怒りの感情は、潜在意識が前向きに書き換わっている証拠

コスモス

 

今回はいただいた質問の回答です。

以前に、

「収入アップのアファメーションをするようになり前向きになってきたが、

ときおり『何も思いつかない』という思考が湧いてくる」

という質問をいただいたのと同じ方からの質問です。

(以前の質問への回答記事へはこちらから)

それを踏まえて読んでいただくとわかりやすいと思います(*´ω`*)

 

何も思いつかないって思いがなくなってから不安そのものを感じる事が大分減りました。

けど、今度は激しい怒りの感情が出てくるようになっちゃって…。

潜在意識に対して、

「なんで分かってくれないの!!」

とか、

「私がこうしたいって思うんだからそうしてよ!!」

とか、もう反抗抵抗してくる潜在意識にブチ切れてしまう事が増えてきました。

多分これって(怒りに)構ってますよね?

「なんでそんなに抵抗ばっかりしてくるんだよ!!」

「ちゃんとアファメーションやってるのになんで分かってくれないの!!」

ってつい思ってしまってひどいと通勤中ずっと考えてしまってたり、ふとした時など何度も出てきます(泣)

あと特に朝起きた時に激しい怒りの感情が溢れてきます。

ちゃんとやってるのになんで?

なんで抵抗反抗ばっかりしてくるの?

そんな思いでいっぱいです。

何で分かってくれないのとかどうしても思ってしまって、怒りの感情に構わず無視するってのが難しいです。

これも練習でしょうか?

この場合は怒りの感情を無視する必要はありません。

むしろどんどん怒ってください。

 

 

怒りの感情を受け流さないほうがいいパターン

 

よく引き寄せでは、

「常にポジティブな感情を抱いていましょう」

と言われますよね。

そのため自分が怒りの感情を抱いたとき、

「こんなネガティブな感情は良くない!怒りなんて…だめだめ!」

と怒りを押し殺そうとする方も多くいますが、

そうではなく、その怒りの感情はさら~っと受け流すほうがいいです。

「ほぉー、怒りですなぁ~、へぇ~私は怒っているのね~」

みたいな感じで、怒りには構わず「ふぅん」と受け流すと感情が消えやすいです。

 

 

それを知っている質問者さま、自分の怒りの感情に構わずに受け流そうとは思うけれど、

なんだか難しくてどうにもこうにも怒っちゃう…どうしよ?ということですね。

これなんですが、こういう場合にはガンガン怒っちゃってください!

今回は、湧いてくる怒りの感情に構いまくったほうがいいパターンです(*^^)v

 

 

怒りの感情が湧くのは前向きになったからこそ

 

たとえば、いじめられて何も言えずに我慢している子がいるとします。

どうせ自分なんて…って思って、もう相手に反抗することも、怒ることすらも諦めている。

でも、そういう子が変わりたい!と思って自信がついてくると、

いじめっ子に対して怒りの感情を持つことができるようになることがあります。

「今までは黙ってたけど…もう我慢できない!許せん!」

みたいに。

これって、怒りの感情を抱くことすらもできない無気力状態から脱したということ。

こういう場合は、むしろ怒りの感情を抱くのは良い変化です。

 

 

質問者さまの怒りも、これと同じじゃないかな?と思います。

いままでは「できない」という気持ちが潜在意識下に強くあり、

「うん、まぁそうだよね…。どうせ私には無理だよね…」

と納得していた。

本当の本当は納得したくはないし、できないというのは悲しいことなんだけれど、

泣いても怒ってもできないものはできないんだから仕方がない…。

そんな感じで、潜在意識に強く諦めの気持ちがあったのかな?と思います。

 

 

でもその潜在意識が変化して、自信がついてきた。

となると今度は自分の「できないという観念」に対して怒りの感情が湧いてくる。

「今までは納得してたけど、よく考えたらなんでじゃーー!!」

「いつまで私にできないって言うんだ?もういい加減にしろ!!」

という感じで。

これは潜在意識にある諦めが消えてきたからこその変化。

自信がついてきたからこその怒りです。

 

 

この怒りの感情をなんとか無視しようとしたり消そうとすると、

「うまく怒りを無視できない私はダメだ…」

なんて自分を責めてしまい、せっかくついてきた自信を消すことにもなってしまいかねません。

ここはもう、

「そうだそうだ、あー腹が立つうううう!ほんといい加減にしろおおおおおおお!!」

と声に出して怒りまくってしまったほうが良いと思います。

どんどん怒りの感情を解放する!

そうして、できないという観念のほうはガンガン怒りで攻撃してしまってください、

そうしたほうが「できない」は消えやすく、

「できない」が消えれば怒る必要もないので、怒りは湧いてこなくなります。

 

 

こういう怒りの感情が湧いてくるということは、

もう質問者さまの潜在意識はほぼほぼ「できる」に書き換わっています。

もう大丈夫だと思います、安心してどしどし怒ってください(*^-^*)

 

 

怒りの感情を受け流したほうがいい場合って?

 

「そうか、そういう場合は怒っていいのかー。

でもじゃあ、受け流したほうがいい怒りってのはどんなの?」

と思った方もいるかもしれませんのでそれについてもご説明。

 

 

今回の質問者さまの怒りの感情は、なんというか…自分の外側に向くような感じですね。

「できない」に対して、怒鳴ったりしたくなるような攻撃的な怒りです。

こんな観念はあっても邪魔になるだけなので、怒って消しちゃえばOK。

 

 

でも、そうではなくって怒りの感情が自分の内側に向く場合があります。

できないという気持ちが浮かんできたときに、

「あぁ、どうして私はできないなんて考えてしまうんだろう?

そんなことを考える自分なんてダメだ、こんなダメな私なんて許せない…」

みたいに、怒りで自分自身を攻撃してしまう。

これは「できないという観念」を攻撃したいのではなく、

「できないという観念を抱いている自分そのもの」

を攻撃しようとしています。

こういう場合にどんどん自分自身を怒りで攻撃すると、どんどん自信が失われていってしまいます。

こういうときには、

「わぁ、私はいま怒りの感情を抱いているぞ~。

ほうほう、これが怒りというものかぁ」

という感じで、怒りと自分自身を切り離し受け流すほうが効果的です。

 

 

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カテゴリ:質問コーナー 

潜在意識の力で人間関係も改善できる。まずは自分の「この思考」に気づいて。

 

薔薇

 

人間関係の改善のため、まずは自分の「思考の癖」に気づく

 

今回は人間関係についてです。

潜在意識の力を使えば人間関係を改善できる!

ポジティブな思考をすればうまくいく!

と、引き寄せではよく言われますよね。

それで、

「職場の人間関係が改善される、されると信じよう…!」

「前向きに思考するんだ、ポジティブに考えるぞー!」

と頑張ってるのに、なぜかうまくいかない…という方もいると思います。

そんな方に、

「ただポジティブポジティブ!って考えようとするんじゃなくって、

こういうふうに考えると人間関係が改善されるんじゃない?」

というお話です。

 

 

突然ですが人間って、ときに錯覚したり思い込んじゃったり、

「こういうときにはついこう思っちゃう」という思考の癖ってありますよね。

で、人間の思考の癖の一つに「行為者-観察者バイアス」というものがあるのですが、これは、

「自分の行動は外的なことに要因があると思うのに、

他人の行動は内的なことに要因があると思うこと」

を言います。

 

 

具体的に言うと…そうだな、あなたがイライラしているとします。

このとき、

「上司の機嫌が悪いせいでこっちまでイライラする!」

「あー、朝っぱらからひどい雨に打たれたせいでイライラする!」

とか思うこと、ありませんか?

これは「上司・天候」という自分以外のもの…外的なものに要因があって、

その影響を受けて私はイライラしているのだ、ということですね。

 

 

でもでも、他人がイライラしているところを見るとどう思うでしょう?

「あの人、雨に打たれちゃったせいでついイライラしちゃってるのかな?」

と思いますか?

それよりはとっさに、

「あの人、なにイライラしてるのかしら、怒りっぽい性格ねえ…」

なんて思ったりしませんか?

これはその人が、天候とかそういう外的なものの影響を受けてイライラしてるんじゃなく、

その人の性格…内的なものが原因でイライラしているんだ、ということですよね。

 

 

「あっ…!」

って思ったのではないでしょうか?

そう、

「自分がイライラするのは自分以外のもののせいだけど、他人がイライラするのはその人本人のせい」

ってことです。

うう~ん、これだとなんだか都合がいい考え方ですよね(;^ω^)

人ってこうして気づかないうちに、自分に優しく他人に厳しくなっちゃいます。

 

 

「悪い人間関係」ではなく「自分の思考の癖」を改善しようとしてみて

 

あなたがAさんを見て、

「もう、あの人すぐ怒る性格で嫌になる…Aさん(外的要因)のせいでイライラする!」

と思っているとき、Aさんもまたあなたを見て、

「あー、あの人なんか怒ってる…見てるとあの人のせいでこっちまでイライラする…」

とか、まーったく同じことを考えているかもしれないです。

うーん、これってどっちのせいで人間関係が悪いんでしょう?

どっちが改善すべきでしょうか?

 

 

…というと、別にどっちが悪いとかいう話でもないですよね。

互いに同じ思考の癖が出ちゃった、というだけです。

どちらかが先に、

「人ってそういうふうにすぐ考えちゃうものなんだな~」

ということに気づけばいいだけの話じゃないでしょうか。

そうわかってさえいればAさんがイライラしているときに、

「もう、嫌な性格……おっと、そうじゃなくって、なにか外的な要因があったせいでイライラしてるのかな?」

と考えることができるようになったり、

「くそう、Aさんのせいで(外的要因で)こんな目に遭った!」

とかいうときにも、

「待て待て、人ってすぐに外的なことが要因だと思っちゃうものだったな。

本当にAさんのせい?内的な要因ってなかったのかな?」

と思えれば、自分以外のもののせいだ!と思っているときよりも腹も立たないし、今後の行動も改善できますよね。

 

 

どうでしょう、

「ポジティブに考えれば潜在意識が人間関係を改善してくれる!」

ってやみくもに前向きに考えようとするよりも、

「人間の潜在意識ってとっさに、

『自分のときは自分以外のもののせい・他人のときはその人本人のせい』

と思考するようにできてるのかあ…。

それ、いままでは気づいてなかったからどうしようもなかったけど、気づいたからには改善していけるぞ!」

って考えたほうが、よっぽど前向きだし、人間関係が改善されるのは早いと思いませんか?

 

 

「悪い人間関係」というものが私の周りにあるせいで、その悪い外的なもののせいで私は悩んでいる…と考えるのではなく、

「自分の考え方の癖という内的なものに要因があるのでは?

それに気づき直せば人間関係が改善されるのでは?」

と考えてみてください。

引き寄せではよく、

「物事の原因は外側にはない」

「現実(自分の外側)を変えようとするのではなく、自分の思考を変えろ」

と言われますがそれはこういう意味であって、無理やりなポジティブ思考をすれば改善されますという意味ではないですよー。

 

 

「自分の場合は自分以外のものに原因があり、他人の場合はその人本人に原因がある」

人はそのように思考する癖があるのだ、と意識して過ごしてみて。

 

 

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急に不安に襲われる…潜在意識下で何が起きてるの?

 

石

 

今回はいただいた質問の回答です。

 

岡野さんの引き寄せRevolutionを読み進めて行き、

アファメーションの本当のやり方を知り実践しておりますが、

不安、寂しさが、しょっちゅうではないですが、

起きた時などに急にファーって湧いて来て、押しつぶされそうになります。
回避は、少しするとできるのですが。
アファメーション中は、そういう事はありません。

楽しく、嬉しくできています。
でも、フッとした時に寂しさ、不安に包まれ、少ししたら、また、いい気分でいられます。
これは、なんなのでしょうか?
抑えつけようとはせずに、自然に消えるようには、しています。
ただ、その時、強烈に押しつぶされそうになります。
どうすれば、宜しいですか?

放っておくと消えていく不安ですので大丈夫です。

不安には構わず、そのまま回避を続けてください。

 

 

引き寄せを実践して、急に不安な気持ちになるのはなぜ?

 

私の教材をご購入いただきありがとうございます。

アファメーション中ではなく別のときに急に不安や寂しさがやってくる…ということなのですが、特に心配はないと思います。

質問者さまはもう教材に目を通している状態なので、

「それはもう知ってるよー」

って思うかもしれないのですが、読んでいない方のためにまずざっとアファメーションの説明をしてみますね(*´ω`*)

 

 

多くの方は、こんな感じになります↓

 

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「えっ!?いや、できないよ?顕在意識のほうに、それは違うよって教えてあげなきゃ…」

潜在意識はここでブワーッと不安を放出

顕在意識「ぬおお!できるって言ったら不安になった!こんな不安なことはやめよう…」

潜在意識「そうそう、やめてくれてよかった!これでできないままでいられる♪」

 

…という感じです。

潜在意識のほうは今まで生きてきて「できない」と学んでいて、

その学習したことをこれからも引き続き行おうとしています。

急に別の考えが来たときには「学習したことと違うよ」というサインとして不安や恐怖を出して、これまでどおりの生き方を続けようとします。

しかし、ここで「フッ、そのようなサインは効かぬ」という感じで続けるとこうなります↓

 

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「えっ!?いや、できないよ?顕在意識のほうに、それは違うよって教えてあげなきゃ…」

潜在意識はここでブワーッと不安を放出

顕在意識「(不安ガン無視で)私はできる!」

潜在意識「ええっ!?い、いや、わかってないのかな?」

不安を放出しつづけてみる

顕在意識「(ガン無視で)私はできる!」

潜在意識「えええええ!?なぜに!?…あ、あれ?…もしかして俺のほうが間違ってんの…?」

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「ぬ、ぬう…。どうも俺が間違ってたようだぜ…実はできたのかぁ」

顕在意識「私はできる!」

潜在意識「そうだ、顕在意識がここまで言うんならそうに違いない!できるんだ!」

潜在意識と顕在意識の考えが一致する。

 

という感じ。

最後の潜在意識と顕在意識の考えが一致した状態が、「できるという確信」を持った状態です。

よく引き寄せで「できると確信しなさい」と言いますよね、

この言葉を聞いて「確信するなんて、そんなの急にできないよ…」と思う方もいますが、その通りで急にはできないです。

確信っていうのは、こうして徐々に育てていくものなんです。

 

 

潜在意識が生み出す不安を消すためには、不安に構わないことが大切

 

最初のうちは潜在意識が勝って、ウワアアアア不安だーー!となる方が多いのですが、

質問者さまはアファメーション中にそういうことはない…ということなので、

これってすごくしっかりアファメーションをうまく行えているということだと思います。

 

顕在意識「私はできる!!!!!!」

潜在意識「ぐっ…!?…そ、そうか……(´・ω・`)」

 

という、潜在意識がショボーンと黙り込んでる状態かと思います(笑)

なのでアファメーション中は不安にはならない。

 

 

しかし、潜在意識のほうはこう思う。

「え?そ、そうか…とちょっと納得しかけたけど、でもできないんじゃないの?

よし、顕在意識が弱いときを狙って不安を出してみよう…」

と。

では、顕在意識が弱いときとはどんなときか?というと、朝起きてまだしっかり覚醒していないときとか、フッと力が抜けた瞬間とかとか…です。

そういうスキをついて、

「あの今ならわかってもらえるかもしれませんが、やっぱできないんじゃないですかね?」

みたいに不安を出してくる。

これが質問者さまの言う、

「起きた時などに急に不安がファーって湧いて来て、押しつぶされそうになります」

という原因です。

アファメーション中に出る場合の多い不安がちょっと別のときにズレてやってきているという感じですね。

 

 

でもでも、これって心配することではありません(*^^)v

一旦はぶわーっ!と強烈な不安や寂しさを感じはするものの、そのときに抵抗せずにいて消えていくなら大丈夫です。

しばらくすると消えるのがなぜかというと、

 

顕在意識がちょっと気を抜いている

潜在意識「今がチャンス!あのさっきは言えなかったんですけどもね!やっぱできないんじゃないですかね!?」と不安を放出

顕在意識「………………」

潜在意識「……無視されちゃった…(´・ω・`)」

 

と再びショボンと黙り込むからです。

これを繰り返していくと潜在意識のほうは、出しても無駄な不安は出さなくなっていきます。

そのうち、「顕在意識がここまで言うんだからできるんだなぁ」と学習するので、できるが確信となります。

 

 

こういう場合、こちらが、

「ギャー!不安になった、やっぱ私にはできないかも!?」

と反応すると潜在意識のほうは、

「お、わかってくれた!?不安を出せばわかってくれるんだ!」

となるので不安が長引きやすくなりますが、

「抑えつけようとはせずに自然に消えるようにはしています」

とのことですし、抑えつけようとしない、ということができているなら大丈夫です。

そのうち潜在意識が、

「出しても無視されるから不安出さないもん(´・ω・`)」

となりますので、不安や寂しさは消えていきます。

なにか悪いことが起きているとか、対処が必要だ!ということはありません、

急に不安がくるとビックリするとは思うのですが、そのままサラ~ッと不安を受け流してみてください。

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

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潜在意識の「現実無視」と「現実を受け入れる」って矛盾してない?

薔薇

 

現実無視をするVS現実を受け入れる?

 

今回は「現実無視」についてのお話です。

潜在意識の力を使って願望を叶えるコツとして、

「現実(現状)を受け入れなさい」

と言われることがあります。

しかしその反面、

「現実は関係ない、現実無視をしなさい」

と言われることもあります。

え?

現実を受け入れるということと、現実無視をするってことは正反対じゃない?

どっちをやったほうが潜在意識にとって良いことなの?

と戸惑っている方もいるんじゃないかなと思いますので、ここについての解説です。

 

 

「現実無視=現実を受け入れる」である

 

これは、

「矛盾してるんだから片方しかできない」

と思うかもしれませんが、2つは同じものだと思うとわかりやすいと思います。

 

 

現実無視とはこういう意味ではない

 

仮にあなたの目標が、

「月収100万だぜ!」

とします。

このとき、「現実無視をしろ」というのをやろうとして、

「私はいま現在、月収100万だ!

実際にはもっと収入が低い現実なんて、無視無視!!」

と無理やりにすでに月収100万だと思い込もうとする方もいますが、そういう必要はありません。

もし仮に本当にそう思い込んじゃったら、

それって妄想にとりつかれていることになりますし、

本気でいま現実の収入が100万だと思っているなら、

今後100万を目指す必要はなくなってしまうからです。

 

 

まずは、

「どうあがいても、どれほど悲しくても、今は100万もない」

という事実(現実)とは向き合ってください。

 

 

現実にまつわる感情を無視しろという意味

 

すると、さまざまな嫌な考えが湧きおこってきますよね。

悲しいとか悔しいとか、これからどうやって100万になるんだ?とか、

もしなれなかったらどうしよう、などなど…。

こういったネガティブ思考にとらわれてしまうと、その思考が潜在意識の力で実現してしまいますので、こういうものは無視したほうがいいですね。

つまり現実無視というのは、

「現実に対するマイナスな思考や解釈を無視」

という意味であって、「現実そのもの」を無視しろという意味ではありません。

 

 

現実を見たとき、普通は人は心が騒ぎます。

「ここがこうだ、足りない、もう最悪どうしよう」

とか。

けれどその心のざわざわ(もう最悪どうしようの部分)を無視したとき、

ただただ純粋に、

「ここがこうだ。足りない」

という純然たる事実だけを見たとき、人は、

「そうだな、ここがこうで足りないな。ではどうする?」

と考え始めます。

これが現実を(余計な思考を加えず無視し)受け入れられたということ。

 

 

現実を受け入れた人は現実無視をした人だし、

現実無視をした人は現実を受け入れた人です。

「現実を受け入れなさい」も、「現実無視をしなさい」も要は、

「純然たる事実と向き合いなさい」

という意味で、表現としては真逆ですが伝えたいことは同じです。

 

 

現実無視(現実の受け入れ)によって潜在意識は働きだす

 

こうして、

「足りないから嫌だよー、足りないのは最悪だよー」

というのではなく、

「そうだな、足りないな。だったら、どうするんだ?」

というところにきたとき、そこから潜在意識は、どうすればいいかを全力で考えて動き出します。

 

 

そして、

「どうするんだ?」

というところまで来たらそれと同時に、どうするかは考えないようにもしてみてください。

ここから先は顕在意識上でどうしよう?ああしようか?と考えるよりも、

潜在意識に任せたほうが手っ取り早いですからね(*´ω`*)

潜在意識に任せたほうが手っ取り早い理由について。

 

 

潜在意識を使うコツ、「現実無視」と「現実の受け入れ」はどちらも同じ。

ともに「純然たる事実を見なさい」という意味。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

「自分を許すことができない」という心理について。

蝶

 

「相手を許すと良い引き寄せが起きる」について

 

今回は「自分を許す」ということについてです。

その前にまず、前回の「他人を許す」というお話についてもうちょっと詳しく話そうと思います。

 

 

「許す」と「赦す」を分けて考える

 

まず、「許す」と「赦す」を明確に分けて考えてみてほしいです。

許すというのは、なにかを許可すること。

赦すというのは、憎しみ・恨みを手放すことです。

引き寄せでよく言われる「他人を許しなさい」というのは「赦し」のほうですね。

(ふだんあんまり赦すって漢字は使わないので、許すって表記されてますけど)

たとえば、会社で部下がミスをしてしまった、というとき。

 

○許す→「ミスしちゃったの、別にいいよー。これからもミスしてもしょうがないよ」とミス自体をしてもよいものと許可する

○赦す→ミスはしてはいけないことなのでミス自体は許可しない。ただ、ミスしたからといってその相手を憎んだりしない

 

という違いです。

 

 

多くの人が「他人を許す」というときに、「許可」のほうを与えようとしているように思えます。

「まだ新人だからミスしてもしょうがないと思おう…」

「きっと悪気があってやったわけじゃないし、ミスしたからって怒っちゃだめ…」

とか、ミスしたこと自体を「してもよかった・しょうがなかった」と許可しようとしだす。

「新人はミスしやすい」

「悪意がなくてもうっかりしてしまうことがある」

これは確かに仕方のないことですから、そこは認めて許可すると良い部分だと思います。

でも、

「あなたがミスしやすい状態にあることは許す。しかし、ミスをしたことそのものは許可できない」

と、明確に分けて考えてミスに対策を打たないと、ミスがなくならないですよね。

ここで、

「あなたはミスしやすい状態にあることを許す、ひいては、ミスしたことそのものも許可する」

だと部下は伸びないし、自分も困るままなのですが、多くの人がこれをやっちゃってるように思います。

「相手を認めること=相手のすることを認めること」

みたいにつなげて考えている人が多いように感じるんですが、

「相手を認めるが、しかし相手のした『ある特定の行為』に関しては認めない」

という線引きができないとなにかがおかしくなっていってしまう。

 

 

悪口を「許す」必要はない

 

悪口を言われたとき、

「中には悪口を言う人もいる」

というのはしょうがない部分だし、認められると良いことだとは思いますが、

「中には悪口を言う人もいるので、この人がそういう人であることは認める。

しかし、『悪口を言うという行為そのもの』は私は嫌いだし、許可できない」

と明確に分けて考えたほうがいいと思うんです。

そこを分けて考えてしっかり意識できると、悪口に対して、

「私は許さない、屈しない」

と毅然としていられるし、同時に、

「でも、相手がそういう人間であることはしょうがないよね」

と相手のことは認めているので、

「悪口を言う相手をどうしてやろうか?」

なんて考えに取りつかれることもない。

毅然として、かつ穏やかでいられる。なので人間関係がうまくいく。

 

 

でも、

「中には悪口を言う人もいるので、この人がそういう人であることは認める。

ひいては、悪口を言われてもその行為を許可しましょう」

というふうに…「相手を認める=相手の行為を認める」と考えていると、どうしても心の底で、

「なんで悪口言われたことなんて許さなきゃいけないの」

という納得できない気持ちが生まれて許せない。

相手の行為が許せないということは、それとイコールでつながっている「相手そのもの」も許せない。

こうなると、

「アイツをどうしてやろうか」

「どうしても頭から離れない、謝ってくれないと気が済まない」

なんて、悪口を言う相手をどうにかしようと躍起になってしまったりもする。

これが相手への恨みを潜在意識下に抱えたままの状態、赦せない状態。

 

 

ときには「許さない」と決意することも大切

 

私は、

「相手を赦せない」

っていうのは、

「相手を認める=相手のしたことを認める」

と、2つをイコールで結びつけて考えているから起こることなんじゃないかと思います。

相手を赦すということをするためには、ときには、

「それは許可できない、私は受け入れない」

と、断固なにかを「許さない」と決意することも大切だと思います。

そうして、嫌なものは嫌だと認めて嫌なものからは距離を置かないと、

自分の人生はずっと嫌なものがある状態のまま変わらなくなる。

ずっと嫌なものが近くにあるなんて状態では、相手を赦そうなんて心の余裕も持てなくなる。

 

 

引き寄せは「相手を赦す」ということはすすめているけれど、

「相手のした行為をなんでもかんでも許可しなさい」

とはすすめていないです。

「相手を認める≠相手の行為を認める」

「相手を赦す≠相手の行為を許す」

です。

ノットイコール。2つは別のものだと覚えておいてほしいなと思います。

相手の行為を許さなくても、相手を赦すことはできます。

イコールでつなげず分けて考えると、うまくいきます。

 

 

できない自分が許せない…という心理はどんなもの?

 

ではでは、自分を許すということについて。

この場合も、よく使われる漢字は「許す」のほうだけど本来は「赦す」を意味していますよね。

自分自身への憎しみ、自責の念を捨てることを指しています。

 

 

この「自分を赦す」ということがどうしてもできません…という人は、

自分でも気づかないうちになんとなく潜在意識下で、

「相手を認める=相手のしたことを認める」

というのと同じように、

「自分を認める=自分のしたことを認める」

と2つをイコールでつなげて考えてしまっているから自分を認められない・自分を赦せない…となるんじゃないか?と思います。

 

 

さっきの新人のミスだと、

「ミスしたのはしょうがないよ」

とミス自体をしてよかったこととしてしまうと、その後その人は伸びない。

「あなたがミスしやすい状態だったのは認めるしそこは責めないけれど、ミスしたことそのものを『OKだよ』とは許可できないから改善を」

としないと今後につながらないですよね。

全く同じように、自分がなにかをしたときに、

「しでかしてしまったことそのもの」

を許可しようとすると、自分が伸びなくなるのですが、それをしようとしている人が多いように感じます。

勉強しようと思ったのにダラダラとテレビを見てしまった、というとき。

「それをしてもいいんだよ、してもしょうがなかったんだよ、そんな自分を認めよう」

と、その行為も含めて良しとしよう、みたいな感じ。

 

 

その行為を許すのは良くないと潜在意識下で気づいている

 

ですが、その行為は…してもよい、ということにして良いのか?と。

「ダラダラとテレビを見る自分を認める」

ということをしてしまうと、ではテレビを見ていていいことになるし、勉強できる自分になれない。

これは単に自分を甘やかしているだけ。

そして、ほとんどの人は、

「これって単に自分を甘やかしてるだけなんじゃないの?」

「こんなことしてて、本当に自分は良くなれるの?」

ということに、心の底の底では気づいている。

ミスした新人を甘やかしても伸びていかないことはみんなわかっているのと同じように、

ダラダラした自分を甘やかしても自分が伸びていかないことは本当はみんな、すでに知っている。

だから潜在意識下で、自分でも気づかないうちに「それおかしくない?」というストップがかかり、

「自分を赦そうと思っても赦せません」

となる。

 

 

許さない強さを持つことで赦せる

 

こういうときには勇気を出して、

「私の、ここが良くないのだ」

と、自分のした行為を否定してみると良いと思います。

それは怖いことかもしれません。

自分のした行為が良くないことと認め、改善しなきゃいけなくなるのは、とても面倒だし恐ろしいことのように思えますよね。

でも、自分の行為を「許可できない」と自分で言えたときには、ある種のすがすがしさが生まれることに気づくと思います。

 

 

「自分を認める=自分のしたことを認める」

こう考えている人は、自分の改善点を認めたがりません。

自分のしたことを良くないことと認めるということは、それすなわち、自分が良くない人間だと認める、ということだと思っているからです。

自分をダメな人間だと思いたくない…。

そういう潜在意識下の思いが強い人ほど、自分のした行為を「良くなかった」と認められなくなります。

 

 

「良くない」と言う勇気を持てたとき、そんな自分を好きになれる

 

でもこれ、うーん、こればっかりはやってみないとわからないことなので言葉で説明しても実感はできないと思いますが、

思い切って、自分のした行為を良くなかった、と心底から認めたとき、

「私は成長した」

という自負が生まれるものなんです。

認めるのが怖くて逃げ回っていたものと対峙したのですから、そのとき人って確実に、

「私は、逃げるのをやめて立ち向かった」

「今までよりも強くなった」

という自信が湧くものなんです。

すると、

「あぁ、自分の弱点や改善点を認めるということは、自分をダメだと認めることではなくて、強くなるということなのだ」

と気づきます。

そうしてひとまわり強くなってから改めて自分の弱点を見ると、

「あれ、克服するのはひどく大変だしできそうにないと思って怖がっていたけど、そうでもない。できそうだ」

と思えるものなんです。

さっきすがすがしさが生まれると言いましたが、それはこういった自負・自信・気づき・できるという希望を得たときのすがすがしさです。

 

 

「弱点を認めるのは、自分を弱い人間だと認めること」

という思い込みから解放され、

「弱点を認めるのは、強くなるということ」

というのが、理屈ではなく心で感じられたとき、人は変われます。

自分に対して心から、

「これは許可できない点だ、私の弱点である。

でも、私自身が弱いとかダメなわけではない。その弱点は克服できる人間なんだから、やってみよう」

と思える。

「自分を赦す≠自分の行為を許す」

ということを、腹に(潜在意識に)落とし込める。

自分の行為を許さないことで、許さない強さを持つことで、その強さで自分を赦すことができるようになるんです。

こればっかりはやってみないとできるようにならないから、最初は勇気を出してやるしかないんだけど…。

 

 

「許せない」はあくまでも行為のみを見て言って

 

赦す…というのは、なんだか優しい感じのする言葉です。

が、私はある程度「これは許可できないものはできない」という厳しさを持っている人にしか、赦すことはできないと思っています。

なので、

「○○してしまったけど、そんな自分を良いと思おう」

としていても思えないならば逆に、

「私が今回○○したということ、その行為は本当に良くないことだったな」

と思うようにしてみてはいかがでしょうか?

 

 

このとき絶対に忘れてほしくないのは、良くないのは「行為」でしかないということです。

新人がミスしたとき、

「ミスしたあなたという人間は、ダメね」

とまで言う必要はありませんよね。

同じように、

「○○した私は、ダメな人間だ」

なんて考える必要はない。

「行為そのもののみ」に限定して、良くない、と言ってみてください。

それができるとひいては、

「しかし、私はまだまだこれから伸びるのだから、これくらいのことは克服できる」

という強さも生まれます。

そしてその強さで、自分を赦せます。

 

 

「良くないものは良くない」そう認められたとき、自分を赦せる強さが生まれる。

 

 

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カテゴリ:引き寄せの法則 

許せないものは許せない…。相手を許すことで潜在意識が幸せを引き寄せてくれると言われてもできない!というときは?

 

蓮の花

 

引き寄せの法則で「相手を許すことで豊かになる・幸せになる」というのは本当か

 

今回は、許しに関してのお話です。

よく引き寄せでは、相手や自分を許すと幸せになれると言いますよね。

これは本当か?というと、本当だとは思います。

 

 

なぜか?というと…。

人って何か被害を被ったと感じたときついつい、

「あの人のせいで、私は不幸になった」

と考えます。

そして相手に謝罪や反省など、態度を改めることを求めます。

「あの人が変わってくれれば、私の気が済む、私は幸せになれる」

と思って。

これって、自分の幸不幸は相手の意志・行動に委ねられているということ。

幸せになるためには、その相手が必要になってきます。

あの人のせいで不幸になった…ということは、ひいては、

「私は、あの人なしでは幸せになれない」

と認めたということ。

 

 

なので、憎い相手から離れないでいる人もたくさんいます。

私自身もそうだったのですが、

「親のせいでこうなった」

とひどく憎みながらも、ずっと同居していました。

はたから見れば、

「そんなに嫌いなら家を出れば?」

と思うかもしれませんが、家を出て相手から離れてしまうと、

 

相手を変えようとする機会・反省や謝罪をしてもらう機会を失う

相手が態度を改めることで自分が幸せになれる機会を失う

 

ということですから、憎くて仕方がないのに離れるわけにはいかない、となります。

「憎い相手に変わってもらう」という方法以外で、どうやって幸せになればいいのかわからないと、こうなります。

こうして、嫌いなはずの相手から離れられないでいる人もたくさんいます。

 

 

不思議ですね、そこまで憎んでいるのに、その人なしでは幸せになれないなんて。

そこまで憎んでいるのに、その人が誰よりも必要だなんて。

そんなおかしな状態を作り上げてしまうのが、

「あの人のせいでこうなった」

という思考です。

 

 

誰かを憎んでいない人は、そういうことはない。

自分が幸せになるかどうかを自分で決められる。

自分の幸せを自分で決定できる人と、

自分が幸せになれるかどうかが他者にかかっていて、その人がいないと幸せになれない人。

これはやはり、前者のほうがより幸せになれますね。

憎しみを手放し許すことで、

「憎い相手に頼ることなく幸せになれる」

という段階にいけますので、やはり許すことで許していないときより幸せになれるというのは本当のことだろうとは思います。

 

 

許したいけど許せないのは、心理下に「許すと不幸になる」という思いがあるから

 

こういったことは、引き寄せについて読んだりしたことのある人ならもう知っているかもしれません。

それで多くの人が、

「では、幸せになるために相手を許そう」

と思いはじめます。

それ自体は悪いことではないのですが、許そうと思ってハイそうしましょと許せるものではなく、許したいのに許せないと苦しむ人も出てきます。

 

 

では、なぜ許せないのか?

なぜかというと上で書いた、

「その人が態度を改めてくれないと幸せになれない」

という考えと、

「幸せになるために許そう」

という考えは対立するし、前者が勝ってしまうからですね。

「相手が態度を改めてくれれば→私は幸せになれる」

というのは、

「相手を許せば相手は態度を改めなくなる→私は幸せになれなくなる」

ことを意味しますので、心の奥深くでは、

「相手を許せば自分の不幸が決定する」

と思っている。

心底でそう思っているときに、どれほどネットとか本とかで、

「相手を許すことで自分は幸せになれる」

という言葉を聞いてそうしようとしてみても、心の奥底の強い思考、

「許せば私は幸せになれない」

のほうが勝つので、許せない。

自分が幸せになりたいと望む限り、相手を許すことはできなくなります。

 

 

これは、自身がそう思っているのだなぁということが自覚できると変われると思うのですが、

なかなかその自覚が持てない人も多いように思います。

意識の上では、「あんな奴死ねばいいのに」とか思っているし、ものすごく必要のない相手に思えるんですよね。

いなくなっても構わないと強く思っています、顕在意識上では。

よもや自分が心の底では「どうか幸せにして!」と相手にすがっている状態だなんて思いもよらないという人が多いし、

薄々そのことに気づいていても、

「あんな奴に私が頼っているだと!?絶対私はあんなヤツ、必要なんかじゃないもんね!!」

なんて気持ちがあって、自分が相手を必要としているということをうまく認められない人もいる。

まっすぐに、

「私は、あの人を必要としているのだ」

ということを見つめれば、そこから、

「いいや、そんな生き方は嫌だ!!」

という確固たる決意が生まれて生き方を変えられるのですが、

その自覚が曖昧なので、ひいてはその自覚から生まれる「嫌だ!変わろう!」という決意も曖昧なままになります。

変わろうという意志が曖昧なままならば、変われません。

しかしそういうことに自分で気づいていない状態だと、表面的には、

「なぜ変わるために(幸せになるために)こんなにも許そうと思っているのに、許せないのだろう?」

となります。

 

 

許すのが大事、感謝するのが大事と思い、人に舐められていく人もいる

 

あと、必死に許そう許そうとしている人の許し方って、

なにかちょっと違っちゃってるんじゃないかな?と感じることもよくあります。

「寛容な心を持てば、相手のことを許せる心があれば、自分は憎しみにさいなまれて辛い思いをしなくてすむ」

「だから、相手のすることを許せるようになろう」

…ということ自体は間違っていないと思うんですけど、なんか許し方がヘン?と思うことがあるんですね。

たとえば…、相手にひどい扱いを受けても、

「こんなことで怒っちゃいけないわ」

とか、

「相手はきっと私のためを思ってやってくれたのだわ、感謝しなきゃ」

とか思ってる人がいます。

なんというか、相手が何をしてきても腹を立てまい、感謝しよう、というスタンスの人。

「それのどこがいけないの?」

って思うかもしれないんだけど…私はこれ、許すことと赦すことの区別がついてないんじゃないかしら?と思えるんです。

 

○許す…なにかを許可すること

○赦す…怒りや恨みを手放すこと

 

です。

うーんと、例えば、あなたにお子さんがいてどっかで万引きしてきたとします。

 

○許す→「あら盗んだの、いいのよ~、欲しかったんだからしょうがないよね」と盗んだことを許可する

○赦す→盗みをしたこと自体は許可せずしっかり戒める。しかし、盗んだことで子を憎むわけではない

 

あるいは、あなたがいじめられたとする。

 

○許す→「いじめてもいいよ、怒らないでニコニコしてます」といじめという行為を許可する

○赦す→いじめ自体は許可しない。しかし、いじめられたときの憎しみは乗り越えて手放す

 

みたいな違いです。

許そうとしても許せないって人は、許可のほうの「許す」をしようとしてるように見えます。

「過去に私をいじめた人を許そうと思ってもどうしても許せません」

という人がいたりしますけど、そういう人って「いじめ」という行為自体を、してもよかったんだよと許可しようとしてるんじゃないのか?と。

でも、そこは許可するところではない。

相手にも事情があったかもしれないけど、いじめていいわけではない。

相手にも事情があったかもしれないから、いじめられてもしょうがなかったと思おう…とか、

相手の行為に許可を与えようとするから、できない…となるんじゃないかな。

別にそれはできなくていいと思うんですね。

そこを許可したら、人からなめられるようになっていくだけだと思います、

相手が間違っていても何も言わない、ひどいことされても何も言わない人間になるってことですから。

それはなんか違うだろうと自分でもなんとな~く感じていて、だから許そうとしても許せない。

でも、自分のしていること(許そうとすること)は良いこと、すべきことのはずだ…と意識の上では感じるので、

「すべき良きことをできない私は未熟なのでは?」

と思ってしまう。

いや、別に未熟ではない。

そこは許可しなくていいところです。

許可してなめられていく人もいるけど、なめられても幸せになれるわけではない。

 

 

相手を赦すためには、相手を許さないこともときには大切

 

私がはっきり意識してほしいな~って思うのは、

「許さなくても赦すことはできる」

というところです。

子が盗みを働いたとき、盗みを許さなくても子を赦すことはできますよね。

というかむしろこういうときは、赦しは必要でも許しはいらない、すべきではないと思います。

「盗んじゃったのね~、でも許すわよ~」

だとどうかな、それだと相手との良い関係は築けないんじゃないかな。

 

 

同じように、いじめを受けたとか、虐待されたとか、こっぴどくふられたとか、裏切られたとか、

そういうときに、「いじめ・虐待・酷い扱い・裏切り」そのものをしてもよきことと許可する必要はない。

それをしてもよいこととしてしまったら、なめられて、同じようなことする人に狙われるよ。

そういうことする人って、そういうことを許してくれる人を見抜くのがうまいから。

 

 

そうではなく、

「私はそういう行いは絶対に許さない、許可しない」

と、むしろ許すものか!と毅然としたほうがいいと思います。

私はそういうことが嫌いなのだ、許せないのだ、と、断固許すまいとする。

それは、自分の意志を持つことです。

私はこれが好きだけどあれは嫌いとか、

私はここまでは許すがこれ以上は許さないとかをはっきりさせるということは、

自分の人生を生きる上で、

「自分の意志でなにが良いか悪いかを決め、自分で良い方を選んでいこう。自分で悪いものは遠ざけよう」

という意志を持つことです。

なまじその意志を封印して許可を与えようと思うから、相手のことを許せないままになってしまい、心理的な縁が切れない。

絶対にそんなことは許可できないと心の底から拒否すれば、相手とは一線を引いたということなので、相手から心が離れられる。

それは、憎んでいる相手に幸せにしてもらおう…という依存的な状態から脱すること。

自立をすること。

自分の力で幸せになろうという強さを持つということ。

自分の力で幸せになろうという強さがある人は、幸せになれる。

そして幸せになるほどに、恨みは消えて赦しに近づきます。

 

 

人を許さなくても赦すことはできる。

あなたが許可したくないものはしなくても、幸せになれる。

 

 

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アファメーション、やり方やコツにとらわれすぎないで

 

森

 

今回はいただいた質問への回答です。

 

いつもメルマガをありがとうございます♪

毎回 楽しみにしています。

ところで、

「アファメーションするためにアファメーションする」

という言葉を読んで 自分が本当はそうなのかそうじゃないのか、

すごく気になってしまって自分でわからなくなってしまいました。
そういうのって自分でどのように見分けることができるでしょうか?
そしてもし、やっぱりちょっと残念な方向に向かってる感じだったらどのようにすれば良いのでしょうか?
また、このように気持ち的に躓いたような状態でもアファメーションは続けてる方が良いでしょうか?

そのまま続けてください、特に問題はありません。

 

アファメーションの効果が出ない人の中には、そこにとらわれすぎる人もいる

 

いつもメルマガを読んでくださって、私こそありがとうございます!

メルマガを読んでいない方のために、

「アファメーションするためにアファメーションする」

ということについての説明から入りますね。

 

 

「アファメーションをすると変われる!」

というお話を聞いて、そうかじゃあやるぞ!と意欲的に取り組んでいるうちに、

「まじめにアファメーションをすることそのもの」

が目的になってしまい、

「目標を達成するためにアファメーションをする」

というところから離れていってしまう人もいます。

 

 

うーん、たとえるなら…。

成績を上げるという目的を達成するための手段として勉強をするのが本来の在り方だと思うのですが、

「勉強をすることそのもの」

…手段そのものにとらわれてしまい、いかにノートをきれいにまとめるか?とか、

勉強机の上はきれいなほうがいいよね!と、整理整頓に必死になるような感じ?でしょうか…。

ノートをまとめることも整理整頓も勉強のために大切なことではありますが、

「ノートのまとめ方がキレイだと成績上がる」

「整理整頓が上手にできると成績上がる」

かというと、それはなんかちょっと違いますよね。

どこか頑張りどころがズレている感じがします。

でも本人は、成績を上げるためにまじめに頑張ってる!(確かにある意味まじめには頑張ってる)という意識が強く、

なにか本来の「成績を上げる」という目的からずれていることに気づかないことがあります。

 

 

同じように、引き寄せにおいてアファメーションというのはあくまでも、

「願いを叶える」という目的を達成するための手段なので、あまりに強く手段のほうにこだわる必要はないです。

願望達成のためにはやったほうがいいことなのは確かなんですけど、「こだわったほうがいいこと」ではない。

しかし懸命に、

「まじめに正しくアファメーションを継続しよう」

と思うあまり、いつのまにか願いを叶えることではなく、

「まじめに正しくアファメーションを継続することそのもの」

が目的にすり替わって、えんえんとアファメーションを続けている段階から抜け出せなくなり…、しかし本人は、

「私はちゃんと真面目にアファメーションをしているから効果が出て願いが叶うはずなのに、なんで変化がないの?」

と不思議に思う…ということがあります。

 

 

こういったことをメルマガ内で、

「アファメーションするためにアファメーションしている人は次の段階へすすめない」

とお話したことがあって、それを読んだ質問者さまは、

「えっ…私ってもしかして、これに当てはまっちゃってる!?」

と気になってしまったんですね。

 

 

いままさに、アファメーションのとらわれから抜け出そうとしている人から出る質問

 

では当てはまっているかどうか?についてなのですが、当てはまってます。

しかし、そこから抜け出そうという気持ちも強いですので問題はありませんよ~(*^^)

 

 

さっきの勉強の例をまた出しますが、こちらが、

「成績上げるために勉強するんだよ、勉強することそのものにとらわれすぎないでね」

と言ったとして、

「え、それなら…ちゃんといま私がやってるのが『成績を上げるための勉強』なのか、

『勉強することにとらわれている勉強』なのか見極めないと…うーんどっちだろう?

そこを見分ける方法ってなんだろう?

それがわからない状態では勉強しないほうがいいかな?」

と考え出して勉強する手が止まる人って、やっぱなんか、成績上げるという目的じゃないことにとらわれてますよね。

気にしてこういう質問をする、というのがとらわれの証拠です。

 

 

ただ、そのとらわれから抜け出そうとも思ってるんですよね。

完全にとらわれてきっていて自分のしていることは何も間違っていない!!と思い込んでいる人って、

「へぇ、そういう人もいるんだぁ~」

と完全に他人事みたいにしか思えず、よもや自分のことを言われているかもなんて発想すら出ずにせっせと見当違いのことをするもんです。

なので、

「とらわれてて、かつそのとらわれから抜け出したいと思っている人」

しかこの質問はしないだろうな、と思います。

 

 

ということで、あらためて質問者さまの質問に順に答えてみますね。

 

「アファメーションするためにアファメーションする」

という言葉を読んで 自分が本当はそうなのかそうじゃないのか、

すごく気になってしまって自分でわからなくなってしまいました。

意識の上ではっきりとわかっていないだけで、無意識のうちに質問者さまは、

「自分はとらわれすぎちゃっているようだ」

ということを理解しているし、そこから抜け出そうともしている状態です。

 

そういうのって(アファメーションにとらわれすぎているかどうかって)自分でどのように見分けることができるでしょうか?

「とらわれていないかどうか?」ということを気にする気持ちがあるかどうか、で見分けてください。

そこを気にするようでしたら、とらわれがあるんだと思います。

 

ちょっと残念な方向に向かってる感じだったらどのようにすれば良いのでしょうか?

とらわれている自覚がまったくないと残念な方向に向かいますが、

質問者さまは気づいて改善しようとしていますし、改善の方向に向かっていますので問題ありません。

特に何かをする必要はなく、今後同じように気になったときには、

「あぁ、私は気にしているな、とらわれる気持ちが存在しているのだなぁ」

と自覚し、認めればそれでOKです。

自覚できたとらわれは消えます。

 

気持ち的に躓いたような状態でもアファメーションは続けてる方が良いでしょうか?

気にして中断すると、かえってとらわれの中にとどまることになってしまいます。

表面的につまづいているような感覚になっていると思いますが、

実際には改善の方向に向かっていて、むしろ前進している最中ですし、

問題はありませんのでそのままアファメーションを続けてください。

続けていれば(自覚はなくても)さらに良い方向に向かいます。

 

 

アファメーションをしていて感じるつまづきが、つまづきとは限らない

 

忘れないでいてほしいな~と思うのが、

(質問者さまだけではなく、これを見ているみなさん全員に忘れてほしくないのですが)

引き寄せの法則は潜在意識から変える方法なので、

「変化は自覚できない」

というところです。

といっても、変わってくれば徐々にその変化が現実に反映されますのでいずれは気づくことにはなりますが、

「いま、このくらい、良い方向に(あるいは悪い方向に)潜在意識が変化した」

とかいうハッキリとした自覚は無理なんですね。

なので、意識の上で変わっていないとか、悪い方向に行ってるような気がしても、焦らないでほしいなと思います。

 

 

今回の質問者さま、潜在意識下ではちゃんと目標にフォーカスしています。

いま、

 

①願望を達成するぞ~という思考がちゃんとある

②「じゃあ願望達成のためには、このアファメーションに対するとらわれは解消したほうがいいな」と潜在意識が判断する

③解消のため「岡野真に質問する」という行動につながる

④とらわれを自覚し解消することによって、願望が達成しやすい現実へと変化する(①の現実化の最中)

 

という良い流れの中にいるんですけれど、顕在意識上で、

「ハッ!私の潜在意識がいま!『アファメーションに対するとらわれは解消したほうがいいな』という判断を下して!私にこの質問をさせているのだァッ!!」

とかいう自覚はなかなかできないので、意識の上では、

 

○すごく気になる

○自分ではわからなくなる

○残念な方向にいっちゃってるかもしれない

○気持ち的につまづいている

 

と、むしろ悪い方向に行ってるというか、迷路に迷い込んでいるような錯覚に陥って嫌な気持ちになることがあります。

今回の質問者さまは願望への思いが強かったので、途中で、

「もうわからないよ~。こんな気持ちがつまづいた状態で続けるなんて無理~」

とか投げ出さなかったのでよかったですが、そうやってやめる人もいます。

「ちゃんとアファメーションしているのに良い気分になれない!」

「アファメーションで良いことが起きるなんて嘘だ、効かないんだ!」

と早急な判断を下してやめてしまう人もいるのですが、

それはあくまで自覚できる範囲内で出した結論ですから、それが本当の結論だと思わないほうがいいです。

もう少し気長に続けてみてください。

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

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引き寄せの行動不要論って本当なの?ほんとに行動しないでいても夢は叶うのか?について。

道

 

引き寄せでは結局、行動は必要なのか不要なのか?

 

今回は、「行動」についてのお話です。

引き寄せって、

「願えば現実になる、イメージすれば現実になる」

とよく言われますよね。

これを聞いて、

「そうか、引き寄せではなんの行動もしなくっても夢は叶うんだ!」

と思って引き寄せに興味を持った方も多いと思います。

私もその一人で、

「ただ願うだけでいいんなら超お手軽じゃん!努力とかしなくていいじゃん!」

というのが引き寄せをやってみようと思った動機です。

 

 

でもでも、引き寄せについて語っている人の中には、

「行動することは必要です」

と言っている人もいる…。

え?やっぱ行動しなくちゃいけないの?どうなの?

と、なんだかここのところがよくわからない人もいると思うんですが、結局どうなのさ?というと、

 

 

 

 

行動は必要です。

 

 

 

 

ただ、引き寄せで必要な行動というのは「努力の伴わない行動」です。

一生懸命頑張るぞ!といった努力は不要なのですが、なにかを行うことは必要、ということ。

 

 

人は好きなことならば、努力だと思わず行動する

 

たとえばあなたがめっちゃゲームが大好きだとして、

もうずーっと前からものすっごい楽しみにしていたゲームソフトが発売されるとする。

ひゃー、もういてもたってもいられない!くらいにワクワクして、ソフトを予約していたお店に買いに行き、ゲット!

…というとき、あなたは確実に「行動」はしてますよね。

ゲームについて調べたり、お店に予約を入れたり、当日に起きて着替えてそのお店まで出かけたり、などなど。

ゲームを手に入れるという目的達成のために必要な行動はしている。

ただ、その行動をしているときに、

「私は目標達成のために、いま懸命に努力しているのだ!」

とかは思わないはずです。

もうウッキウキで誰に言われずとも、「やりたくてやっちゃう」と思うんです。

 

 

ゲームが苦手な私からすると、

「よくあんな大変なことができるなぁ…」

と思うんですけど、ね。

だって、ゲームの途中でむずかしい謎解きが出てきたり、なかなか倒せない強い敵とか出てきますよね?

私は昔ゲームやったことあるけど、それが大変で、苦痛でですね…、

どんなに「頑張ってやるぞ!」と思っても、とにかく辛くてしょうがなくってできないし続かない(;^ω^)

という話をゲーム好きの友人にすると、

「それをやるのが醍醐味じゃねーか!それやらないでなにが楽しいんだ!」

と言われます。

まぁ好きな人からすると確かにそこが醍醐味ですよね、強い敵がいるからこそ燃える!わけであって、

一発で倒せる敵しか出てこないゲームとかなんやねんってなりますわな。

興味のない者からすると、「なぜそんな面倒なことを…?大変そう…」と見えることでも、

それが本当に好きな人は、「その大変さこそが楽しい」とすら思っている。

人は本当に好きなことに関しては、自分が努力してるかも?なんて夢にも思わず行動に出てしまうものです。

 

 

努力の伴わない行動をするための2つの条件

 

ただですね、あなたがウッキウキではじめたゲームでも買った直後に、

「ゲームにバグがありました。

途中の謎は解けないし、出てくる敵を倒す方法もありません。攻略できないゲームです」

とか公表されたときにゃあ、そこでやる気も失せると思います。

「ゲーム好きなんでしょ?じゃあ好きなことなんだしやりなよ」

とか言われたって、やっぱこれだと苦痛になると思うんですね。

人が「努力してる」という意識なしに行動できるのは、それが好きで、かつそれができるとわかってるときだけ。

好きじゃなければ当然苦痛なだけだし、好きでも最初からできないとわかりきっていたりしたら、やっぱ苦痛です。

つまり、「努力の伴わない行動」ができるためには、

 

①それが好きであること

②それができるとわかっていること

 

の2つが必要です。

で、人生がうまくいかないという人って、どっちかが欠けてるんです。

 

①好きでもないことをやろうとしている

②好きだけど、できないと思っている

 

どっちかだから、行動するときに「努力している」「努力しなきゃ」と感じてしまう。

なので引き寄せでは、この2つを満たすために、

 

①好きなことをやりなさい、ワクワクすることを選びなさい

②それができると確信しなさい

 

と言われます。

 

 

不思議なもんでですね、この2つが揃わないと人って楽しんで行動できないのですが、

裏を返すとこの2つさえそろっていれば、どんなことでも楽しんで行動しちゃうんです。

人生において、好きなことをし、そこにやれるという確信があれば、人は必ず努力を伴わない行動に出だす。

途中の困難さえも、「他人から見れば困難に見える」というだけで、本人は、

「だからこそ楽しい、それが醍醐味」

とか思って、困難だとすら思わずにやる。

 

 

もちろん、ときには嫌だな~とか面倒だな~とか思うこともあるかもしれないけれど、そこでやめたりはしない。

ゲーム好きな人が、謎解きしてるときにたまに「あー、わかんねー!」とイライラすることがあっても、

でも結局は途中で投げ出さずにやるのと同じことだと思うんですね。

なんだかんだで結局は、心の底ではそのイライラすら楽しんでいるからやる。

好きじゃないことをしていたり、どうせできないという思いが強い人からすれば、

「あれほどの困難、血反吐を吐くほど努力しないと乗り越えられない」

「なんであんなことができるんだろう、生まれつきすごい才能があるからか?」

とか思うんですけどね、それは見ている側に2つの条件がないからそう感じてしまうだけ。

 

①好きなことをやりなさい、ワクワクすることを選びなさい

②それができると確信しなさい

 

この2つができれば、周りが「すげぇ努力だ!」と言っちゃうほどの行動を、あなたも努力なしに取り始めますよ(*´ω`*)

 

 

引き寄せでは行動することは必要である。

ただし自分では「いま行動(努力)している!」という自覚がないため、行動不要に思える。

 

 

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録音アファメーションは本当に効果があるのか?聞き流すとか、寝ながらでも効果はあるのか?についての解説。

音楽

 

録音したアファメーションでも効果はあるのか?

 

今回はアファメーションについてです。

わりとよく、

「アファメーションって自分でしなくても大丈夫でしょうか?」

というご質問をいただきます。

YouTubeにアファメーション動画とかありますよね、そういうものを聴いたりするのでも効果はあるのか?

ということですが、効果はありますよ(*^^)v

 

 

なぜ効果があるか?についてなんですが、これは単純に、人間の脳は聴覚からでも刺激を受けるからです。

たとえば好きな歌のCDを聴くとします。

聴くと元気が出たりしますよね。

もし効果がないなら、聴いても元気が出るなんてことはなく気持ちは変化しないはずですが、しますよね。

怖いお話の朗読を聴いてゾッとする…とかも、効果がないなら怖くもなんともならないはずですが、怖いです。

人の話を耳から聞いて面白いと感じたり腹が立ったりすることも、当然ある。

…というように、聴覚からの刺激で人の思考や感情が変化するというのは当たり前のことですから、

「効果ないかも…?」

な~んて心配はご無用、安心して聴いてほしいと思います。

 

 

あ、ただ一応言っておきますが効果はあると言ったって、

「人を問答無用で変えてしまうほどの強烈な効果」

とかまではないですからね~、そんなのあったら怖い、誰かに聴かせたら思い通りにできちゃう(;^ω^)

 

 

アファメーションは聞き流すだけでも効果はあるの?

 

では次に、

「腰を据えて『さぁ聴くぞ!!』とかいうのじゃなくて、家事をしながら聞き流すとかでもOKなの?」

についてですが、基本的にはOKです。

聞き流すのでも人は無意識に音の影響を受けています。

 

 

あ、そうそうたとえばお店のBGMありますよね。

あれって別に「さぁ、聴くべ!」と思って聴いてる人はあんまいないと思いますが、

ただ聞き流しているだけでも知らず知らず影響受けてるんですよー。

お昼にはアップテンポのBGMを流すと、知らず影響を受けて人の食べる速度が上がります。

なのでお店の回転率を上げたいお昼時なんかはアップテンポの曲をかけているお店もありますね。

 

 

テレビのCMソングとかも、「覚えるべ!」とか気合い入れて聴く人あんまりいないと思いますが、

なんか何度も聴いているうちに覚えちゃって気づくと口ずさんだりとか。

で、お店で「あ、あのCMソングの商品だ!」と買ったりする。

聞き流していても、こういう感じで無意識に影響を受けていきます。

 

 

言語に関連する作業をしていないときに聴くほうが効果的

 

ただ、聞き流すのであれば「言葉」に関連する作業をしていないときのほうが良いと思います。

人間の脳って、似たような系統の作業を同時にこなすことが苦手です。

たとえば、食べながら音楽を聴くとかは同時に難なくできますけど、

人の話を聞きながら本を読む…となると、どっちかがおろそかになりませんか?

話を聞いている間本を読む手が止まったり、本を読んでたら相手の話がわからなくなったりとか。

前者は「食事」と「音楽を聴く」で関連がないのに対して、

後者は「言葉を聞く」と「言葉を読む」で、どっちも言葉に関連していますね。

こうして同じようなことを同時にしようとすると脳は、

「うわー、同じようなこといっぺんにっていうのはちょっとキツイですわ~」

となるのでうまくいかないんです。

なので、アファメーションの言葉を洗濯しながらとか、食事しながら聴くとかはいいんですが、

パソコンの文字を読みながら、携帯の文字を追いながら…とかだと脳のパフォーマンスが落ちるぶん効きづらいかと思います。

言葉に関連していない作業の時に聴くのがおすすめです。

 

 

寝ている最中に流しっぱなしにするのは避けたほうが良い

 

「それでいくと、寝ながら聴くのは問題ないよね?」

というと、はい、問題ありません(*´▽`*)

でもでもちょっと気をつけてほしいのが、睡眠中ずっと流しっぱなしにしない、ということです。

中には、

「寝ている間も潜在意識は働いているっていうし、だったら寝ている間じゅう流しっぱなしにしておけば睡眠中にアファメーションできるぞ!」

と考える方もいるのですが、寝ている間に音が流れていると、

「わー、この音を処理しないとー!」

という方向に脳がいってずっとその音の処理に追われて疲れてしまいます。

脳がしっかり休まらないし、休まらなければ人は当然、

「眠い、疲れが取れない、やる気ない」

となっていきますので、アファメーションを流しっぱなしにしてしまったせいで疲れが抜けきらずやる気なくなってきた…とかにならないよう、

ベッドに入って20~30分ほどで音が切れるようにタイマーセットしておくほうがよいですね。

 

 

「聴いてるけどアファメーションの効果がない…」という人は?

 

ここまで読んで、

「私、聴いてるけどなんの効果もないんですけど…」

と思った方もいるかもしれませんので、なぜ効果のない人がいるのか?についてです。

 

 

この効果ない、というのなんですが、

「数日聴いても効果がありません」

とかいうのなら問題ありません、れは単に聴く日数がまだ少ないだけなので、継続してみてください。

ではなくて、

「何か月も聴いてるのに効果ない」

という人もたまにいるのですが、そこまで長期間聴いてもなんの効果ない人ってそもそもの、

「効果出すぞ、私は変わるぞ」

という意志が薄弱な気がします。

 

 

最初のほうで「人を問答無用で変えてしまうほどの強烈な効果はない」と書きました。

あくまでも、自分の思考のバックアップ、くらいのものなんです。

「さぁ、元気出そう、今日も頑張るぞ!」と思考して、そこで「元気の出る曲」を聴くとする。

この場合「元気の出る曲」って、自分の「元気出すぞ」という思考のバックアップになりますよね。

なので元気が出ます。

 

 

でもでも、これがもし、

「失恋した…もう死にたい…死ぬことしか考えられない…」

というような、どん底の悲しい状態にいるときに聴いても…まぁ、あんま効果ないですよね。

強制的に曲に「元気にさせてもらえる」なんてことまではないわけです。

同じように、アファメーションの音声が強制的にあなたを変えてくれるということはないし、

そもそも、「変わるぞ」という思考というか、決意というか、目的がないと、変わるための音はバックアップとして機能しないです。

 

 

「変えてもらおう」という依存心があると変われない

 

ずーっと効果が出ない人というのはなんか、

「アファメーション音声に変えてもらえる」

みたいなスタンスに見えるんですね。

バックアップの役割しか持っていないものに過剰に期待・依存している感じ。

「これを聴いてれば私は変わるんだ…頼むから私を変えてくれ…」

「聴いたんだからいいことあるんでしょ?あってくれ…」

みたいな…。

これってね、

「自分ではないものになんとかしてほしい、何か与えてほしい」

という依存心から手を出したものがその音なわけですから、その後、

依存したいという思考→音を聴く、依存したいという思考→音を聴く、

という行動を繰り返すと、脳内で「依存=その音」とつながって学習がなされます。

 

 

「依存=その音」と学習が行われると、

「その音を聴いたことを引き金に、依存心が引っ張り出されてくる」

となります。

これを何度も繰り返していればどんどん依存心が強く定着していき、人生が変わるどころかかえって変わりづらくなります。

でも、

「私は変わるための作業としてちゃんと音を聴くということをやってるぞ!」

というのが意識の上での解釈なので、自身の依存心が膨らんでいっていることに自分でも気づかなかったりもします。

 

 

もしいま、

「もう何か月も毎日聴き続けているのになんの効果もない」

という方がこれを読んでいるとしたら、

「私はこの音を、『変わる』という目的を達成するためのバックアップとして使っていたのか?」

「それとも、『この音に変わらせてもらうこと』が目的だったのか?」

について、考えてみてください。

 

 

あと、

「そうか…録音アファメーションには効果あるのか…。

じゃあよくある『引き寄せ体質になる!』とかいう音楽にも効果あるのかな?」

と思った方は、こちらの記事もどうぞ↓

★幸運を引き寄せる音楽に効果はあるのか?★

 

 

録音アファメーションでも、潜在意識には効果あり。

 

 

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潜在意識と親との関係って?「親を許す」をしないと好転しないのか?

階段

 

今回はいただいた質問の回答です。

 

どこかで、

「人生を成功させたいのなら良い親子関係を築かなければならない」

と聞いたことがあります。
私の家族は幼少の頃から仲が悪く、常に向いている方向がばらばらです。

両親も不仲で、私は父親との関係が険悪そのものでした。

(両親は15年程前に離婚し、父は数年前に病で他界しています)

母親とは現在は良い関係を築けているとは思うのですが、

ある日ブレインダンプでノートに自分の本心を書いてみたところ、

母親のことも実は憎んでいたとわかったのです。

それと同時に、

「あんなに仲の悪い二人が出会わなければ私が生まれることもなかったし、

人生が行き詰まることもなかった。許せない」

という感情がどんどんと湧き出てきました。

その感情を昇華し、本当の意味で両親を許すことが出来れば、私の人生も好転するのでしょうか?

順序を逆に考えてみてください。

「ご両親を許せると人生は好転する」ではなく「人生が好転するとご両親を許せる」です。

 

 

「親を許すと幸せになる」だと、引き寄せ的には順序が逆

 

「人生を成功させたいのなら良い親子関係を築かなければならない」

これってよく言われることですよね。

もう世界中に、漠然と広がっている観念だと思います。

はてさて、これは本当のことなのか?というと、うーん…。

そういう場合もあるかもしれないし、絶対にそういうことがないとは言わないですけれど、

私としては「順序が逆になっているのでは?」と感じます。

 

 

「幸せになると親を許せる」のほうが簡単

 

一般に、

 

①親との関係が良好になる

②成功する

 

と考えられがちなんですが、引き寄せだと、

 

①成功する

②親との関係が良好になる

 

です。

詳しくは引き寄せに過去は関係ないという記事をご覧になってみてください。

 

 

一般的には時間は過去から未来へと流れていると考えられていますので、

「現在を良くしないと未来が良くならない」

と考えられがち。

つまり、

「現在の親子関係を良くしないと未来で成功できない」

と考えられがちなのですが、これは引き寄せと対立する考え方です。

引き寄せでは未来から過去へと時間が流れているとしていますので、

「未来を良くしないと現在が良くならない」

つまり、

「成功する未来を決定しないと現在の親子関係が良くならない」

ですね。

 

 

決めるのは親を許すか否かではなく幸せになるか否か

 

なのでまず、

「私の人生は好転する、幸せになる、できる」

と未来を決定してしまいます。

すると、その未来に従って現在と過去が変わっていきます。

なので過去を乗り越える必要はないし、現在を変えようとする必要もないです。

それはやろうと思わずとも勝手にできるようになっていくからです。

 

その感情(親が許せないという感情)を昇華し、本当の意味で両親を許すことが出来れば、私の人生も好転するのでしょうか?

 

というご質問なのですが、

「私は人生を好転させると決意することができれば、許せないという感情の昇華ができ、本当の意味で両親を許すことができる」

と、逆になると思います。

許せば幸せになれるのではなく、幸せになろうとすれば許せる。

 

 

やりたいことをやれないから、苦しいのではないか?

 

こう聞くと、

「え?幸せになれば許せる?

…え、でも、幸せになるってのは許さないとできないんじゃないの…。

許さないで、こんな恨みを抱えたままで、人を憎んでいる状態のままでどうやって幸せになるの?」

って思うかもしれないんですけど、もしそう思ったとしたならば心の中に、

「恨みと幸せは両立しない」

という固定観念があるのではないか?と思います。

でも、私は恨みと幸せは両立すると思うんですね、

「人を恨むことで幸せに近づく」

ということも、あります。

 

 

親を憎むことが、自分を認めることにつながる

 

たぶん質問者さまは、心の底では、本当はもっともっとご両親を憎みたいんじゃないでしょうか。

それがやりたいことならやっていいですし、やりたいことをやったぶんだけ、人は幸せになれます。

 

 

これを聞くと、

「えっ、いや…でも、親も親で事情があったし…それでも精いっぱいやってくれたと思わねば…」

というお気持ちがあるかもしれないけれど、でもでも…それだと、

「質問者さまの事情はどうなるんだ?誰が質問者さまに精いっぱいやったね、と言ってくれるんだ?」

と、私は思うんです。

親の事情とやらに幼い頃から振り回されて、したくもない思いをさせられて辛かった、悲しかった、苦しかった、という質問者さまの思いは、誰が汲んでくれるのか?

 

 

「私よりもっと大変な思いをしている人もいるしなぁ」

と思うかも、しれない。

けれど、見も知らないどっかの赤の他人と比べられて、この程度で辛いと思ってはいけないんじゃない?と、

我慢を(自分自身から)強いられている質問者さまの思いを、誰が汲んでくれるのか?

 

 

せめて質問者さま自身くらいは、その自分の事情や心情を汲んで、認めてあげてほしいな、と私は思うんです。

「そうだ、私は悲しかった。よくもこんな思いをさせたな、私は辛かったんだぞ」

「誰がなんと言おうが、私はあのとき、確かに辛かったのだ」

「むかつく、むかつくものはむかつく!そう感じるものは感じる!」

と親に怒りを向けることは、いままで我慢してきた自分を認めてあげることだと思うんですね。

そうしてどんどん「怒る・憎む」という行為を通じて自分で自分を認めることによって、

余裕が生まれて幸せへと近づいていくと思うんです。

 

 

でもたぶん、質問者さまの心の中には、

「人を憎むなんてことを『自分のやりたいこと』とするのは良くないことなのだ」

みたいな観念があって、やりたいこと(憎むという行為を通じて自分を認めること)をできないでいる状態なんじゃないかと思います。

やりたいのに、やるべきじゃないという観念があるため、やれない。

質問者さまが苦しいのって、この、

「自分の望むことができていないという苦しみ」

なんじゃないかな、と思うんです。

親を憎んでいるからうまくいかないというよりはむしろ、親の憎み方(自分の認め方)が足りないからうまくいかないんじゃないかと感じるんですね。

たぶん、質問者さまの頭の中で、

 

①恨みがある

②それを手放す(許す)

③恨みから解放され楽になれる

④前向きになれて幸せになっていく

 

みたいな順になってると思うんですけど、

 

①幸せになるぞ

②そのためにはもっと親を恨もう(今の自分がやりたいことをやろう、今の自分が感じていることを認めよう)

③やりたいことをやれている余裕で前向きに幸せになっていく(①が実現していく)

④気持ちに余裕ができたので許せる

 

だと思います。

 

 

「人を憎む思い」がうまくいかない現実を作るわけではない

 

どうしても、

「人を憎むなんてことをやりたいこととしていいのか?」

「人を憎んでいる状態で前向きになる?幸せになる?そんなうまくいくの?」

と思うかもしれませんが、人は人を嫌っていても余裕でうまくいきますよ(*^^)v

「嫌うべきではない」とか思っているより「ムカつくもんはムカつく」と素直に心に従っていたほうが、むしろうまくいきます。

 

 

うまくいかないのは、

「憎むのは前向きなことじゃないので良くない、そういう人間は幸せにはなれない」

「人を憎んでいるから私はうまくいかないのだ」

「怒りはないことにしたほうがうまくいく、あると認めると良くないことが起きる」

と思考している人だけです。

この場合潜在意識は、

「ほう、『人を憎んでいるとうまくいかないと思い続けること』がこの人の願いなんだな。

じゃあ、そうしてあげよう」

というふうに働くため、うまくいかなくなります。

うまくいかなければ、

「ほらね、やっぱりうまくいかなかった。これは人を憎んでいるからだよね…」

と言うことができますので、「そう言うことができるような現実」を無意識に自分で作ってしまうんですね。

 

 

こういうとき人は、

「私の『人を憎む思い』が、うまくいかないという現実を作っているんだ」

と考えてしまいますが、「人を憎む思い」がうまくいかないという現実を作るわけではないです。

「人を憎む思いがあるとうまくいかないという思い」が、うまくいかないという現実を作ります。

「親を許さないから」幸せになれないわけではないんです、

「親を許さないと幸せになれないと思考するから、その自分の思考のせいで」幸せになれないだけ、なんです。

「親を憎んでいようがなんだろうが私はうまくいく。幸せになってよい、なるのだ」

と思考できたなら、その思考も現実になるので、憎んでいようがうまくいきます。

 

 

好転を阻んでいるのは「恨むのは良くない」という固定観念

 

「恨みを手放せたら幸せになれる」

というのは、

「私は幸せになれる。ただし、恨みを手放すという条件をクリアしたときに限る」

ということですね。

この場合、幸せになるために潜在意識はまず、その条件をクリアしようと働きます。

「恨みを手放す」という条件クリアのためにはまずは、

「私はこれこれこういうふうな恨みを持っているのだ」

という認識がないといけないですよね。

「持っている」という自覚がないと手放しようがありませんので、

潜在意識は恨みを顕在意識に上らせて自覚させようとしてきます。

そのため質問者さまは、ブレインダンプをしてご両親への恨みに気づいたのかと思います。

 

 

恨みに気づいたものの、ここでジレンマが起きている

 

で、恨みに気づいたならばあとは上で書いたように、

「私は、恨んでいるのだ!」

とはっきりと認めて恨めばいいんですね、それをすると恨みは解放されて小さくなり、晴れていく。

しかし、質問者さまには「恨むことはよくないこと」という強い観念もあり、恨むことに抵抗がある。

恨みを手放すためには恨む必要があるのに、恨むのはいけないことなので恨めない。

恨むことができないから、恨みが手放せない。

こんな感じでなんだかにっちもさっちもいかなくなってるのが今の状態かと思います。

 

 

この状態のまま、

「恨みを手放し、幸せになるにはどうすれば…?」

と考えつづけるよりも、

「なんで親を恨むのが悪いことなのだ。そうしたいんだからしてやるんだ、憎いものは憎いのだ」

「親を憎んでるとなんで幸せになれないんだ、憎いまま幸せになっていいのだ」

という思考に変えていくと早いかなと思います。

そうすることで、

「恨みを手放すという条件をクリアしたときに限り幸せになれる」

「(恨みを手放すという条件をクリアするためには恨まなければいけないのに)恨むのはしてはいけないことである」

という、2つの観念が矛盾を起こしてどうにもできなくなっている状態を解消できるため、潜在意識はすんなりと幸せにむかえるようになります。

 

 

「親への憎しみ」ではなく「親を許すべきという観念」を手放して

 

自分自身に親を憎むことを許可すると、憎むことに抵抗を感じなくなりますし、

憎むことで余裕ができてきて視野が広まったり、新しい発想が出たり、我慢強くなったり、思いやりが出てきたりします。

そうして人生は好転していきます。

好転すればするほどにますます余裕ができます。

そして、その余裕をもってして今とは違う角度で親を見たときにはじめて、

「ま、あの人らもあの人らで事情があったんだな」

ということが、理屈ではなく芯からわかるのではないかと、思います。

 

 

でも、これは今とは心情が変わったりして、違う視点でものを見られるようになったからこそそう思えるわけで…、

余裕が生まれ、幸せになったからこそそう思えるわけであって、

そう思えれば余裕が生まれて幸せになれる、というのだと逆じゃないかなぁ、と。

なので、

「私は人生を好転させると決意することができれば、本当の意味で両親を許すことができる」

と、逆に考えてみてくださいと冒頭で言いました。

 

①幸せになる、人生に余裕を生むのだ、憎しみがあろうがなかろうが人生は好転するのだ、と先に未来を決定する

②そうなるために必要な「憎む」という行為が現在でできるようになる

③憎むことができるようになることで憎しみが消えていき余裕が生まれる

④その余裕をもってして過去を見たときに、過去の解釈がこれまでとは変わる

⑤許せる

 

と、未来を決めることで現在と過去を変えられるよ、ということですね。

親を許せば人生が好転するわけではなく、

「私の人生は、親など関係なく好転して良いのだ、するのだ」

と、自分の人生が良くなることを自分に許すと人生は好転します。

いま許す相手は親ではなく、自分自身ではないでしょうか?

参考になれば嬉しいです(*´ω`*)

 

 

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