかにあるのはわかってるしそのうち見つかるだろう、もう『今は』いいや」
って意味で「もういいや」って言ってません?
別に見つけることそのものを諦めてるわけじゃなく、
「いま、見つけるために必死になること」
を諦めてるんですよね。
同じように、金持ちになることそのものを諦めるわけじゃなくて、
「いま、金持ちになるためのチャンスを見つけるために必死になること」
のほうを諦めろ、という意味です。
「あ~、まぁ金持ちになるのはわかってるしそのうちなるだろう、もう『今は』いいや」
って感覚になれということですね。
探し物を見つける効果的な方法「あ~、もういいや」
あ、そうだ。
ここで再び昨日の記事が出てくるんですが、
探し物を早く見つける手段として私は、
と書きました。
これサラッと書いたし「バカみたいな方法だな」と思って流したかもしれないけど、
今度なにか探すときはこれやってみてください、本当にこれで早く見つかりますよ。
冗談とかじゃなくて真面目に効果のあるやり方です。
最初に潜在意識に「ある」ということにフォーカスさせてしまう。
すると潜在意識は「あるんだ、見つけるんだな」となるので、早く気づく。
これと同じ要領でうまくやろうということで、
「金持ちになった!と最初に思え」
「アファメーションは『なった』と完了形を使って言え」
というふうに言われることがありますね。
最初に、
「私は金持ちになったんだ」
とか、
「もうそうなることは決まっているんだから、あとは時間の問題だ。今必死にならなくていいや」
と思ってしまう。
そう思えさえすれば、勝手に「執着を捨てた」状態になります。
「でも、急にそう思えないんですけど…」という人はどうやって執着を手放す?
「でも、金持ちになることはもう決まってるなんて思えないんですけど…」
と誰しもが思うはずですが、はい、そりゃ急には思えないですよ~(;´・ω・)
なので、
「そう思えるようになるための作業」
として、引き寄せではしょっちゅうアファメーションしろと言われているわけです。
なので、結論としては「アファメーションやってね」ということです。
よく「執着を手放す方法ってなんですか?」とか聞かれるけど、アファメーションのことです。
アファメーションしてればできると思えるようになる。
できると思えるようになれば勝手に「できないと嫌だぁ!!」という執着は消える。
執着が消えれば勝手に「まぁ、いま必死にならなくてもいいや」と思えて、
それまで見えなかったチャンスに気づけるようになりますよ。
ということで、まとめ。
アファメーションで「私にはできる」という気持ちを育てる。
すると「もう(いま必死にならなくても)いいや」と執着を手放せる。
アファメーションに関しては以下で徹底解説してありますので、
参考にしていただければ嬉しいです↓
アファメーションのことだけじゃなくて他にもたくさん書いてあります。
わからないことがあればメールで回答しますから、遠慮なくお聞きになってくださいね(*´ω`*)
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ありがとうを1000回(あるいはそれ以上)言っても効果なし?
●潜在意識に新しいことを学ばせたい場合には、学ばせたい内容を「繰り返す」こと
●このような、潜在意識への新たな学習のための繰り返しのことを「アファメーション」と呼ぶ
…というのが昨日書いた記事の内容でした。
「ありがとうを1000回言うと事態が好転する」
なんてお話もありますが、これも一種のアファメーションです。
ありがとうを何度も何度も繰り返すことにより、
潜在意識が、今までになかった「感謝の気持ち・ありがとうという言葉の重要さ」などを学習する
↓
無意識のうちに、あなたの行動や言動に「感謝」にまつわるものが増える
↓
感謝するような出来事が増えたり、人から感謝されることが増えれば、事態は感謝のなかったときより良くなる
…となります。
でもでも、いまこう思った方もいるはずですよね。
「ありがとうなら1000回どころかもっともっとたくさん言ったけど、なにも効果ない…」
「効果がないどころかむしろ事態が悪化したんですけど…。必死に唱えたのに、なんで…?」
と。
では今日は、なぜこのようにして効果が出ない人・かえって悪化する人がいるのか?についてのお話です。
あなたの「ありがとう」は、感謝か反動形成か?
ありがとうを口にしても効果がなかったあなた。
一度、
「私がしていたのは感謝か?それとも、反動形成か?」
と考えてみてください。
反動形成って何か?というと、これは人間の心理のひとつで、
「自分の本心を隠すために本心とは逆の行動・言動を取ってしまうこと」
です。
たとえば大好きな女の子がいるのに、ついついその子の前で、
「このブース!!」
と言っちゃうとか。
あるいは、本当は出世して昇給した同僚が羨ましくてたまらないのに、
「ふん、俺は出世になんて興味ないね!」
と言っちゃうとか。
どっちも自分の本心、「大好き」「羨ましい」を自分自身で素直に認めることができないため、
それとは真逆の言葉や行動を取って、自分の本心をごまかそうとする人間の心の働きのことです。
私が思うにありがとう1000回やってる人の中には、感謝ではなく反動形成をしてる方も多いです。
「日常に不満がある。いろいろなことに文句が言いたい」
それが本心なのに、そう思っている自分を素直に認められない。
そのため、真逆に、
「ありがとう、ありがとう、ありがとう…」
と繰り返すことで、自分の本心をごまかそうとしている。
認められない理由としては、たとえば、
「引き寄せでは常にポジティブでいましょうと言われるので、不満を抱くのはいけないことだと思っている。
不満を抱くというネガティブな行動をすると、悪い事態が起こるのでは?と思ってるから、
悪いことが起こるのを避けたいがため、自分の中の不満を素直に認められない」
…なんてこと、ないかな?
そうして、本当は感謝なんてしてないのに、でもそれを認められないから無理してありがとうを言ってませんでしたか?
だとしたらあなたの心の中では、以下のようなことが起こったはず。
「ありがとう」で抑え込んだ不満は2倍に膨らむ
素直に「私はこう感じている」と認められず反動形成をしたとき、
そのように「感じないふり」をした感情は、素直に感情を認めたときと比べると、
およそ1,5倍~2倍へと膨れ上がると言われています。
つまりあなたが認めまいとした不満は、ありがとうを言う前より増えたということ。
不満が増えたんだし、そりゃ辛くなるよね(;´・ω・)
そして、このように「悲しみ・怒り・不満・心配」といったネガティブな感情を抑え込むためには、
人はものすご~~~~~~く脳の力を使います。体も疲れますね。
たとえば苦手な人と接してて「嫌い・嫌い・嫌い…」って感情をグッとこらえて接してたあとなんか、ドッと疲れますよね。
もうグッタリ来てそのあとに何をする気力もなくなることがありますが、
これは「嫌い」という感情を抑え込むことに、脳がものすごい力を使っているためです。
これは「嫌いな人と接してグッタリきたわ~」程度ならまだいいんですが、
あまりに長期間自分の本心を抑え込んでいると、酷い場合には、
「朝、ベッドから起き上がることもできない」
くらいにまでなったりとか、鬱などの精神的な病気につながっていったりすることもあります。
脳は本心を抑え込むことに力を使い込んでしまっているので、いつもより疲れる。
大概自分では自覚がないのですが、どんどん他のことに気が回らなくなりますし、
普段できることでもできなくなっていく、ミスが増えていく…となっていきます。
こりゃあ、効果ないどころか事態も悪化するよ~(;´Д`)
あくまでも口では「ありがとう」と1000回言っているんだけれど、本心ではそう思っていない。
結局これは、
「ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません。
ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません。
ありがとうと口では言っているけど本当はそう思っていません」
と1000回言っているようなものですから…。
むしろ「ありがとうと思えないようなこと」ばっかり、目についたり経験しちゃうようになっちゃうのは自然なこと。
「ありがとうを唱えていても効果がない・事態が悪化した」
という原因はこれです。
自分の本心に気づき、認めることで効果は出てくる
じゃ、どうすればいいのか?というと、
思い切って、自分の本心を認めることです。
だって、本心を無視しちゃってたから辛かったんだもの。
だったら、思い切って無視するのをやめちゃって、
「あぁ、そうか~。私って、本当は感謝はしていなかったんだ。
きっと『ありがとうを言わないと悪いことが起きる』って思って怖かったのかな。
だから必死になっちゃってたんだな~…」
と素直に本心を認めてみてください。
そうすると膨れ上がっていた感情は解消されて、疲れ切ってた脳も体も回復していきます。
自然とやる気は上がるし、素直になるし、物事もうまくいくようになるし、そしたら、
「…よし、次は本当の意味でありがとうって言えるようになりたいな」
ってきっと気持ちが変わりますよ。
そうして本当の感謝のありがとうを言い始めたならば、
潜在意識が、今までになかった「感謝の気持ち・ありがとうという言葉の重要さ」などを学習する
↓
無意識のうちに、あなたの行動や言動に「感謝」にまつわるものが増える
↓
感謝するような出来事が増えたり、人から感謝されることが増えれば、事態は感謝のなかったときより良くなる
こっちの流れに移ることができるようになります、だいじょうぶ!(*´ω`*)
ありがとうを1000回言っても効果がない場合、反動形成ではないか?の確認を。
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